小林可夢偉、『AUTOSPORTアワード』新人賞獲得
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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2010年の『AUTOSPORTアワード』の新人賞を、今季非力なマシンながら数々のオーバーテイクシーンをみせるなど活躍したザウバー・チームの小林可夢偉が勝ち取った。
今回、選考のライバルとなったのはルノーのペトロフ、ウィリアムズのヒュルケンバーグ、またGP2シリーズのドライバーらやさらにはWRCのキミ・ライコネン(!)らの名前が挙げられていたという。
2009年シーズン最後に、トヨタチームからF1デビューを果たした小林だが、当時からそのアグレッシブなドライビング・スタイルには高い評価が与えられていた。
フェラーリやサーティーズからF1に出場(最高位は1970年アメリカGPの6位:サーティーズ)、スポーツカーレースのルマン24時間レースでは実に通算5勝を記録したイギリスのデレック・ベル氏から賞を受け取った小林可夢偉は、「レースというのはエキサイティングであるべきだし、そうした意味でオーバーテイクというのは僕にとって当たり前のこと。
ただF1ではオーバーテイクはとても難しいことだけど、そうした姿勢が評価されたことはとてもうれしい」と、語っている。
その小林が今年最も印象に残ったオーバーテイクは、ヨーロッパGP(バレンシア)でアロンソを抜き去ったシーンであるという。
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