メルセデス首脳、「エンジン均一ならF1参戦の意味ない」
Mercedes SLS AMG F1 Safetycar (C)Mercedes Motorsport
拡大します
目下F1で最強とみられているメルセデス・エンジンだが、レッドブル・レーシングらから出ているとされるエンジン性能の均一化について、メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は次のように独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌でこれを一蹴した。
「ただ単純にF1のエンジン性能を均一化するというならわれわれは反対だ。
平等な条件での開発凍結は理解できるとしても、それと競争とは別なもの。
そこに競争がなくなるのであれば、われわれがF1に参加する意味がない。
それならみんなでGP2に行けばいいことじゃないか」
さらに同氏はF1エンジンのコスト削減についてもメルセデスが王者であると胸を張った。
それによれば2010年、独自チームであるメルセデスGPを立ち上げたにもかかわらず、全体で以前より30%もの予算削減を果たしているのだという。
| 固定リンク