ザウバー・チーム、豪GP失格への抗議は断念へ
James Key (C)BMW Sauber F1
拡大します
せっかくの開幕戦W入賞をマシン・レギュレーションの解釈から失格となってしまったザウバー・チームだが、レース直後の勢いとは裏腹に結局正式な抗議は断念した模様だ。
問題となったのはリヤウィング上端部におけるエレメントのわずかなカーブ部分によるものとみられるが、同チームのジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは「例えこの部分がレギュレーションに抵触していたとしても、何らマシンに利点はもたらさなかった」として意図的なものでないことを強調したものの、結局周囲の観測通りFIA(国際自動車連盟)への正式な抗議は見送った。
F1ではこれまでこうしたケースで抗議が認められたケースはほとんどなく、逆に抗議したことによりさらに重い処分を受けるというのが通例になっている。
| 固定リンク