ヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)、衝撃のポールポジション
Nico Hulkenberg (C)Williams F1
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難しいコンディションで行われたブラジルGPの公式予選で、みごとポールポジションを獲得したのはなんとウィリアムズ・チームの新鋭ニコ・ヒュルケンバーグ(23歳:ドイツ)だった。
まだウェット路面の予選Q3は各車インターミディエイトタイヤでアタックを開始。
次第にラインが乾きつつあるのを見越し、まずルノーのクビサがドライタイヤ(オブション)にスイッチ、攻勢を掛けた。
しかしクビサは姿勢を乱し、コースオフする場面も。
全車ドライタイヤに交換し、猛烈なアタック競争が開始されると最初にハミルトン(マクラーレン)がトップに立ったが、これをなんと伏兵ウィリアムズのヒュルケンバーグが書き換えてトップに。
ヒュルケンバーグはさらにミスすることなくタイムを更新し続け、結局この難しいコンディションでみごとポールポジションを獲得してみせた。
今シーズンのルーキー、ヒュルケンバーグにとってもちろんこれは初のポールポジション。
ウィリアムズ・チームにとっても実に2005年のヨーロッパGP(ニック・ハイドフェルド)以来の快挙ということになった。
2-3番手はポール争いの筆頭だったレッドブルのベッテル&ウェバー、4番手ハミルトン(マクラーレン)、5番手アロンソ(フェラーリ)、6番手バリチェッロ(ウィリアムズ)、7番手クビサ(ルノー)、8番手シューマッハ(メルセデスGP)、9番手マッサ(フェラーリ)、10番手がルノーのペトロフというトップ10グリッドとなった。
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