C.ホーナー代表(レッドブル)、「最終戦はドライバー自身の判断」
Redbull Trio (C)RedBull Racing
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いよいよ2010年シーズンも最終戦アブダビGPを残すこととなったが、チャンピオンへの権利を持つのが実に4人という激戦ぶりだ。
ただ、4位のハミルトン(マクラーレン)は首位アロンソと24ポイント差ということであタイトル獲得はあまり現実的でない。
最も優位に立つのはもちろんフェラーリのアロンソで、すでに僚友マッサが圏外であることからチーム全体の支援が得られる見通し。
一方レッドブル勢はウェバーが2位で首位と8ポイント差、3位のベッテルは同じく14ポイント差となっていて、レース結果次第でいずれにも高い確率でチャンピオンの可能性がある。
もし最終戦でウェバーが勝利した場合、アロンソは最低2位に入らなければならず、ベッテルとの1-2勝利なら当然ウェバーがタイトルを獲得することになる。
一方もし最終戦でベッテルが優勝した場合には、ウェバーの順位にかかわらずアロンソは4位以上タイトルが決定することとなり、かなり有利な戦いが許される。
要はレッドブルの二人がどういうレースをするかに掛かっているのだが、もちろんクリスチャン・ホーナー代表は「チームから指示はしない」と言明していて、ドライバー自身の判断に任されることになっているのだが、このところ二人の仲が良くないというのは知られた事実だ。
これについて聞かれたベッテルは、「質問に答えるつもりはないよ」と素っ気ないまま。
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