エクレストン氏、伝統のヨーロッパ大陸グランプリ牽制
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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アブダビ、そして韓国GPと毎年新たなグランプリが行われる中、バーニー・エクレストン氏がまたヨーロッパ大陸でのF1開催地を牽制する発言を繰り返している。
今度は英『ガーディアン』に語ったもので、その中でこのFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のボスは、「いまや時代はアジアや中東にある。
いつまでもヨーロッパがその歴史的な背景で安穏としている時代じゃないんだ。
スパ(ベルギーGP)やシルバーストーン(イギリスGP)が生き残っているのはいずれも政府の支援があるからだが、こうした所はいつそれが終焉を迎えても不思議ではないよ」と牽制している。
また、近年の新設GPサーキットがことごとくエクレストン氏の息が掛かったヘルマン・ティルケの手になることについて、「グランプリ・サーキットにおける第一のプライオリティは、ただ『安全』ということに尽きる。それだけのこと。
そもそも何か新しいことをやる時には、民主主義なんてお題目を唱えてはいられないんだ。
私のしたことが正しかったかどうか、それは歴史が証明してくれるだろう」と、斬って捨てた。
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