レッドブル1-2勝利、コンストラクターズ王者決定!
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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完全ドライコンディションで行われたブラジルGP決勝レースは、予選2-3番手からスタートしたレッドブルのセバスチャン・ベッテル&マーク・ウェバーが1-2勝利。
これによりレッドブル・レーシングは2005年のF1参戦以来、初のコンストラクターズ・タイトルの獲得を確定。
レースは初のポールポジションからスタートしたウィリアムズのヒュルケンバーグが次々と順位を落とす苦しいレース展開。
1コーナーですでにトップに立ったベッテルは、レース終盤リウッツィ(フォース・インディア)のクラッシュにより導入されたセーフティカーがクリアになった際にも怒濤のファストラップ連発で首位を死守してみせた。
ベッテルの勝利は自身通算9回目、今季は日本GP以来となるシーズン4勝目となった。
2位ウェバー、3位にチャンピオンシップ首位を走るフェラーリのアロンソ、4-5位にマクラーレンのハミルトン&バトン、6-7位メルセデスGPのロズベルグ&シューマッハでここまでが首位と同ラップでのフィニッシュ、8位にポールスタートのヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)、9位クビサ(ルノー)、そして10位にザウバーの小林可夢偉が入りポイント獲得。
小林はこれで今季8回目の入賞、日本、韓国、そしてここブラジルと3戦連続でのポイント獲得となった。
11位アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、12位スーティル(フォース・インディア)、13位ブエミ(トロ・ロッソ)、14位は今回も地元で女神がほほ笑まなかったウィリアムズのバリチェッロ、15位マッサ(フェラーリ)、16位ペトロフ(ルノー)、17位ハイドフェルド(ザウバー)、19位トゥルーリ(ロータス)、20位グロック(ヴァージン)、21-22位にヒスパニアのセナ&クリエンで、以上22台という最多完走。
リタイヤはマシントラブルのディ・グラッシ(ヴァージン)、そしてクラッシュしたリウッツィ(フォース・インディア)の2台だった。
今回コンストラクターズ・タイトルは確定したものの、ドライバーズ・チャンピオンシップのほうはアロンソ、ウェバー、ベッテル、そしてハミルトンの上位4人に可能性を残したまま次週の最終戦アブダビGPを迎えることになった。
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