アラン・プロスト氏、F1でのフランス勢力衰退を憂慮
Alain Prost (C)Williams F1
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フランスを代表するF1チームだったルノーが株式を売却、来季『ロータス・ルノーGP』として名前は残るものの実質的にF1チーム運営から離れることとなった。
これについて同じくフランスを代表するF1ドライバーである元チャンピオン、アラン・プロスト氏(55歳)は、「F1でフランスの勢力が衰退していくのが悲しい」との心情を仏『オート・エブド』に吐露している。
「今F1にはフランスGPがない、フランス人ドライバーもいないというのに、さらにルノーがF1チームの株式を売却し、単なるエンジン・サプライヤーになってしまうのはこのスポーツを愛する者としてとても悲しいことだ。
これがフランスのような自動車国にとっていい訳がない。
ルノーに限らず、もっとフランスの自動車メーカーもF1に投資をすることを考えて欲しいと思うね」
フランス人F1チャンピオンとしてプロスト氏が4度輝いているが、コンストラクターとしては1969年のマトラ以来、フランス・チームは栄冠から遠ざかっている。
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