スターリング・モス卿、「FIAの新規制はシューマッハにマイナス」
Mercedes SLR McLaren Stirling Moss (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会は、来シーズンからこれまで幾多の騒動の種となったチームオーダー禁止条項を廃止する一方、従前よりも「ドライバーの行為」について厳しく取り締まる方向を明確に示した。
これについて過去メルセデスやロータス等で通算16回のF1優勝を誇るスターリング・モス卿が、「この改定はミハエル・シューマッハにとってマイナスになる」との見解を示して注目されている。
それによれば同氏は、「FIAの今回の決定は、F1のダーティなイメージを廃止するという方向で対策に動いたようだ。
F1はモータースポーツの頂点と言われるが、シューマッハがしばしばみせる極端な幅寄せのような行動は反スポーツ的なもので、一歩間違えれば大惨事になりかねない。
彼らはそうして脅威をあらかじめ排除しようと考えたのではないか」と、持論を展開したものだ。
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