ヨーロッパGP、観客数減少で開催契約解消を模策
Image (C)Renault F1 UK
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現在ヨーロッパGPの名称で行われているスペイン二つ目のグランプリだが、開催地であるバレンシアでは観客数の減少から赤字が拡大、契約の解消を模策していることがわかった。
これはスペインGPもう一方の開催地であるバルセロナの『エル・ペリオディコ紙』が伝えたもので、それによればバレンシア州のフランシスコ・キャンプス知事はすでに契約の解消を申し出たもののFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏から拒絶されたため、今後は隔年開催にできないかさらに打診中であるとのことだ。
もし契約解消が認められたとしても莫大な違約金の支払いを求められるのは確実だが、それでも毎年3千万ユーロ(約33億円)とも言われる赤字補填を続けるのは困難としている。
バレンシア市街地特設コースでのヨーロッパGPは、開催当初こそ10万人を超す観客数を記録したが、今年は7万5千人にまで減少しているということだ。
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