小林可夢偉(ザウバー)、「今日は1ポイントでも十分」
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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日本GP以来、これで3戦連続で入賞を果たしたザウバー・チームの小林可夢偉だが、レース後「今日は難しいレースだったので、1ポイントでも十分」と、振り返った。
「10位というのは確かにグレートなものではないけれど、難しいレースだったことを考えれば1ポイントでも十分なものだと思うよ。
レースはハードタイヤでスタートしたんだけど、アンダーステアがひどくグリップ不足で順位を落とすし、ロングスティントを走り切るのはつらいものだった。
フレッシュタイヤを得てからはなんとか前を行くトロ・ロッソの2台をオーバーテイクすることができたんだけど、これだって決して優しいものじゃなかった。
1コーナーでオーバーテイクするためには、良いストレートスピードが必要なのに、ウチにはそんなものなかったからね」
これについて同チームのペーター・ザウバー代表も、「1ポイントは大きなものではないが、それを手にするためにカムイは非常にハードな戦いを強いられた。
みんながトラフィックで手こずる中、みごとなパフォーマンスだった」と、讃えた。
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