ピレリ、「F1タイヤ開発には最新マシンが必要」
Pirelli F1 Tyre (C)Renault F1 UK
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今シーズンからいよいよF1タイヤの独占供給メーカーとなるピレリが、今後のタイヤ開発には最新マシンの使用が不可欠との見解を明らかにしている。
これはイタリアの『アウトスプリント』誌が伝えたものだが、現在ピレリは旧トヨタ・チーム製の『TF109』を使用。
しかしこれは2009年シーズンに使われたもので、今季はすでに2シーズン遅れとなる旧型マシン。
もちろんレギュレーションに合わせ細部に改善は加えられているとみられるが、日進月歩のF1レーシングにおいて2シーズン遅れのハイブリッド車が決定的な旧型車であるのは間違いない。
トヨタからは風洞設備等を駆使し、このマシンをさらに改善するとの申し出があったということだがピレリはこれを拒絶。
F1チームの集まりであるFOTAとの間でいずれかのチームの最新マシン使用の方向で協議を続けているとのことだ。
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