F1関係者、増加一方のグランプリ数を懸念
2010 F1 All Stars (C)Force India F1
拡大します
昨年全17戦だったF1グランプリは、今年19戦、来年はすでに20戦に拡大されることが確定しているが、こうした増加一方の動きに関係者から懸念の声が聞かれている。
1975年からF1参戦という老舗チームであるウィリアムズのフランク・ウィリアムズ代表は、「われわれはこうした増加する一方のレース数に懸念を持っている。
すでにロシアが加わることが決まっているし、アメリカにも復活の動きがある。
そうしたらF1は年間22戦にもなってしまうよ。
いくらなんでもこれは多過ぎるとわれわれは受け止めている」と、指摘した。
また前FIA会長であるマックス・モズレー氏も、「レース数を増やせば短絡的には(テレビ放映権など)収入を増やすことができるだろう。
しかし長い眼でみれば、多過ぎるF1グランプリ数はやがて視聴者から飽きられてしまい、全体として視聴率も低下することになる。
そうなってからでは遅いんだ」と、膨張一方のバーニー・エクレストン氏(FOM)の手法をに疑問を呈している。
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