R.バリチェッロ、「フルレース」でスチュワードの判断を批判
Rubens Barrichello (C)Williams F1
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悪天候に見舞われた初開催の韓国GPは、再三のディレーの挙げ句それでも結果的にはフル・レース・ディスタンスとなる55ラップで戦われた。
これについて現在のF1でミハエル・シューマッハに次ぐベテラン・ドライバーとなったウィリアムズのルーベンス・バリチェッロ(38歳:ブラジル)は、レーススチュワード(競技審査委員)のこうした判断に否定的な見解を示している。
「もともとレースのスタート時刻が午後3時という遅い時間であった上に、そのスタートも今回は雨で再三遅れてしまった。
結果的にレース終盤では(照明のない)ヨンナム・サーキットはもう暗くて、F1レースを戦うには安全が損なわれていたんだ。
敵は暗さだよ。もちろん僕は透明なバイザーを装着していたにもかかわらずに、ね。
フェラーリ時代、僕はフィオラノで午後9時過ぎにコースレコードを叩き出したことがある。
でも、ヨーロッパとこことでは条件が違いすぎるんだからね」
バリチェッロはさらに2007年富士スピードウェイでの日本GPの時と比べ、「フジではアクアプレーニングが問題だった。
でもここでの問題は視界の暗さにあった」とその違いを指摘している。
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