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2011年1月

2011/01/31

『グッドスマイルカンパニー』、小林可夢偉との契約更新

Good Smile Company (C)Good Smile Company

フィギュア・玩具製品・製造販売大手のグッドスマイルカンパニーが、小林可夢韋(ザウバー・チーム)とのパーソナル・スポンサー契約を延長したことを発表した。

同社の小林可夢偉とのスポンサー契約は昨シーズンの第13戦ベルギーGP時からスタート。
最終戦まで継続したあと、今回のフルシーズンのサポートへと進展したもの。
この契約により、今シーズン同社のロゴが小林可夢偉のヘルメットに掲出されることになる。

これについて小林可夢偉は、「2011年シーズンも、昨シーズンに引き続きグッドスマイルカンパニーから支援してもらうことになり、たいへんうれしく思っている。
最終戦まで持てる力を存分に発揮し、同社の期待に沿える活躍ができるよう頑張りたい」と、意欲をみせた。

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ロータス・ルノーGPの新型車『R31』はスパイ写真が流出

Lotus Renault R31 (C)F1 Today
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28日(金)のフェラーリ・チーム以降、31日(月)・1日(火)には各チームの新型車発表が相次ぐが、これに伴いスパイ写真(盗撮)もメディアに登場している。

過去、F1でも輝かしい戦績を誇ったルノー・チームは今季ロータス・ルノーGPとして参戦することになっているが、ここでもガレージで作業中の新型車『R31』がオランダのメディア『F1トゥデー』により撮影された画像が流された。

カラーリングは先に明らかにされたようにロータス伝統の黒地にゴールドのストライプが特徴的だ。
この雄姿が公式にお披露目されるのは今日31日。
合同テストが行われるスペインのバレンシア・サーキットとなっている。

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メルセデスGPの新型車『W02』がお披露目される

MercedesGP『MGP-W02』(C)Mercedes Motorsport
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ミハエル・シューマッハ&ニコ・ロズベルグ両有力ドライバーを擁し、2011年のタイトル獲得を狙うメルセデスGPでは、他の多くのチームと同様2月1日(火)のバレンシア合同テスト初日の新型車発表を予定しているが、これに先駈け自身の公式サイトで1枚だけの写真が公開された。

ただチーム関係者によれば最初に走行するのは暫定型で、テストを重ねると共に変更が加えられる予定という。

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2011/01/30

N.ハイドフェルド、メルセデスGPへの復帰は無理か?

Nick Heidfeld (C)Mercedes Motorsports
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2009年シーズン限りでF1レースドライバーのポジションを失い、昨季はメルセデスGPでリザーブ&テストドライバーに就く一方、ピレリタイヤのテストや終盤5戦をザウバー・チームから出走するなどしたニック・ハイドフェルド(33歳:ドイツ)だが、今シーズンの展望はまだ見出せていないようだ。

これについて母国ドイツのメディアからはメルセデスGPリザーブ&テストドライバーへの復帰が最有力とされているものの、同チームの関係者は、「すでにシューマッハ&ロズベルグという二人のドイツ人ドライバーを擁していて、さらなるドイツ人は必要としていない」と、つれない見解をドイツ・メディアに示しているという。

なお昨季もメルセデスGPはレースドライバーがシーズン前テストも独占、結局ハイドフェルドに実際の出番はないままだった。

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フェラーリ新型車の開発にトヨタ自慢の風洞が寄与

Ferrari F150 (C)Ferrari S.p.A
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当時世界最高額を掛けて建設された旧トヨタF1チームの設備が、今回かつてのライバルであるフェラーリ・チームの新型車開発に寄与していることがわかった。

これはフェラーリ『F150』の開発に携わった同チームテクニカル・ディレクターのアルド・コスタ氏が明かしたもので、マシン発表後同氏は、「F1マシンの開発には巨額の資金と優れた設備が必要であるのは言うまでもない。
いまF1マシンを短期間に開発するのに風洞は1基では十分ではなく、現実にはさらなる最新鋭の風洞設備での実験を必要としている。
ただそこにFOTAの協定という制約があって苦労するのだが、今回われわれはこの協定に違反することなく解決策を見出した。
これに対するわれわれの方法が、旧トヨタF1へのアウトソース(外部調達)だった訳だ」と、語っている。

ただ、「旧トヨタF1との共同作業」は、今回のマシン発表と共に終了するとも付け加えた。

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『ホセ・クエルボ』ザウバー・チームとスポンサー契約

Jose Cuervo

ザウバー・チームはリリースを発表し、メキシコのアルコール・メーカーである『ホセ・クエルボ』とスポンサー契約を結んだことを明らかにした。

創業以来200年以上もの歴史を誇る『ホセ・クエルボ』売り上げ世界一を誇るテキーラブランドのナンバーワン。
日本ではアサヒヒビールが販売している。
これにより同社のロゴがサイドポンツーンに描かれる予定という。

これは大手保険会社『インタープロテクション』らに続くメキシコ企業のスポンサーで、いずれも小林可夢偉の新しいチームメイトであるセルジオ・ペレスがもたらせたもの。
残念ながら同チームへの日本企業からの支援はまだほとんど実を結んでいない。

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2011/01/29

弱小3チームは「KERS」(運動エネルギー回収システム)なしか

KERS Image (Magneti Marelli)
2009年シーズンにいったん導入されながらも、種々の問題から1年間のインターバルを置いたF1での「KERS」(運動エネルギー回収システム)は、今シーズンあらためて使用されることになっている。
しかし独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が伝えるところでは、開発が遅れている小規模3チームはKERS搭載なしでのスタートを余儀なくされそうだ。

それによれば搭載がないとみられるのはロータス(前ロータス・レーシング)、ヴァージン、そしてヒスパニアの3チームという。
ただこれら3チームはいずれもコスワース・エンジン搭載チームで、同社のマーク・ギャラハー/ゼネラル・マネージャーはすでに開発が進んでいるウィリアムズ・チーム(やはりコスワース・エンジン)からの技術供与があれば搭載の可能性もあると示唆している。

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「F150は自分が王者になるためのマシン」と、アロンソ(フェラーリ)

Ferrari F150 (C)Ferrari S.p.A
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2005-6年、ルノーでタイトルを重ねながら、紅い跳ね馬でのタイトル獲得を目指してフェラーリ・チームに昨年移籍したフェルナンド・アロンソ(29歳:スペイン)が、『F150』0の新型車発表会で、「このマシンは自分がタイトルを獲得するためのもの」と豪語した。

「F1でタイトルを獲得するするたろには、ドライビング以外にも様々な要素が揃うことが必要なんだ。
それはもちろん優れたマシンであり、またチームの十分なサポート等だ。
今年フェラーリで2年目のシーズンとになり、幸い僕は十分チームに溶け込んだよ。
そしてこの『F150』は、昨年の『F10』よりもずっと僕のドライビング・スタイルに合ったマシンだと考えている。
今シーズンは開幕から勝利を積み重ねていきたいね」

昨シーズンのアロンソは、開幕戦こそ優勝したものの2勝目まで実に10戦を要し、結果的に出遅れる形となった。

フェラーリ新型車画像はこちら

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フェラーリ・チーム首脳、「『F150』は勝つためのマシン」

2008年のキミ・ライコネン以来、タイトル獲得から遠ざかっているフェラーリ・チームだが、28日(金)マラネロで行われた2011年の新型車発表会の場で、ルカ・モンテツェモロ社長が必勝を期した。

「今年こそわれわれはF1で勝たねばならないし、そのための準備が出来たことを宣言したい。
今年のマシン『F150』の狙いはただ一つ。
言うまでもないことだが、勝利のために作られたもの。
われわれはこのマシンにより、ここ何年か他のチームに預けていたものを獲りに行かなければならないんだ」

Ferrari F150 (C)Ferrari S.p.A
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また実際に開発を手掛けた同チームのチーフ・デザイナー、ニコラス・トムバジス氏は、「見えない所にかなりの革新的な試みが施されている」と説明したが、さらに「開幕戦で投入されるのはさらに進歩的なマシンになる」と、自信をみせている。

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フェラーリ・チーム、2011年新型車『F150』発表

Ferrari F150 (C)Ferrari S.p.A
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28日(金)、フェラーリ・チームは2011年シーズンを戦うコンテンダー『F150』を本拠地イタリアのマラネロで発表した。

一見、2010年型車と大差はみられないが、マシン中央部の膨らみは「KERS」(運動エネルギー回収システム)の搭載のためか。
マシン開発にあたったテクニカル・ディレクターのアルド・コスタ氏は、「昨年のマシンに似てはいるが、中身はまったくの別物」と、強調している。

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2011/01/28

ベッテル(レッドブル)の契約、今季3位以内なら移籍できず

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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2010年シーズン、F1史上最年少チャンピオンの記録を塗り替えたセバスチャン・ベッテル(23歳:ドイツ)の才能にはフェラーリなど他チームからも高い関心が寄せられているとみられるが、今季所属するレッドブル・レーシングとの間で交わした契約には『成績条項』があることが判明した。

これはドイツのメディア『スピード・ウィーク』が報じたもので、それによれば今シーズンベッテルがドライバーズ・ランキング3位以内でフィニッシュした場合、2012年の移籍はできない条項があるというもの。

これがあってか、ベッテルを高く評価する同チームでアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、「これだけのドライバーだ。
チャンピオン・チームがエースを簡単に手放すような契約を結ぶ筈がないだろう」と、余裕をみせている。

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マクラーレン・チーム、王座奪還に向け技術部門再編成

McLaren Motorhome (C)McLaren Group
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2008年シーズン以来のF1タイトル奪還を目指すマクラーレン・チームでは、来たるべき戦いに向け技術部門を再編成、新たに人事を発表した。
同チームでは昨シーズン半ば、当時チーフ・エンジニアだったパット・フライ氏がライバルのフェラーリ・チームに移籍、その影響がかねて指摘されていたもの。

それによればエンジニアリング・ディレクターだったパディ・ロウ氏がテクニカル部門全体の指揮を執り、これまでのロウ氏のポジションにはチーフ・エンジニアだったティム・ゴス氏が就く。
またこれまで指揮を執っていたニール・オートレイ氏は開発部門に専念することになるということだ。

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ザウバー・チーム、テストに備え合同トレーニング

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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今シーズン、小林可夢偉(24歳)とセルジオ・ペレス(20歳:メキシコ)という若いドライバーの組み合わせになるザウバー・チームでは、来週に迫ったオフテストのスタートに合わせ、4日間に渡る合同トレーニングを開始した。

場所はチームの本拠地であるスイスのグルーラスで、チームの専任トレーナーと共に様々なメニューを採り入れて行われたという。

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2011/01/27

失意のヒュルケンバーグ、「来年は必ずレースドライバー復帰」

Nico Hulkenberg (C)Force India F1
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2010年のブラジルGPではルーキーながらみごとポールポジションを獲得するなど非凡なスピードを示しながらもウィリアムズ・チームからは放出、結局2011年シーズンはフォース・インディアの第3ドライバーに留まることとなったニコ・ヒュルケンバーグ(23歳:ドイツ)が、「来季は必ずレースドライバーに復帰する」との強い意思をみせた。

「今シーズン、レースドライバーのポジションに留まれなかったのは正直残念なこと。
だけど、僕の最大の目標はまたF1グランプリを戦うことだから、そのためにはこうして何らかの形にしろF1の世界に残ることが必須だったんだ。
僕が高いスキルを持ち続け、それをチーム関係者に認めさせれば必ず復帰の道は見えてくると思っているよ。
2012年、再び僕はF1ノグリッドに着いていることだろう」

なおヒュルケンバーグのマネージャーはシューマッハ担当で知られるウィリ・ウェバー氏だ。

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メルセデスGP、シューマッハの『シミュレーター酔い』認める

F1 Driving simulator (C)BMW Sauber F1
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一部メディアが伝えた、シューマッハの不振について『シミュレーター原因説』との報道について、チームがこれを認めるという変わった展開がみえてきた。

それによれば、レギュレーションでテストが制限されていることから現在ほとんどのチームで導入されているコンピュータ制御のドライビング・シミュレーターをチームメイトであるニコ・ロズベルグが積極的に使いこなしているのに対し、シューマッハは『シミュレーター酔い』になることが多く、あまりこれに向かっていなかったとのこと。
このためサーキットでのスタート時にすでにセットアップでチームメイトに先を越されていたことから、これが2010年シーズンの不振を呼んだというのがシミュレーター原因説。

ただ同チームでは、「シューマッハはすでに担当エンジニアと共に解決策を見出しているので、今シーズンは心配ない」と強調、本来のパフォーマンス発揮を確約している。

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フォース・インディア、ディ・レスタの起用を発表

Paul Di Resta (C)Force India F1
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フォース・インディア・チームは、2011年のドライバーとして昨季リザーブ&テストドライバーを務めたポール・ディ・レスタ(24歳:イギリス)の起用を発表した。

これにより同チームのドライバー・ラインナップは残留したエイドリアン・スーティルとのコンビネーションとなる。
ディ・レスタは昨季DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦し、みごとシリーズ・チャンピオンを獲得している。

またチームの第3ドライバーには前ウィリアムズ・チームのニコ・ヒュルケンバーグ(23歳:ドイツ)が新たに就き、これにより一時残留とされていたビタントニオ・リウッツィは(おえそらく契約を更新しながら)チームを去ることになる。

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2011/01/26

ピレリ、「F1タイヤ開発には最新マシンが必要」

Pirelli F1 Tyre (C)Renault F1 UK
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今シーズンからいよいよF1タイヤの独占供給メーカーとなるピレリが、今後のタイヤ開発には最新マシンの使用が不可欠との見解を明らかにしている。

これはイタリアの『アウトスプリント』誌が伝えたものだが、現在ピレリは旧トヨタ・チーム製の『TF109』を使用。
しかしこれは2009年シーズンに使われたもので、今季はすでに2シーズン遅れとなる旧型マシン。
もちろんレギュレーションに合わせ細部に改善は加えられているとみられるが、日進月歩のF1レーシングにおいて2シーズン遅れのハイブリッド車が決定的な旧型車であるのは間違いない。

トヨタからは風洞設備等を駆使し、このマシンをさらに改善するとの申し出があったということだがピレリはこれを拒絶。
F1チームの集まりであるFOTAとの間でいずれかのチームの最新マシン使用の方向で協議を続けているとのことだ。

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チーム・ロータス、新型車発表は1月31日オンラインで

Image (C)Team Lotus

当初2月1日(火)と目されていたチーム・ロータス(前ロータス・レーシング)の新型車発表だが、これが予定の前日である1月31日(月)となることが確認された。
これは同社のオンライン・マガジン『チーム・ロータス・ノート』で明らかにされたもの。

それによれば同チームの2011年新型車『TL11』(仮称)は1月31日のGMT:5時(グリニッジ標準時、日本時間:14時)、同サイトでのオンラインで発表されるとのこと。
ただしその後に行われる新型車のシェイクダウンは、1日おいて合同テスト2日目に当たる2日(水)になるとの報道もある。

なおドライバーにはすでにヤルノ・トゥルーリ&ヘイキ・コバライネン両ドライバーの残留が発表されている。

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G.フィジケーラ(フェラーリ)、ブレーキング間に合わず

Giancarlo Fisichella (C)Force India F1
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1996年に当時のミナルディ・チームからF1デビュー、3度の優勝を記録して現在はフェラーリ・チームのテストドライバーとなっているベテランのジャンカルロ・フィジケーラ(38歳:イタリア)が、追突事故を起こしたことがわかった。

イタリア国内のニュースによれば、フィジケーラはローマ北部カンパニャーノを走行中、ブレーキが間に合わず渋滞中の最後尾のクルマに追突したのだという。
追突されたのは52歳の女性で病院に運ばれたということだが、幸い怪我は軽くまもなく帰宅したとのこと。

フィジケーラは2005年、ローマの公道で制限速度を88キロも上廻る148キロという超高速で検挙されたことがある。

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2011/01/25

ジャンニ・アレマンノ市長、「ローマにはF1より五輪が合う」

Image
地元市民からの反対運動や、「ライバル」と目されたモンツァ・サーキットとの隔年開催も拒否され、開催を断念したとされるローマのジャンニ・アレマンノ市長は、「ローマにはF1よりもオリンピックが似合う」と、変わり身の早さをみせた。

一転、新たに同市が狙うのは2020年の夏季五輪で、現在のところまだ正式に立候補の意思を発表した都市はないが、日本では東京や広島らの名前が上がっている大会。

なお2014年の冬季五輪はロシアのソチに決まっているが、同年F1ロシアGPの初開催と重なって問題になっているのは衆知の通りだ。

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インドGP開催は大丈夫? サーキット建設責任者が辞任

India Circuit Image
大国インド初のグランプリとして今年9月に初開催が予定されているニューデリー郊外のインドGPだが、ここに来て建設責任者が辞任したとのニュースが伝えられ、関係者に不安を生じさせている。

辞任したのはバーレーン・サーキットの元ナンバー2で、インドGP建設にあたっているジャイピー・グループのマーク・ヒューズ副社長。
辞任の理由について同グループの関係者は「あくまでも個人的なもの」としているが、開催まですでに9か月というこの時点での「混乱」は、様々な憶測を呼んでいるようだ。

サーキット建設工事は現在6千人ものスタッフにより進められていて、7月か8月には完成してFIA(国際自動車連盟)の査察を受けるとしている。

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ザウバー・チーム代表、「新型車初テスト可夢偉に任せる」

小林可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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ザウバー・チームは2月1日(火)にバレンシア・サーキットでスタートする新年初の合同テストに先駈け、前日である31日(月)に当地で新型車発表とお披露目のデモンストレーションランを行う予定になっているが、このドライバーに小林可夢偉が指名されたようだ。

これは同チームのペーター・ザウバー代表が地元スイスのブリック』紙に語ったとされるもので、昨季とは異なりチームメイトがセルジオ・ペレス(20歳:メキシコ)と若い新人であることから早くも小林がチームの大黒柱になったことが窺われる。
(小林可夢偉はまだF1実質2年目)

新型車デビューについて同代表は、「新しいマシンがピットからスタートしていく瞬間はいつだって胸がワクワクするものだ。
これはF1に初めて参入したとき(1993年)からいささかも変わっていないよ」と、語っている。

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2011/01/24

クリス・エイモン氏、35年ぶりのF1カー・ドライブ

Amon AF101
ニュージーランド出身のF1ドライバーで、1960年代には名門フェラーリ・チーム等で活躍したクリス・エイモン氏が実に35年ぶりという自身のF1カー・ドライブを果たした。

これはニュージーランドで行われた『モータースポーツ・フェスティバル』でのこと。
マシンは当時マトラの撤退等で不遇に面したエイモン氏が自らの名前を冠して登場させた『エイモン AF101』(実質は外注)で、同氏は「とても面白い体験だったけど、昔のことを思い出しては神妙な気持ちになったね」と、語っている。

この貴重なマシンは一時期行方がわからなくなっていたものの、ドイツのニュルブルクリンクで行われた『マスターズF1』で篤志家のメイドン氏が偶然に発見。
今回わざわざエイモン氏に連絡を取って実現したのだという。

表彰台には計10回以上上がったエイモン氏だが、最高位は2位。
ついに優勝こそなかったものの5回ものポールポジション獲得でその速さはみせつけている。

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豪メルボルン市長、「F1開催契約更新行わない」

2007 Australia GP (C)McLaren Group
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五大陸の一つオーストラリアでF1開催を行っているメルボルンだが、同市のロバート・ドイル市長は「現行の契約終了後は更新しない」と、グランプリ継続開催の意思がないことを明らかにした。

これは地元オーストラリア『ヘラルド・サン』紙の取材に答えたもので、その中で市長は「わずか4日間のF1開催にはいま5千万豪ドル(約41億円)もの公費注入が強いられている。
一方、グランプリ開催による目に見えた経済的メリットはせいぜい数百万ドル(約4-5億円)程度のものに過ぎない。
レースウィークの雇用を考慮したとしても、とても経済効果が著しいイベントだとは私は考えていないよ。
そうであれば、市政を預かる者として考えねばならないのし当然だ」と、手厳しく語った。

オーストラリアGP開始当時は今の数十分の一の負担で済んだものが、年々負担額が高騰してきているのだという。
ただ現行のFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との契約は2015年までとされていて、解除するとしても2016年以降のことになる。
ちなみに1985年にアデレードで初開催されたオーストラリアGPは、1996年から現在のメルボルン(アルバートパーク)に変更、以降当地の開催が現在まで続いている。

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N.ロズベルグ(メルセデスGP)、ファッションモデルに

Image (C)Mercedes Motorsport

卓越したそのドライビング・テクニックだけでなく、ルックスでも人気のあるニコ・ロズベルグ(25歳:ドイツ)が、ベルリンでなんとファッションモデルを演じた。

これは、所属するメルセデスGPの母体であるメルセデス・ベンツが世界各地で行っているファッションショーに起用されたもので、メルセデス・ベンツCLSで会場に現れたロズベルグは身にまとった一流のファッションを披露した。

詰め掛けた多くの観客から喝采を浴びたロズベルグは、「モーターレーシングとはまったく異なる世界だけど、いい経験ができた」と、満更でない表情だった。

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2011/01/23

ヒスパニア、ハリウッド感覚でイメージアップ狙う

Colin Kolles (C)Hispania Racing F1 Team
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まだ来季のチーム体制も明確でないHRT(ヒスパニア・レーシング)だが、チーム・イメージの向上を狙いいまハリウッドで注目される新鋭デザイナーであるダニエル・サイモン氏と契約したことを発表した。

同チームのコリン・コレス代表は、今回のサイモン氏起用により「F1に革新をもたらせたい」と意欲をみせるが、しかしその具体的内容については会見を経てもまだ明確な姿がイメージされにくいままだ。

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リウッツィのマネージャー、「確かなことは何もない」

Vitantonio Liuzzi (C)Scuderia Toro Rosso
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いまだ2011年のレースドライバー・シートが明確でないフォース・インディア・チームだが、2010年のドライバーだったビタントニオ・リウッツィ(30歳:イタリア)のパーソナル・マネージャーであるピーター・コリンズ氏が不確かな現在の状況を認める発言をしている。

「われわれは今シーズンもリウッツィがF1で走るという点でいささかの疑念も持っていない。
しかしここに来てリウッツィとチームとの2011年の契約について、契約書にいささかの法律的に未解決の問題があることがわかった。
チームが早く明確な見解を発表することをわれわれは期待しているが、いま確かなことは何もないんだ」と、コリンズ氏は英『BBCスポーツ』の取材に答えた。

しかし、「レースをするのか?」とのさらなる質問に同マネージャーは明言することはなく、場合によってはリザーブ&テストドライバーに落ち着くのではないか、との見方も広がっている。
その場合、フォース・インディアの2011年ドライバーはエイドリアン・スーティル&ポール・ディ・レスタになるとみられる。

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F1のテレビ視聴者数、2010年は史上初最高に

TV Monitor (C)Scuderia Toro Rosso
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F1の商業面を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)が明らかにしたところによれば、2010年シーズンの世界F1テレビ視聴者数が史上初最高数に達したということだ。

それによれば昨シーズンのF1は世界187か国で放映、放送時間は計1万6千時間に達し、全体の延べ視聴者数は5億2千7百万人になったという。
FOMを率いるバーニー・エクレストン氏によれば、増加の大きな要因はチャンピオンシップが最後までもつれて白熱したことで、とりわけヨーロッパ地域での増加が目立ったとのこと。
2011年シーズンはさらにF1で初めてハイビジョン放送が実施されることになっていて、さらなる増加が期待されている。

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2011/01/22

ウィリアムズ・チーム、近い将来の株式上場を計画

Frank Williams (C)Williams F1
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プライベート・チームの雄として1975年の初参戦以来F1での存在感を示すウィリアムズ・チームだが、さらなる経営基盤の堅実化に向け、近い将来チームの株式を上場する計画を明らかにした。

これは21日(金)同チームがリリースを発表したもので、この中でチームの創始者であるフランク・ウィリアムズの言葉として、「自分がこの世を去ったあともチームがF1に存続するための堅実な経営を考えた」との心情を紹介した。

ただ突然のリリース発表に、フランク氏の健康不安を問うた記者に対し、同チームのアダム・パール首脳は「まったく問題ない」と、これを一蹴している。

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『ローマGP』、正式に開催計画を断念

Rome GP Course Image
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F1人気の高いイタリアで、イタリアGP(モンツァ・サーキット)に次ぐ第2のグランプリとして計画されていた『ローマGP』(ローマ市街地)だったが、このほどこれが正式に断念されたことが確認された。

同グランプリについてはローマ市のマウリツィオ・フラミーニ氏がすでにFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏との間で2012年から5年契約が結ばれたと発表していたが、21日(金)記者会見した同市長が自ら計画の断念を正式発表したもの。

ローマ市では昨年の段階からF1開催の意向を表明し南部地区にストリート・コースを設けるとしてF1開催実現を目指してきたが、地元の反対運動に加え、近年厳格になったFOMの「1国1GP」という基本ルールを結局崩すことはできなかったようだ。

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ヴァージンの新型車は最初のテストに間に合わず

2010 Scene (C)Virgin Racing
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まだ正式な2011年新型車の日程が明確にされていないヴァージン・レーシングだが、多くのチームが顔を揃える新年最初の合同テスト(2/1-2/3:バレンシア・サーキット)には間に合わないことをすでに認めている。
今シーズン、ロシアのスポーツカー・メーカー『マルシア』が資本参加、タイトル・スポンサーとなることが決まっている同チームでは、こうしたこともあって体制の準備が遅れたようだ。

なお関係者の話では、2回目の合同テスト(2/10-2/13:ヘレス・サーキット)が始まる前の2月7日(月)あたりに発表できるのではないかという。
なお、マシン名はマルシアの『M』を取って『MVR-02』になるとの見方が有力だ。
(昨年は『VR-01』)

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2011/01/21

「ウェットタイヤのテストも大成功」と、デ・ラ・ロサ

Pirelli Tyre
今シーズン、ザウバー・チームを離脱した後ピレリタイヤの公式テストドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)が、「ウェットタイヤのテストも大成功」と、ピレリタイヤの開発が順調であるところを示唆した。

テストはアブダビGPの開催地であるヤス・マリーナ・サーキットを使って夜間散水車で水を撒き、人工的にウェットコンディションを作って行われたもの。

テストマシンとなった旧トヨタ・チームの『TF109』を降りたデ・ラ・ロサは、「(ピレリの)ウェットタイヤで走るのは今回が初めてだったけど、十分に納得のいくものだった。
もちろんドライタイヤについては全然問題ないし、これでもうシーズンを迎える準備は整ったと個人的には考えているよ」と、語っている。

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大本命レッドブル・レーシングの新型車もまた2月1日に

2010 Scene (C)Redbull Racing
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2011年もまたタイトル争いの大本命と目されながら、これまで新型車発表の時期が明確でなかったレッドブル・レーシングだが、こちらもまた他の多くと同様新年最初の合同テストがスタートする2月1日にお披露目されるということだ。

鬼才エイドリアン・ニューイが再び手掛ける新しいマシンの名称はこれまでのものを踏襲した『RB7』になるとみられ、引き続きルノーのエンジンを搭載する。

なおこれまでの情報を整理すると、合同テスト前に発表されるのはフェラーリ、ザウバー、ロータス・ルノーGPら。
またテスト初日にお披露目されるのがメルセデスGP、ウィリアムズ、トロ・ロッソ、そしてチーム・ロータスらとなっている。

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ピレリ、新たなタイヤ識別方法を模索

Pirelli Tyre
2010年シーズン、ブリヂストンのF1タイヤは緑のラインを標示することによってタイヤのコンパウンド(ハードとソフト)を識別していたが、今年新たにF1タイヤのサプライヤーとなったピレリは異なる方法を考えているようだ。

それによればピレリのF1タイヤにはこれまでの同社の他のモータースポーツ用タイヤと同様『Pirelli P Zero』というブランド名が大きな文字で描かれる予定で、この文字の色を変えることによって区別するものという。
一部メディアによれば、ハードが黄色、ミディアムが青、ソフトは白、そしてスーパーソフトが赤になるとの案がすでに示されている。

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2011/01/20

2011年のF1はピットストップ増加でよりスリリングに?

Pitstop Image (C)BMW Sauber F1
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2010年シーズンのF1は、レギュレーション変更によりレース中の燃料給油はなくなったもののタイヤ交換のためのピットストップが最低1回義務付けられていたが、今シーズンはさらにその回数が増やされるかも知れない。

これは伊『アウトスプリント』誌が伝えたもので、それによれば今シーズンから独占供給されるピレリのF1タイヤは1回のレースで2回か3回のピットストップを前提として作られているというもの。

ピレリタイヤを装着した本格テストは来月から各所で行われるが、同社のスタッフは「複数回のピットストップにより、F1はさらにスリリングになる」と語っているという。

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オーストラリアGP主催者、洪水被害にオークションで援助

Renault Sochi Demo (C)Renault F1 UK
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オーストラリアGPの開催地オーストラリア大陸の東部では先日から豪雨が続き深刻な洪水被害に見舞われているが、これを援助するために同グランプリの主催者はチャリティ・オークションを実施することを決めたことがわかった。

時期は今年のオーストラリアGPが行われる3月末で、オークションは『F1カーを体験できる権利』ということで、過去にもデモンストレーションランで好評を博した3シーターF1カー(ルノー・チーム)の使用が有力のようだ。

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2011/01/19

F.ファウジー(マレーシア)、ロータス・ルノーGPに転身

Fairuz Fauzy (C)Lotus F1 Racing
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2010年シーズン、ロータス・レーシングのリザーブ&テストドライバーとして登録されていたマレーシアのファイルーズ・ファウジー(28歳)だが、2011年は名称闘争のライバルである『ロータス・ルノーGP』へと転身することがわかった。

2010年、ファウジーのF1セッション参加はイギリスGP等わずか4戦の金曜日フリー走行に留まっていて、5年という長期契約を持っていたにもかかわらず早々の離脱を決めたもの。

マレーシアの色が一層濃くなった新生ロータス・ルノーGPでは、将来的にマレーシア人ドライバーの起用も期待されていて、ファウジーの成長に関係者の期待も高まっている。

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ウィリアムズ、最初のテストマシン実は暫定型

Rubens Barrichello (C)Williams F1
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2011年シーズン、ベネズエラからの大型スポンサー参加を得て躍進を図るウィリアムズ・チームだが、同チームもまた他と同様2月1日の合同テスト初日に新型車を発表するとしている。

しかしここに来て、ウィリアムズ・チームが実際に登場させるのは2011年新型車『FW33』ではなく、暫定のものに留まるのではないかとみられている。
実際の完全なる新型車は2月中旬になる見通しということで、マクラーレン・チーム同様(?)他チームの動向を探りながらの新型車投入になるようだ。

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『ロータス名称闘争』、いよいよ法廷持込有力に

Team Lotus logo (C)Team Lotus
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これまで双方の代理人(弁護士)を通し解決への道を探ってきた『チーム・ロータス』vs『ロータス・ルノーGP』の名称闘争だが、結局合意には至らずロンドンの高等法院に持ち込まれる可能性が高まったようだ。
同法院によれば、1月24日(月)に最初の聴取を行う予定という。

創設者であるコーリン・チャップマン氏が逝去したあと、ロータスは権利関係が変転しF1においては昨シーズン『ロータス・レーシング』として戦ったチームが今季は『チーム・ロータス』で登録、一方本家を継いだとされるプロトン自動車(マレーシア)系のグループ・ロータスはルノー・チームを買収し『ロータス・ルノーGP』として参戦する構えを崩しておらず、残念ながら名門は泥沼状態に陥っている。

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2011/01/18

小林可夢偉、『日本モータースポーツ記者会賞』受ける

小林可夢偉 (C)kamui-kobayashi.com

現在ザウバー・チームからF1参戦する小林可夢偉(24歳)が、2010年度の『JMSアワード』(日本モータースポーツ記者会賞)を授与された。

小林の同賞受賞は昨年に続く2年連続で通算3回目となるもの。
ちなみに最初の受賞は2005年度のことで、この年小林はF3ユーロシリーズでみごとシリーズ・チャンピオンに輝いている。

なお今回ブリヂストンタイヤに対し、14年間に渡りF1にタイヤ供給し続けた功績により『JMS特別賞』が授与されている。

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ピレリ、初のウェット&ナイトレース・テストを開始

Pirelli Tyre (C)GP3 Series Media Service
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2011年シーズンのF1タイヤ独占供給を前に、ピレリタイヤがテストのペースを上げている。
すでに数種類のドライタイヤ開発にめどを立てたとされる同社が、今度はウェット&ナイトレース・テストを開始したもの。

場所はアブダビGPの開催地であるヤス・マリーナ・サーキットで、今回ポンプ車でコースに散水、人工的にウェットコンディションを作り出して行われた。
なおステアリングを握ったのは公式テストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサで、マシンは引き続き前トヨタの旧型マシン『TF109』が使われたということだ。

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M.シューマッハ、スイスの豪邸を売却

M.Schumacher's Old House/Switzerland (C)Ferrari S.p.A
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独『ビルト』紙が報道するところによれば、メルセデスGPのミハエル・シューマッハは以前スイスに建てた豪邸をすでに売却したという。

ただその理由はわれわれ下世話な人間が想像するような経済的な理由からではもちろんないようだ。
シューマッハは新たに同じスイスのレマン湖の畔にある別の豪邸に引っ越し。
その理由について同紙は、現在コリーナ夫人が馬術に熱心に取り組んでいるのに対し、これまでの邸宅には馬場がなかったから、とのこと。

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2011/01/17

D.クルサード氏、それでもレッドブルとの関係継続

D.Coulthard & M.Webber (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングでF1ドライバーとしての経歴を終えた後も、なお同グループでコンサルタントとしての役割を続けるデビッド・クルサード(39歳:イギリス)氏だが、一方で英国BBC放送のF1コメンテーターでもあることからその公平性に疑問の声が投げ掛けられていた。
しかし今回、同氏はさらにレッドブル・レーシングとの関係を継続することを明らかにし、一部で波紋を呼んでいる。

これについてBBC放送のスポークスマンは、「われわれはこれまでも放送の公平性についていささかの疑問も感じていないし、これについて視聴者から異議が出ることもないと確信している」との声明を出した。
なお、クルサード氏自身やレッドブル・レーシングはこれについて沈黙を守ったままだ。

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R.ブランソン会長(ヴァージン)の搭乗勤務、負傷で延期に

Richard Branson (C)Lotus Racing
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2月21日(月)ロンドン発クアラルムプール行き『エア・アジア』での搭乗勤務が決まっていたヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長だったが、これがマレーシアGP決勝日翌日の4月11日(月)に延期されたことがわかった。

これは、ヴァージン・レーシングとロータス・レーシングとの間で交わされた「コンストラクターズ・チャンピオンシップで負けたほうがライバル社の便にCAとして登場する」という約束の結果となるもので、負けたヴァージンのブランソン会長がエア・アジアCAの制服を着て勤務することがすでに決まっていたものだが、残念ながらこのオフでのスキー中、前十字靱帯断裂という負傷を負い、延期が余儀なくされたという。

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ルカ・バドエル、『冷たい』フェラーリ・ラストラン

Luca Badoer (C)Ferrari S.p.A
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昨シーズン限りで13年間在籍したフェラーリ・チームを離れることになったルカ・バドエル(39歳:イタリア)が、マドンナで開かれたスキー・イベント『ウルーム』の会場でラストランを敢行、ファンやスタッフに別れを告げた。

この日チームが用意したのは特別なカラーリングが施された『F60』で、とりわけ主要スポンサーであるフィリップモリス社のマウリツィオ・アリバボーン氏の計らいであると伝えられる。

なお雪と氷で凍てつく中、熱心な観客の前で特設コースを5ラップしたバドエルのマシンには、ピレリタイヤが特別に用意したF1用のスパイクタイヤが装着されていた。

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2011/01/16

ウィリアムズ・チーム、『PDVSA』と長期スポンサー契約

『PDVSA』(C)Williams F1
GP2チャンピオンの新鋭パストール・マルドナド(25歳)を起用することでベネズエラとの関係を強化するウィリアムズ・チームが、さっそく同国の『PDVSA』(国営ベネズエラ石油)との間で長期スポンサー契約を結んだことを明らかにした。

他の多くの南米諸国同様、スペインからの独立国であるベネズエラは豊富な資源の宝庫で『PDVSA』も世界第5位に位置する国営大手石油会社。
新人ながらブラジルGPでは初のポールポジションを獲得するなど活躍したニコ・ヒュルケンバーグを放出してまで獲得したマルドナドには実力もさることながら母国から多くのスポンサー獲得が期待されているのは明らかだ。

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マルドナド(ウィリアムズ)、母国ベネズエラで存在感

Pastor Maldonado (C)Williams F1
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2011年シーズン、ウィリアムズ・チームはすでにベネズエラの新鋭パストール・マルドナド(25歳:ベネズエラ)をレースドライバーに起用することを決めているが、今週末そのマルドナドが母国の首都カラカスでデモンストレーションランを行なって存在感を示した。

マルドナドがチームの最新鋭マシン『FW32』を走らせたのは今回カラカス軍事基地の隣に設けられた特設コースで、同国のリーダーでF1にも深い造詣があると伝えられるウゴ・チャベス大統領も至近で参観、詰め掛けたおよそ2万人ともされる熱心な観客と共にマルドナドに盛大なエールを贈った。

マルドナドの参戦には母国の国営企業が複数ウィリアムズ・チームを支援することになっていて、まさに国を挙げてのイベントになったようだ。

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T.クリステンセン、「ドライバー出身レーススチュワード成功」

Tom Kristensen (C)Audi Motorsport

昨シーズン、ジャン・トッドFIA会長のもと導入されたF1グランプリにおけるドライバー出身枠のレーススチュワード(競技審査委員)だが、オーストラリアGPでこれを担当したトム・クリステンセン氏は、「大成功だった」と語った。

これは英国バーミンガムで行われている『オートスポーツ・インターナショナル・ショー』での会見で明らかにしたもので、その中で同氏は「実際にモーターレーシングを経験した元ドライバーがスチュワードに加わることで、起きたことについた正しい判断が下されるようになった。
ドライバーも不正行為ができなくなったし、間違いなくこれは大成功だったと受け止めているね」と、高く評価した。

クリステンセン氏自身はF1出走こそないが、スポーツカーレース、とりわけルマン24時間レースでは史上最多となる通算8回もの総合優勝経験を持ち、その言葉は若いドライバーからも重く受け止められている。

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2011/01/15

ルノー・チーム、2011年は英国籍のライセンスに

France Flag (C)Renault F1 UK

これまでフランスの象徴としてF1を戦ってきたルノー・チームだが、実質的にチームを売却、2011年シーズンはロータス・グループによる運営となる『ロータス・ルノーGP』は、コンストラクターズとしてのFIAライセンスをイギリスで取得する意向を明らかにした。

同チームはこれまでもシャシー面ではイギリス・エンストンのファクトリーを拠点としてきたが、ライセンスはエンジン部門の工場があるフランスのヴィリーを本拠地としてフランス国籍で登録されていた。

これにより2011年シーズン、もし同チームが優勝した場合でも表彰式で流されるのはフランス国歌ではなくイギリス国歌ということになる。

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メルセデスGPも2月1日(火)に2011年新型車発表へ

2010 Scene (C)Mercedes Motorsports
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多くのチームが新年最初の合同テストでの新型車発表を計画する中、メルセデスGPも同じく2月1日(火)初日に2011年のニューマシンを発表する予定であることがわかった。

それによれば同チームの新型車『MGP-W02』(仮称)は合同テストの当地バレンシア・サーキットでメディアにお披露目した後、直ちに本格テストに入るという。
テストのドライバーにはいずれも正レースドライバーであるミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグがスタンバイするという本格姿勢だ。

なお、現時点で確認されている新型車発表予定は以下の通り。
1/28 フェラーリ(マラネロ)
1/31 ザウバー(バレンシア)
2/01 トロ・ロッソ(バレンシア)
2/01 ウィリアムズ(バレンシア)
2/01 メルセデスGP(バレンシア)

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ロータス・ルノーGP、2011年カラーリングを発表

Lotus Renault (C)Renault F1 UK
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新生『ロータス・ルノーGP』は、イギリス・バーミンガムで行われている『2011オートスポーツ・インターナショナル・ショー』の会場で、2011年の正式カラーリングを発表した。

同チームでは先にロータス伝統であるブラック&ゴールドを基調としたカラーリングを発表しているが、今回のものが正式なものとなる。
ただし今回ペイントされたマシンは昨年仕様のもので、2月にスタートする合同テストで実際のマシンは登場する予定。

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2011/01/14

メルセデス首脳、「エンジン均一ならF1参戦の意味ない」

Mercedes SLS AMG F1 Safetycar (C)Mercedes Motorsport
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目下F1で最強とみられているメルセデス・エンジンだが、レッドブル・レーシングらから出ているとされるエンジン性能の均一化について、メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は次のように独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌でこれを一蹴した。

「ただ単純にF1のエンジン性能を均一化するというならわれわれは反対だ。
平等な条件での開発凍結は理解できるとしても、それと競争とは別なもの。
そこに競争がなくなるのであれば、われわれがF1に参加する意味がない。
それならみんなでGP2に行けばいいことじゃないか」

さらに同氏はF1エンジンのコスト削減についてもメルセデスが王者であると胸を張った。
それによれば2010年、独自チームであるメルセデスGPを立ち上げたにもかかわらず、全体で以前より30%もの予算削減を果たしているのだという。

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IOC部長が明言、「F1ロシアGP延期、開催条項に含まれている」

Olympic Flag
共に2014年に初開催が決まったことにより、その成否に不安の声が投げ掛けられているロシア・ソチでの冬季オリンピックとF1ロシアGPだが、これについてIOC(国際オリンピック委員会)のジルベール・フェリ統括部長は、「F1ロシアGP延期はオリンピックの開催条項に含まれている」と、明言した。

それによれば、冬季オリンピックの開催準備に影響があると認められた場合、ロシアGPのほうを2015年以降に延期することはすでに了解されていることという。
「大会の規模から考えて、F1のせいでオリンピックがリスクにさらされることはあり得ない」と、その違いを明確にした。

共に世界的規模である両大会は、いずれも同国のプーチン首相が政治力を発揮して誘致に成功したとみられている。

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アロンソ(フェラーリ)、足負傷も「問題ない」

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは毎年恒例のスキー・イベント『ウルーム』をイタリアのマドンナで行っているが、その際スキーが得意な筈のフェルナンド・アロンソは写真撮影に応じただけだった。

これについてスペインのメディアはアロンソが足を痛めていることを伝えた。
ただ、怪我は軽度のもので、治療法を問われたアロンソは「長いすに1週間座ることだけ」とかわしたという。

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2011/01/13

ウィリアムズ・チームは2月1日(火)に新型車お披露目

2010 Scene (C)Williams F1
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F1プライベート・チームの雄、ウィリアムズ・チームは2月1日(火)に2011年の新型車発表を行うことを明らかにした。

これはすでに明らかにされたザウバー・チームらと同じでスペインのバレンシア・サーキット。
こちらもやはり大袈裟な発表会等は行わず、簡単なプレス向けお披露目に留めた後は翌日から当地でスタートする新年最初の合同テストで直ちに実車テストに入る予定だ。

なお同チームではマシン同様、新たなレースドライバーに指名されたパストール・マルドナド(25歳:ベネズエラ)にとっても、注目される初舞台ということになる。

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フェラーリ・チームの新型車は1月28日(金)に発表へ

2010 Scene (C)Ferrari S.p.A
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タイトル奪還を目指すフェラーリ・チームの2011年新型車『F11』(仮称)は、1月28日(金)に発表されることがわかった。

これは、フェラーリの冬の恒例イベント『ウルーム』で同チームのステファーノ・ドメニカリ代表が明らかにしたもので、本拠地マラネロで行われる予定という。
これはこれまで全チーム中で最初とみられたザウバー・チームの1月31日よりも早く、現段階で最速ということになる。

開発のコードネームは通算の『288』ということになるが、公式には2010年の『F10』を踏襲した『F11』というものになるとの見方が有力だ。

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2011/01/12

レッドブル総帥、ベッテルの「浮気心」を一蹴

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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F1ドライバーなら誰でも一度は夢見ると言われる跳ね馬チームでのドライビングについて今年初タイトルを獲得したレッドブルのセバスチャン・ベッテルも例外ではないと伝えられるが、こうした噂について同グループを率いるディートリッヒ・マテシス/オーナーは次のようにドイツの『ビルト』紙で一蹴している。

「いいかい、ベッテルはとても賢いドライバーなんだ。
だから、いまそうした話に乗ってアロンソとチームを組むことなんか考えられないよ。
なぜなら、彼はフェラーリのマシンよりもいまレッドブルのマシンのほうが速いことを十分に知っているからね。
われわれが他よりも優れたパッケージを提供する限り、彼が他のチームに浮気心を抱くなんてあり得ないことなのさ」

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山本左近、それでもヒスパニア・レーシングの有力候補

山本 左近/ヒスパニア (C)Hispania Racing F1 Team
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2006年当時のスーパー・アグリからF1デビュー、昨シーズンはヒスパニア・レーシングから復帰を果たした山本左近(28歳)が、来季に向けても依然として同チームの有力なドライバー候補であるようだ。
同チームではすでにインドのナレイン・カーティケヤンと契約したことを発表。
しかしもう一人のドライバーについては依然未定のままとなっている。

山本左近は2010年シーズン後半の7戦に出場したが、最高位は15位。
終盤2戦はクリスチャン・クリエンにシートを譲ってシーズンを終えていた。
ヒスパニア・レーシングが資金難に苦しんでいるのは衆知のことだが、如何に山本が裕福な資産家の出(医療法人経営)とはいえ、F1出場するだけの資金を個人でまかなえるとは考えにくく、チームからそれなりの評価を得ていたようだ。

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2011/01/11

フェラーリ恒例のスキーイベントは大雪で遅れ

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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毎年この時期にイタリアのスキー・リゾート地マドンナで行われるフェラーリ恒例のスキーイベント『ウルーム』だが、今年は折りからの大雪の影響で月曜日に予定したオープニング・セレモニーが中止に追い込まれたことがわかった。

今年も同チームの人気ドライバーであるアロンソやマッサ、それにフィジケーラ、ジェネらのテストドライバーに加えチームスタッフらも勢揃い、さらには2輪のスーパースターであるロッシ(今季ヤマハからドゥカティに移籍も、フィアット・グループの支援を受けている)も顔を揃えるこの人気イベントだが、今年のお披露目は一時延期となってしまった。

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ヒスパニア・レーシング、F1チーム団体のFOTA脱退

FOTA (C) Formula One Teams Association
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ヒスパニア・レーシングは昨年末、F1チームの集まりであるFOTAから脱退したことを認めた。
同チームはこれまでの例に倣い、新規参戦前に同団体に加入しているが、今シーズン終了後参加している意味がないとして脱退したという。
それによれば同チームは「FOTAは大手チームの意向を優遇している」との不満を示しているという。

ただこれについて他チームからは、「資金難に陥っているヒスパニアが、単にFOTAの会費(年間10万ユーロ:約1070万円と言われる)支払いを惜しんだだけ」との冷めた見方も伝えられている。

FOTAはF1チームの相違としてFIA(国際自動車連盟)とのF1の方針策定等に関わっているが、これにより今後ヒスパニアはFOTAの決定にとらわれないことになる。

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2011/01/10

【鈴鹿サーキット】2011 F1日本GP開催概要を発表

開催概要のご案内
2011年1月10日

大会名称 2011 FIA F1世界選手権シリーズ 第16戦
日本グランプリレース

FIA FORMULA 1 WORLD CHAMPIONSHIP
JAPANESE GRAND PRIX SUZUKA 2011

2010kamui_2 (C)モビリティランド

公認 国際自動車連盟(FIA : Federation Internationale de l'Automobile)
社団法人 日本自動車連盟(JAF : Japan Automobile Federation)
主催 < プロモーター> 株式会社モビリティランド
<オーガナイザー> 鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
後援 三重県、 鈴鹿市、 鈴鹿商工会議所、 鈴鹿市観光協会、
鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会
会場 鈴鹿サーキット国際レーシングコース
1周 5.807km

日程 2011年10月7日(金) フリー走行
8日(土) フリー走行・公式予選
9日(日) 決勝 (15:00スタート予定)
※開催日時は変更となる場合がございます。

平素は当社事業に多大なるご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年は皆様のご支援のもと、F1日本グランプリを無事に開催させていただく事ができました。
重ねて御礼申し上げます。

2010年のF1日本グランプリは、日本のモータースポーツ史に残る、素晴らしいレースでした。
後に最年少の世界チャンピオンとなるベッテル選手の2連覇に加え、日本代表としてその期待を一身に背負った小林可夢偉選手が、後半の素晴らしい追い上げで7位入賞を果たし、ご来場された10万人近くの観客の皆様に、これまでにない興奮と感動を与えてくれました。
二人の若きスーパースターの活躍は、F1新時代の到来を告げ、今後のF1グランプリがさらに進化していくことを印象付けるに十分なものでありました。

私共も、昨年は『もっと鈴鹿 もっと感動』をテーマに、お客様から寄せられた貴重なご意見をもとに観戦システム・イベント・地域連動を進化させ、様々なサービスを提供して参りました。
今年もお客様からのご意見をもとに、更に進化をさせ、新しい時代のパワーを感じていただけるF1日本グランプリを創り上げて参りたいと思います。
まずは、昨年完売となった可夢偉応援席をご期待に応じて大幅に拡大いたします。
セクター1を見渡せるC席に設定された昨年のエリアに加え、歴史的な追い抜きのポイントとなったヘアピン席にも応援席を新設し、小林可夢偉選手のホームグランプリをファンの皆様の応援と共に盛り上げて参りたいと存じます。

また、安心・快適にお越しいただけるよう、ご要望の多かった予約駐車券とのセット販売を実施いたします。
その他、グループチケットやシニアを対象にしたチケットの新設。
またご好評いただいた既存商品にも改良を加え、より豊富なチケットバリエーションでお客様をお迎えしたいと思います。
そして私共の取り組み同様に、「鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会」では、昨年よりさらに快適に多くのお客様をお迎えできるように、新しいおもてなしの取り組みにも着手いただく予定です。
モータースポーツは依然厳しい環境にありますが、我々は主催者として日本グランプリの価値を高め、その魅力をお伝えし、ひとりでも多くのファンの皆様にお越しいただけるよう地道に努力を続けて参ります。
そのためにも、メディアの皆様ならびに関係各位には、今後も長きにわたり、弊社へのご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

株式会社モビリティランド 取締役社長大島裕志

* プレスリリースの詳細はこちらをご覧下さい。

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ハミルトン(マクラーレン)、「ピレリのテストはこれから」

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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2011年シーズン、F1では新型車の導入もさることながら、これまでのブリヂストンからピレリにタイヤが変更されるのが大きな変化要素になる。

そのピレリタイヤが使われた11月シーズン終了後の合同テストでは、最終日フェラーリのアロンソがトップタイム、これにレッドブルのベッテルやルノーのクビサらが続いたのに対し、マクラーレン・チームではハミルトンもバトンも参加せず、テストドライバーにすべての走行を任せた。

これについてハミルトンは、「ピレリタイヤはあの時から大きく進化していることだろう。
つまり、11月に行ったテストというのは別にタイヤに関して何もアドバンテージにはなっていないということだよ。
これについてはバトンもまったく同じ考えだったね。
だから2月のバレンシアでのテスト、これがみんな同一のスタートラインということなんだよ。これからさ」と、余裕をみせている。

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キミ・ライコネン引退説浮上、マネージャーは否定に躍起

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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2011年シーズン、F1復帰よりはWRC(世界ラリー選手権)の継続が有力と伝えられていた前フェラーリのキミ・ライコネン(31歳:フィンランド)だが、ここに来てモータースポーツから引退するのではないかという観測が広まり注目を集めている。

引き金になったとみられるのはこれまでライコネンの熱心な後援者でもあった実の父親を昨年暮れになくしたこと。
これについては昨シーズン、ラリーでライコネンのコ・ドライバーを務めたカイ・リンドストロームも「あの時点から全ての計画がストップしたままになっている」と、内情を吐露している。

ただこれについてライコネンのパーソナル・マネージャーであるスティーブ・ロバートソン氏は「一時的にストップしただけで、引退などということはまったく考えていない。
2011年については今月中に発表できるだろう」と、打ち消しに躍起だ。

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2011/01/09

ザウバー・チーム、2011年シーズンは『P1』!

Image (C)BMW Sauber F1
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小林可夢偉が所属することで日本にも親しみ深いザウバー・チームが、2011年シーズンは『P1』であることを明らかにした。

モータースポーツで『P1』と言えば『ポジション1』つまり第1位であることを示すものだが、今回のそれは今月英国バーミンガムで行われる『国際オートスポーツショー』で発表される予定である新素材・超軽量スーツのこと。
その『P1』がいち早くザウバー・チームとの契約を果たしたものだ。

この契約により2011年の同チームは、小林可夢偉&セルジオ・ペレス両ドライバーだけでなくチームのピットクルーも同規格の難燃性ウェアやシューズ等を着用することになるということだ。

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レッドブル、スタッフの雇用拡大でさらなる戦力アップ狙う

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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2010年シーズン、プライベート・チームながらみごとにF1で両タイトル獲得をたしたレッドブル・レーシングだが、2011年はさらなる戦力アップを図っている。

これはレッドブル・グループを率いるディートリッヒ・マテシス/オーナーが英国メディアに示したもので、それによれば同チームは今シーズンさらに主要なスタッフを50人規模で増強、戦力の一層強化を図るというもの。

F1全体が経費節減、規模縮小の方向に向かう中、レッドブルのこの方針は際立っているようにみえる。

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マクラーレンは前年車で最初のオフテスト参加

2010 Scene (C)McLaren Group
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いよいよ2月1日(火)からスタートするバレンシア・サーキットでの新年最初のオフテストに向け、すでに次々と新型車発表の予定が公表されているが、マクラーレン・チームはこれに逆らうように前年車(旧型車)で参加する方針を明らかにした。

それによれば同チームの2011年新型車発表は2月4日(金)になるとのことで、これは最初の合同テストが終了した翌日ということになる。
なお、場所は珍しくドイツのベルリンになることも示されたが、その理由は不明だ。

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2011/01/08

カルン・チャンドク、「リザーブ&テストドライバーしか道ない」

Karun Chandhok (C)Hispania Racing F1 Team
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今シーズン、いよいよインドGP(10月30日決勝)が初開催されるが、そのインド人F1ドライバーとしてナレイン・カーティケヤンがヒスパニア・レーシングからの出場を決める一方、昨シーズン唯一のインド人だったカルン・チャンドク(前ヒスパニア)はシートを見出せずにいる。

「正直いって、今年の出場に見通しが立っていないのは認めるよ。
いまはただ2011年にどうするか、ということではなくもっと先に向けた中長期的な計画で考えているんだ。
例えばディ・レスタがそうしたようにね。
(2010年フォース・インディアのリザーブ&テストドライバーに甘んじたポール・ディ・レスタだが2011年念願のレースシートを獲得したとされる)
ただヒスパニアではもうチャンスはないと思うから、他のチームに活路を見出すよ」

噂ではチャンドクは、トニー・フェルナンデス代表率いるチーム・ロータスとコンタクトを取っているとみられている。

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ロバート・クビサ、モンテカルロラリー出場ならず

Robert Kubica (C)Renault F1
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今シーズンのモンテカルロラリー出場に意欲を燃やしていたロバート・クビサ(26歳:ポーランド)だったが、昨年に続きその夢が叶わないことになった。

現在はWRC(世界ラリー選手権)から外れ、独自路線でイベントを開催、IRC(インターナショナル・ラリー・チャレンジ)の初戦として行われるモンテカルロラリーだが、今回クビサは「契約上の問題」からマシンの手当が付かず出場断念に追い込まれたとのこと。

昨年までクビサが所属していたルノー・チームは今季ロータス・グループの傘下となりロータス・ルノーGPに名称も変更されているがこれが関係したのではないかとの見方も伝えられている。
(昨年クビサはルノー・クリオR3で参戦。ロータス・グループはマレーシアのプロトン自動車が主体)

昨年もプロローグ・ステージでエンジントラブルにより離脱したクビサだったが、今季はさらにイベント前の撤退を余儀なくされたことになる。

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ヒスパニア・レーシング、カーティケヤン起用正式に認める

Narain Karthikeyan (C)Ex.Jordan GP
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7日(金)ヒスパニア・レーシングは先にナレイン・カーティケヤン(33歳:インド)自身が明らかにした通り、2011年同チームのドライバーとして契約したことを正式に認めた。

同チームのコリン・コレス代表は、「カーティケヤンのことはジョーダンやウィリアムズで走っていた頃から良く知っているが、元々能力あるドライバーだし、その後アウディ(スポーツカー)など他のシリーズでも経験を積んでスピードを増した。
彼が多くのものをわれわれのチームのもたらせてくれると期待している」と、歓迎のコメントを述べた。

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2011/01/07

フォース・インディア、新型車準備の遅れ認める

Force India『VJM03』(C)Force India F1
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今シーズン、インドGPが初開催されることで士気上がるフォース・インディア・チームだが、2011年用の新型車開発は予定より遅れていることを認めている。

衆知のように新年最初の合同オフテストは2月1日(火)からスペインのバレンシア・サーキットを舞台に行われることになっていて、多くのチームはこれを目途に新型車の準備を進めている。

しかしフォース・インディアのオットマー・サフナウ/チーフ・オペレーティング・オフィサーは、残念ながら最初のテストにわれわれの新型車は間に合わない。
従ってこのテストには昨年用の『VJM03』を改良して臨むことになる。
ヘレス・サーキットで行われる翌週のテストに新型車『VJM04』(仮称)が間に合えばいいと思っているが、現段階ではまだ何とも言えない」と、控え目な方針を明らかにした。

なお同チームでは来季これまでのリウッツィに代えてポール・ディ・レスタを起用、スーティルとのコンビになると伝えられているが、まだ正式発表はない。

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N.カーティケヤン、ヒスパニア・レーシングとの契約発表

Narain Karthikeyan (C)Ex.Jordan GP
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FIA(国際自動車連盟)による2011年の暫定エントリーリストではまだいずれのドライバーも確定していないヒスパニア・レーシングだが、インド人初のF1ドライバーであるナレイン・カーティケヤン(33歳)が2011年シーズンの1年契約を結んだと自身のツイッターで発表したことがわかった。

カーティケヤンがF1を走ったのは2005年、当時のジョーダン・チームからで、その後A1GP参戦やウィリアムズ・チームでテストドライバーを経験しているが、F1正式復帰となれば実に6年ぶりの快挙ということになる。
また2011年10月に予定される初のインドGP開催にも大きな後押しとなることだろう。
ただヒスパニア・レーシング側はこれについてまだ正式なコメントを発表していない。

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意欲みせるアロンソ(フェラーリ)、「初日から乗る!」

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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2010年は惜しくもランキング2位に留まったフェラーリ・チームのアロンソだが、今シーズンのタイトル奪還を目指し、オフテスト開始から強い意欲をみせているようだ。

これはスペインの『マルカ』紙らが報じたもので、アロンソは2月1日(火)からスタートする新年最初のテスト(バレンシア・サーキット)において、初日から自らステアリングを握る意思を表明したということだ。
通常、新型車最初のテストはテストドライバーかセカンドドライバーが担当することが多く、エース自ら乗り出すのは珍しい。

記事によればその後に続くテストでもアロンソは積極的にマシン開発に意欲をみせているという。

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2011/01/06

トロ・ロッソ、アラブの投資家に売却?

Franz Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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レッドブル・グループ二つ目のF1チームながら、本家レッドブル・レーシングがタイトルを獲得する一方で今シーズンはランキング9位に留まったスクーデリア・トロ・ロッソについて、アラブの投資家に売却されるのではないか、との報道が今週伝えられた。

これはスイスの『ブリック』紙が報じたもので、それによれば両チームを所有するグループ総帥ディートリッヒ・マテシス/オーナーが決断したとものとされる。

しかしこれについて同チームのフランツ・トスト代表は、「そのような話は全くない。
事実無根で、あり得ない空走話に過ぎないもの」と、直ちに完全否定している。

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タイトル逸したフェラーリ、2011年は『背水の陣』

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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2010年シーズン、いずれのF1タイトルも逸したフェラーリ・チームでは、今季の挽回を目指し文字通り背水の陣を敷いて王者復活を窺っている。

グループ総帥のルカ・モンテツェモロ社長と長時間にわたる会談を終えた同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は、「タイトル争いが佳境に達したシーズン終盤、勝つことができずほんとうに苦しい思いをした。
眠れぬ日々が続き、辞職することも真剣に考えていたんだ。
でも、跳ね馬復活に向け、今年こそ全員で頑張らなければならないことを確認した。
そのため、とりわけテクニカル部門には大なたを振るい、人心を一新することになるだろう」と、その背景を語っている。

伝えられるところでは、すでに新構成されたオペレーションズ・リサーチの責任者にレッドブル・レーシングから獲得したニール・マーティン氏が就任、またチーフ・レーストラック・エンジニアに元マクラーレンのパット・フライ氏を就けたことなどがわかっている。

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ロータス・ルノー、英『オートショー』でカラーリング

Lotus Renault GP (C)Renault F1 UK
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今シーズン、『ロータス・ルノーGP』の名称で戦う前ルノー・チームは、1月13日(木)から行われる英『オートスポーツ・インターナショナル・ショー』で2011年の正式カラーリングを発表することを明らかにした。

同チームではすでに昨年の段階で伝統の黒と金で構成されたカラーリングを発表していたが、さらに変更されるようだ。
なお同チームもザウバー等と同様、31日(月)にバレンシア・サーキットで新型車発表会を行い、翌日から当地で新年最初のテストに入る予定だ。

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2011/01/05

メルセデスGPの新型車もクラッシュ・テストをクリアか

Mercedes 3 Pointed Star (C)Mercedes Motorsport
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2011年マシンのクラッシュ・テストについては、すでにフェラーリ・チームが全チームの先陣を切ってクリアしたことが伝えられているが、どうやらこれにメルセデスGPのマシン『W02』(仮称)が続いたようだ。

まだチーム側から正式な発表はないものの、これはフランスのF1コメンテーターであるジャン・ルイ・モンセ氏が『オート・プリュス』誌に持つ自身のコラムで明らかにしたもの。

同チームの新型車発表の日程についてはまだ明らかにされていないが、これが事実であれば今季こそタイトル争いに加わろうとしているメルセデスGPもまた2011年新型車で2月の合同テストに参加する可能性が高いとみられる。

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フェラーリ、1月最終週に2011年新型車発表へ

2010 Image (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームでは、すでに12月のうちにFIAによるモノコック等のクラッシュ・テストをクリアしたことが明らかになっているが、これに伴い2011年の新型車を1月最終週に発表する見通しであることを明らかにした。

正確な日付や場所等についてはまだ明確にされていないが、2月1日(火)に新年最初の合同オフテストがバレンシア・サーキットでスタートすることから、これに先駈けてということになる。

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2011/01/04

ヒュルケンバーグ、来季はF・インディアの第3ドライバー?

Nico Hulkenberg (C)Williams F1
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2010年、F1デビュー・シーズンであるにもかかわらずブラジルで初ポールポジションを獲得するなど目覚ましい印象を残した前ウィリアムズのニコ・ヒュルケンバーグ(23歳:ドイツ)だが、来季のシート獲得には苦戦しているようだ。

ヒュルケンバーグのマネージャーは過去シューマッハ兄弟を育てた辣腕のウィリ・ウェバー氏で、これまで有力チームのシート獲得に意欲をみせていたものの、スイス『ブリック』紙が伝えるところによれば結局来季はフォース・インディア・チームの第3ドライバーがやっとのようだ。

なおそれによれば、来季のフォース・インディアはまだ契約が1年あるとされていたリウッツィを放出、残留のエイドリアン・スーティルに加え、今季はリザーブ&テストドライバーだったポール・ディ・レスタを昇格させるとされている。

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アロンソ(フェラーリ)、パパラッチの歓迎に苛立ち

Fernando Alonso? (C)Redbull Racing
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目下シーズンオフ中のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、休暇のため家族と共にポルトガルのリゾート島ポルト・サントにプライベート・ジェットで到着したが、その際パパラッチとみられるカメラマンに執拗に追われたことから強い苛立ちをみせた。

ところがその際にアロンソが『親指を下に向ける』仕草をしたことが発覚、スペイン国内で大きな騒動になりつつある。

アロンソは地元ポルトガルのメディアに対し「そうした行為はしていない」と否定に躍起だが、しかしその時の画像がYouTube等を通じて流出、立場を悪いものにしている。

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2011/01/03

メルセデスGP代表、「シミュレーターで後れ取った」

F1 Driving simulator Image (C)BMW Sauber F1
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事実上、2009年のチャンピオンであるブラウンGPを継承しながら、2010年はコンストラクターズ・ランキング4位に終わったメルセデスGPだが、同チームのロス・ブラウン代表は「他チームと比べ、シミュレーターで遅れを取った部分はある」との見解を独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に語った。

「シーズン中のテストが禁止されている現在のレギュレーションでは、バーチャルでテスト距離を稼ぐことのできる有能なドライビング・シミュレーターの活用が欠かせない。
しかしその部分でわれわれのチームは他チームに劣っていたし、とりわけ(ブランクのあった)シューマッハには不利に働いたことだろう。
現在われわれは鋭意最新設計のシミュレーターを製作中だ」

しかし、新型シミュレーターの完成は2012年まで掛かる見通しということで、実質シューマッハの復帰プロジェクトに間に合うかは疑問だ。

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2013年ローマGP、開催に向けてゴーサイン?

Rome GP Course Image
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地元住民に反対運動がある上に、F1関係者からも疑問の声が投げ掛けられる『ローマGP』だが、この計画を推進するマウリツィオ・フラミーニ氏は、「市当局から計画進行の許可が得られた」と主張し、2013年には開催できると豪語した。

ただ関係当局からの正式な文書等は確認されておらず、イタリア第2のグランプリ開催を狙うこの計画は依然不透明なままのようだ。

同氏はこれまで2012年からの5年契約をバーニー・エクレストン氏との間で結んだとしていた。

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2011/01/02

S.ベッテル(レッドブル)、「来季はマシン信頼性の向上が必須」

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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今シーズン、みごと史上最年少で念願のF1チャンピオンに輝いたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル(23歳:ドイツ)だが、「来シーズンはマシン信頼性の向上が必須」と、早くも2年連続のタイトル獲得に強い意欲をみせている。

これは英『オートスポーツ』に語ったもので、その中でこの若きドイツ人は、「今年、最終的にはアブダビでタイトルを決めることができたけれど、シーズン序盤にもっと確実にポイントを重ねていればあんな苦労をする必要もなかったんだ。
例えばほぼレースを手中に収めていた開幕戦のバーレーンGP。
このレースではエンジントラブルが起きたためにズルズルと遅れてポイントを逸してしまった。
でもこんなこと、ドライバーの立場からはどうしようもないことだからね。
今年はもっと全体の信頼性を上げることが必須なんだよ」と、強調した。

バーレーンGPでのトラブルは当初エクゾースト関連かと思われたが、その後の調査で搭載したルノー・エンジンのスパークプラグ(チャンピオン製とみられる)に原因があったと公式発表されている。

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フェラーリ社長、1.6リッター4気筒エンジン反対運動

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのルカ・モンテツェモロ社長が、すでにFIA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会が2013年シーズンからの導入を明らかにした新エンジン規定について、反対の同調者を求めて動き出していることがわかった。

FIAは現行の2.4リッターV8エンジンに変え、2013年からは1.6リッター4気筒エンジンとすることを示しているが、モンテツェモロ氏はこれまでも再三「4気筒エンジンはF1にふさわしくない」と、主張している。

同氏は独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に対し、「4気筒エンジン導入阻止に少しでも可能性があるならば、われわれは他のメーカーと手を携えて抵抗する」と息巻いているという。
フェラーリは現在3チームにエンジンを供給しているが、噂ではやはり3チームに供給するメルセデスもこれに同調するのではないかとみられていて、その動向に注目が集まっている。

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2011/01/01

フェラーリ、2011年マシン最初のクラッシュ・テスト通過

Image (C)Ferrari S.p.A
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イタリア国内のメディアが伝えるところによれば、フェラーリ・チームの2011年マシンのモノコックが、FIA(国際自動車連盟)による主要クラッシュ・テストを通過したとのことだ。
これが事実であれば、全チームを通じて最初のクリアということになる筈だ。

それによればテストはイタリア・ミラノ近郊のボラータにあるFIA公認の『CSI技術研究所』で行われたということで、同チームでクラッシュ・テスト責任者を務めたダビデ・テルレッティ/エンジニアは「モノコックの表面には亀裂が入ったが、テストはクリアしたよ」と、笑い飛ばしている。

テストはまだその他の詳細部のものが残されるが、主要なモノコックに関わるものが合格したことで、もう大きな問題はないとみられる。

新年最初の合同テストは、2月1日(火)からバレンシア・サーキットで行われる。

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J.フェルスタッペン、フェラーリらの「1チーム3台案」支持

Jos Verstappen (C)Ex.Jordan GP
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1994年に当時のベネトン・チームからF1デビュー、その後フットワークやアロウズ、ミナルディ等で活躍したオランダのヨス・フェルスタッペンが、フェラーリ・チームらが唱える「1チーム3台案」の支持を表明して注目されている。

これは地元の『テレグラフ紙』に持つコラムで語ったもので、その中でこのオランダの英雄は、「3台目のクルマを用意することについてはこれまでそのコストがずっと指摘されてきたけれど、今やそれが言われるほどのものではないことがわかってる。
もしも有力なチームで3台目のクルマが走らせられるなら、これは若いドライバーにとって大きなチャンスになるし、チームにとってもマシン開発に大きく役立つ筈なんだ。
シーズン中のテストが禁止され走る機会が失われている今こそ、この案を導入すべきなんだよ」と、腰の重いFIAに対し導入を促した。

F1からは引退したフェルスタッペンだが、その後もA1GPやスポーツカー・ドライバーとして現役を続け存在感を示している。

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「F1より冬季五輪優先」はプーチン首相の意向

Renault Sochi Demo (C)Renault F1 UK
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2014年ロシアでの冬季オリンピックとF1グランプリとの同時初開催について、IOC(国際オリンピック委員会)から不安視する声が出されていたが、F1よりもオリンピックを優先させる方針は同国のプーチン首相の意向であることが明らかにされた。

これはソチ五輪組織委員会のドミトリー・ペスコフ/スポークスマンが31日(金)公式に認めたもの。
「万一同時開催に支障が出た場合には、F1よりもオリンピックのほうを優先させることが確認された。
これはウラジミール・プーチン首相自身から示されたものだ。
なおその場合、F1グランプリは2015年に延期されるだろう」と、同氏。

しかしソチのアナトリー・パホモフ市長はどちらの準備も2014年に間に合うと一転強気な姿勢を強調している。

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