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2010年10月

2010/10/31

J.ダンブロジオ、今季中にもヴァージンからF1デビューか

Jerome d'Ambrosio (C)Virgin Racing
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日本GPのフリー走行に起用されるなど、F1デビューへの期待が高まるヴァージン・レーシングのジェローム・ダンブロジオ(24歳:ベルギー)について、同選手のマネージメント会社を代表するエリック・ブイユ氏(ルノー・チーム代表)が、レースドライバー昇格に強い自信を示した。

それによれば来季ヴァージンからF1デビューを果たす確率は95%以上、来週末行われるブラジルGPでも再びフリー走行セッションに起用される予定で、場合によっては最終戦のアブダビGPでデビューする可能性もあるという。

ただ同チームではティモ・グロックの残留が確定している上、ルーカス・ディ・グラッシについてもチームがオブション権を行使した場合には難しいことになるのは必至だ。

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GP2の新鋭サム・バード、メルセデスGPのF1テストへ

Sam Bird (C)GP2 Series Media Service
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イギリス期待の若手ドライバー、サム・バード(23歳)が、シーズン終了後のメルセデスGPのF1オフテストに招集されることが明らかとなった。

同チームのロス・ブラウン代表は、「バードは今年のGP2シリーズで間違いなく才能があるところを示した。
われわれは彼にF1テストの機会を与え、その能力を見極めたいと考えている」と、語っている。

バードは今季のGP2シリーズでここまで全10戦中、優勝1回、表彰台には4回上がりランキング5位。
2007年にはウィリアムズ・チームでF1テストの経験がある。
イギリス人のバードがドイツ色の強いメルセデスGPに起用されるのは意外に受け止められているが、昨年参戦したF3ユーロシリーズではメルセデス系チームに所属していた。

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モズレー前FIA会長、「アロンソ王者ならF1の価値おとしめる」

Max Mosley (C)RedBull Racing
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前のFIA(国際自動車連盟)会長であるマックス・モズレー氏が、英『BBCスポーツ』の番組で「もしもフェラーリのアロンソが(僅差で)今年のチャンピオンになるならば、それはF1の価値をおとしめるもの」と発言し、関係者の間に波紋を呼んでいる。

今季ここまで4勝のウェバー(レッドブル)に対し、5勝を挙げたアロンソのほうは目下11ポイントの差をつけてランキング首位にあるが、モズレー氏によればアロンソがドイツで記録した勝利は禁止されているチームオーダーによるもので、これにより得た7ポイントは不当なものという。
そのため、もしも最終的にアロンソが7ポイント以下の差でチャンピオンになった場合、それはスポーツとして恥ずかしい結果になるという考えだ。

「ほんとうなら、あの時点でアロンソの7ポイントは剥奪されて然るべきだった」と語るモズレー氏だが、しかしこれはあくまでも「個人的見解」であると強調した。

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2010/10/30

F1コスト削減いずこに

Factory Image (C)Renault F1 UK
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自動車メーカーの参入によるコスト増でシリーズ存続の危機を経験したことから、F1では各チームのコスト削減に向け予算の上限などを設ける努力がなされてきたが、しかしここに来てそれが反古にされそうな動きが強まっているようだ。

独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌によれば、RRA(リソース制限協定)と呼ばれるこのチーム間協定では2011年の各F1チームの予算上限を2千万ユーロ(約22億4千万円)にする方針だったが、これが3千万ユーロ(約33億6千万円)に逆戻り。
(今年は4千万ユーロ)
さらにチーム・スタッフの人数も2011年には280人まで削減とされていたものが現行のもの(350人)を2012年まで延長、その後は2017年までに315人までとするように大幅緩和させるというもの。

FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)のマーティン・ウィットマーシュ会長も、「現在そうした方向で調整している」と、逆戻りしつつあることを認めている。

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ライコネンのマネージャー明言、「来季のF1復帰ない」

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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すでに2011年シーズンのF1復帰はないとみられている元チャンピオンのキミ・ライコネン(31歳:フィンランド)だが、あらためて同選手のパーソナル・マネージャーが認める発言を行っている。

これはこれまで本人と共に自らのF3チームを運営(ブルーノ・セナや中嶋大祐が在籍)するなどライコネンとは一体の存在であるスティーブ・ロバートソン氏が、フィンランドのテレビ局『MTV3』の取材に語ったもの。

それによればまだ最終決定には至ってないものの、ライコネンがWRC(世界ラリー選手権)参戦を継続するのは確定的ということで、F1復帰は本人の考慮の範中にもうないということだ。
ただ、所属チーム(現在はレッドブル支援のジュニア・チーム)は変更になる可能性は残されているようだ。

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ブルーノ・セナにロータス移籍の噂持ち上がる

Ayrton Senna/Lotus (C)Lotus Racing
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これまで来季もヒスパニア・レーシングに残留とみられたブルーノ・セナ(27歳:ブラジル)に、ロータス・レーシング移籍の可能性が報じられ、注目を集めている。

これはセナの母国ブラジルの『グローボ・エスポルテ』が報じたもので、同じく残留とみられたヤルノ・トゥルーリのロータスのシートがまだ確定しておらず、ここにセナが加わるというもの。
ブラジルに留まらず『ビッグネーム』であるセナには複数のスポンサーが付いているが、現在こうした支援企業の同意を取り付けている際中と伝えている。

言うまでもなくロータスは叔父にあたる故アイルトン・セナが活躍した名門で、もしブルーノがここで走ることになれば往年のファンを感激させることになりそうだ。

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2010/10/29

ルノー・チームに金融危機の報

Renault Team motorhome (C)Renault F1 UK
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今シーズン、ルノー・ワークスの手を離れ、さらに『ING』など主要スポンサーを失った現ルノー・チームに再び金融危機の報道が伝えられている。

これは、先に同チームがリトアニアのスノラ銀行との間でローン契約を結んだことが伝えられたことによる。
融資金額がどの程度のものであるのかは明確でないが、万一経済的に行き詰まった場合には当然銀行側の支配力がチームに及ぶものと推定される。

その時点でルノー社が救済に乗り出すかどうかがチーム存続の焦点になることだろう。

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ベルガー氏、「アロンソは別格ドライバー」

Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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ライバルの失速に助けられたとはいえ、2010年シーズンも残り2戦というところでドライバーズ・ランキング首位に躍り出たフェラーリ・チームのフェルナンド・アロンソ(29歳:スペイン)について、かつて故アイルトン・セナと活動時期を共にしたゲルハルト・ベルガー(51歳:オーストリア)がこれを讃えている。

「F1という世界では、ある時突然特別なドライバーが現れることがあるんだ。
かつてアイルトン・セナがソウセックだったし、ミハエル・シューマッハもそうだった。
そして今、僕はアロンソもその一人だと思うんだよね。
彼らに一致して言えることは、ベストなマシンでなくても結果を出すということにあるんだよ」と、地元オーストリアの『セアブス・テレビ』で語っている。

しかし現在アロンソのポイントは231で2位のウェバー(レッドブル)とは11ポイント差。
優勝ポイントは25、そして残り2戦なのでまだまったく予断を許さない状況と言える。

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ヒスパニア・レーシング、旧トヨタF1施設を購入か

Toyota Factory Image (C)Panasonic Toyota Racing
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突然F1参戦から撤退した旧トヨタF1チームの施設はまだドイツ・ケルンに残されたままだが、これをヒスパニア・レーシングが購入したのではないか、という噂が駆け巡っている。

これは独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が伝えたもので、それによればヒスパニアは旧トヨタ・チームの施設や機材に加え、技術的なノーハウも含めて購入したとみられるとのこと。

ただこれについてまだ双方とも公式な見解を示していないうえ、ヒスパニアには従来から資金難が伝えられていて、コスワース・エンジンの支払いも遅れているという噂がこうした情報の足を引っ張っている。

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2010/10/28

本日80歳の誕生日B.エクレストン氏、「引退の意思なし」

Bernie Ecclestone/Korea GP (C)RedBull Racing
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今日10月28日、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は実に80歳の誕生日を迎えることとなった。
通常であれば引退を考えて良い年代と言えるが、ことエクレストン氏にとってはこの世界からの引退などさらさら念頭にないようだ。

「今まで引退なんてこれっぽっちも考えたことすらない。
私は私に課せられた職務を果たすため、一日一日を過ごしているんだ。
朝、目を覚ますのはそのためで、そうでなければ起きる意味もないよ」

ただいずれは後進に道を譲る時期が来る訳だが、これについても「私が後進を育てるなどという考えも持っていないね。
こんな仕事、そもそも教えてできるものではないし、そんなつもりもない。
後継者は自らの力で仕事をしていかなければならないが、まあそれは決してたやすいことではないだろうね」と、自信ものぞかせた。

これまでF1の商業面を牛耳ることにより自らもこの38年間で25億ポンド(約3,225億円)という巨費を手にしたとされるエクレストン氏だが、このところは表立って非難する人間もいなくなっている。

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シューマッハのチャンピオン・マシンが手に入る!

Michael Schumacher/Monaco

独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が伝えたところによれば、F1で7回のチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハが最初にタイトルを獲得した1994年シーズンに乗っていたベネトンのマシンがオークションに掛けられるということだ。

当時、過激なドライビングがペナルティの対象となったシューマッハは、このシーズン中2戦の出場停止処分を受けたにもかかわらず、それでも自身初となるタイトルを獲得。
しかもマシンは当時のチームメイトであるデイモン・ヒルとぶつかった曰く付きの『B194』そのものであるという。

なお通常こうしたマシンにはエンジンが欠けていることが多いが、このマシンには当時の3.5リッター自然吸気のコスワース・エンジンが実際に搭載されているというのも魅力だ。
ただオークションにはシューマッハ自身が参加するとの噂も流れていて、こうした状況のなか打ち勝つにはまず150万ユーロ(約1億7千万円)は必要とみられている。

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シトロエン、ライコネンのWRC(世界ラリー選手権)残留を示唆

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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現在レッドブル・グループの支援を受け、シトロエンのジュニア・チームからWRC(世界ラリー選手権)に参戦しているキミ・ライコネン(30歳:フィンランド)について、イタリアの専門誌『アウトスプリント』は来季も残留する可能性が高まったと報じている。

それによれば、シトロエン・チーム首脳はすでに残留に向けレッドブルのコマーシャル部門と話を詰めているということだが、一部には今年期待したほどの効果がなかったためレッドブル側が消極的という話も伝わっている。

一時は高まったF1復帰だが、有力と伝えられたルノー・チームとの交渉はもう消滅した模様。
中にはライコネンがライバルのフォード・チームに電撃移籍する、との話もあるが、実現の可能性は低くこちらはブラフだろうと受け止められている。

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2010/10/27

バリチェッロ率いるGPDA、F1への発言力増大へ

Rubens Barrichello (C)Williams F1
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F1ドライバーで構成される任意団体であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は、これまで主に安全面を中心にドライバーの立場から提言を行ってきているが、現在の会長であるルーベンス・バリチェッロ(ウィリアムズ)は、さらにその存在感、影響力を増していこうとしているようだ。

これはドイツの専門誌『スピード・ウィーク』が報じたもので、それによればバリチェッロはFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長と直に対談、常にドライバーからの意見がF1に反映されるよう意思決定に関わることを要望したという。

こうした姿勢に対してはトッド会長も前向きに受け止めているとされ、今回の韓国GPで示されたようなコースの問題解決に役立てたいと語ったということだ。

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もらい事故ロズベルグ(メルセデスGP)、憤懣やるかたなし

Mark Webber (C)Redbull Racing
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韓国GP決勝レース、突然マシンコントロールを失ったウェバー(レッドブル)のとばっちりを受け、もらい事故でリタイヤに追い込まれたメルセデスGPのニコ・ロズベルグが、自身のサイトでその憤懣やるかたない心境を暴露している。

「まったく信じられないよ。
ウェバーは自分がスピンした時、なぜすぐブレーキを踏んでマシンを止めなかったのか。
そのままコースに戻ってくるなんてあり得ない。
まさにクレージーさ。
おかげで僕のレースは台無し。
彼には反省してもらわないと」

予選で3強に割って入る5番グリッドを獲得したロズベルグは、決勝レースでも好走。
さらに順位を4位まで挙げた18周目、このもらい事故で戦列を去りノーポイントに終わったもの。
これに対しウェバーのほうは全面的に自分が悪かったと認めている。

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2010/10/26

韓国GP主催者、「来年に向け課題解決する」

Korea GP Stand (C)Hispania Racing F1 Team
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すったもんだの末、なんとか開催にこぎ着けた韓国GPだったが、同時に来年以降に向け多くの課題も浮き彫りとされた。

これについて主催者であるKAVO(韓国オート・バレー・オペレーション)のチョン・ユンチョ会長は、「初めてのグランプリ開催はなんとか無事終えたものの、課題が残されたことは承知している。
われわれはこれに対し真摯な姿勢で臨み、来年は高い評価が得られるよう1年間努力するよ」と『聯合ニュース』に語っている。

今回サーキット本体はともかく付帯する周辺施設は建設や整備が大幅に遅れ、ドライバーはともかくスタッフの多くはラブホテルへの宿泊を余儀なくされ、通信環境も納得のいくものではなかったという。

なおKAVOは今回の観客総数を17万人と発表したが、この数字について関係者はいずれも首を傾げているという。
(前戦の日本GPは19万人)
実際グランドスタンド以外の観客席ではテレビ画面でも空席が目立っていた。

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レッドブル・レーシング、タイトル獲得に向けウェバーに精力集中?

Christian Horner (C)RedBull Racing
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ここまでチャンピオンシップ最有力候補とみられていたレッドブル・レーシングだが、韓国GPでは両ドライバー共にリタイヤという予想もしなかった事態に見舞われ、チーム戦略の見直しを迫られるようだ。

というのも、韓国GPを終えあとシーズンは残り2戦。
もしこの2戦をレッドブルが1-2フィニッシュで飾ったとしても、そのいずれもでベッテルが優勝した場合、シリーズ・ポイントは現在の206から50を加えた256に留まる。
しかし一方その2レースのいずれもでライバルのアロンソ(フェラーリ)が3位に入った場合、アロンソのポイントは231から30を加えた261となり、ベッテルに対しても、またウェバー(2位2回としてやはり256)に対してもこれを上廻ることになるからだ。
結論として、チームはタイトル獲得のためウェバーのほうに勝って欲しい筈。

ただこれについてもちろん同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「チームオーダーなど考える筈もない。
それに、この世の中の誰にブラジル&アブダビGPの結果が予測できるというんだい」と、取り合わない姿勢をみせている。

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R.バリチェッロ、「フルレース」でスチュワードの判断を批判

Rubens Barrichello (C)Williams F1
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悪天候に見舞われた初開催の韓国GPは、再三のディレーの挙げ句それでも結果的にはフル・レース・ディスタンスとなる55ラップで戦われた。

これについて現在のF1でミハエル・シューマッハに次ぐベテラン・ドライバーとなったウィリアムズのルーベンス・バリチェッロ(38歳:ブラジル)は、レーススチュワード(競技審査委員)のこうした判断に否定的な見解を示している。

「もともとレースのスタート時刻が午後3時という遅い時間であった上に、そのスタートも今回は雨で再三遅れてしまった。
結果的にレース終盤では(照明のない)ヨンナム・サーキットはもう暗くて、F1レースを戦うには安全が損なわれていたんだ。
敵は暗さだよ。もちろん僕は透明なバイザーを装着していたにもかかわらずに、ね。
フェラーリ時代、僕はフィオラノで午後9時過ぎにコースレコードを叩き出したことがある。
でも、ヨーロッパとこことでは条件が違いすぎるんだからね」

バリチェッロはさらに2007年富士スピードウェイでの日本GPの時と比べ、「フジではアクアプレーニングが問題だった。
でもここでの問題は視界の暗さにあった」とその違いを指摘している。

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ペーター・ザウバー氏、フェラーリ&マクラーレンの態度に疑問

Peter Sauber (C)BMW Sauber F1
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24日(日)行われた韓国GP決勝では、それまでレースをリードしていたマーク・ウェバー、セバスチャン・ベッテルがそれぞれ突然のリタイヤを余儀なくされた。

長い間F1を見続けてきたペーター・ザウバー代表(67歳)が疑問を投げ掛けたのは、この時ライバル・チームのクルーたちがみせた対応だ。
レッドブル勢の脱落によりチャンピオンシップ争いが有利になるフェラーリやマクラーレンでは、それぞれピットクルーが大喜びする画面が国際放映されたもの。

ザウバー氏は「スポーツ競技の一つとして、こうした場面を見るのはうれしい光景ではない」と、母国スイスの『ビルト』紙で断じた。

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2010/10/25

ザウバー・チーム首脳、ドライバーのコントロール讃える

Sauber Duo (C)BMW Sauber F1
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前戦・鈴鹿の日本GPに続き、困難なレースでみごとW入賞を果たしたザウバー・チームでは、ジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターが二人のドライバーのコントロール能力を讃えた。

「混乱したレース展開の中、われわれは早い時期でのタイヤ交換を試みた。
しかしその後のトラフィックでこれが功を奏することは残念ながらなかった。
逆にレース終盤、タイヤを早く代えたわれわれのマシンはグリップを失い、難しいコントロールを強いることになってしまったんだ。
なんせ、ここではウェット路面のデータが全然なかったからね。
しかしわれわれのドライバーはラップタイムを失いながらも、いずれもよくマシンをコントロールしてチェッカーフラッグにまで持ち込んだ。
素晴らしいドライバーたちだよ」

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スーティル(F・インディア)にはグリッド5番降格のペナルティに罰金

Adrian Sutil (C)Force India F1
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韓国GPのレーススチュワード(競技審査委員)はブエミ(トロ・ロッソ)同様、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルにも決勝レース中のアクシデントによりペナルティを科した。

こちらは46周目、やはりブレーキングでスピンしたスーティルが同走していたザウバー・チームの小林可夢偉に横からヒット、マシンにダメージを与えたというもの。
小林はなんとかそのままレースを継続、フィニッシュすることができたが、スーティルはこれ以前からブレーキに問題が合ったことを認識していながらスピンを繰り返し他車を危険に陥れたとして、次戦ブラジルGPでの予選グリッド5番降格ペナルティを科せられただけでなく、1万ドル(約81万円)の罰金も言い渡された。

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ブエミ(トロ・ロッソ)に次戦グリッド5番降格のペナルティ

Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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スクーデリア・トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミ(21歳:スイス)に対し、韓国GPのレーススチュワード(競技審査委員)は次戦ブラジルGPでの予選グリッド5番降格ペナルティを科したことを明らかにした。

ブエミは24日(日)の決勝レース中、入賞圏内を争っていた30周目ブレーキングで姿勢を崩してスピン、後続のティモ・グロック(ヴァージン)にヒットして結果的にリタイヤに追い込んだもの。
ブエミはこのアクシデントの責任を問われた。

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ブリヂストン 韓国GP決勝レースの模様

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
フェルナンド・アロンソ/フェラーリ2010 FIA Formula One World Championship 第17戦 韓国GP
2010年F1世界選手権 韓国GP決勝
開催場所:全羅南道 開催日:10月22日~10月24日

ドラマチックなレースとなった初の韓国GP決勝は、ウェット-ウェット-インターミディエイトの戦略を用いたスクーデリア・フェラーリ・マルボロのフェルナンド・アロンソ選手が、今季5度目の優勝を飾った。

レースは雨でスタートが遅延。さらにはセイフティーカーの先導でのスタート及び再スタートとなった。
全員がブリヂストンのウェット・タイヤでスタートしたが、その後はコンディションが向上し、インターミディエイト・タイヤへと交換することができた。

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン選手が2位、アロンソのチームメイトのフィリペ・マッサ選手が3位でフィニッシュ。
ふたりはアロンソ選手と同じタイヤ戦略だった。タイトル争いを続けるレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー選手とセバスチャン・ベッテル選手はフィニッシュできなかった。

安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「今日は素晴らしい初の韓国GPを見ることができましたし、ブリヂストンが貢献できたことを誇りに思います。
優勝したフェルナンド・アロンソ選手とフェラーリにお祝いを申し上げます。
また、素晴らしい戦いで2位入賞を果たしたルイス・ハミルトン選手にもお祝いを申し上げます。
フィリペ・マッサ選手の表彰台フィニッシュ、ミハエル・シューマッハ選手の4位もうれしく思っています。
今回は難しいグランプリでしたが、チーム各位に加え、最後までプロ意識に徹したFIA、オーガナイザー、サーキットのオフィシャルやマーシャルの皆さんは素晴らしかったと思います。
この新しくエキサイティングな市場でのF1開催を成し遂げたオーガナイザーの皆さんは素晴らしい仕事をしてくれました。
ここに集まってくれたファンや世界中のファンの皆さんにも、今回の素晴らしいレースを楽しんでいただけたと思います」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー
「今日は期待やドラマが数多くあったレースでした。
何度も遅延になり苛立ちもあったと思いますが、安全性が第一ですし、視界も良くありませんでした。
インターミディエイトもウェット・タイヤも素晴らしいパフォーマンスを見せましたし、アロンソ選手は非常に優れたタイヤのマネージメントでフィニッシュラインまでペースをキープしました。
今回はブリヂストン初の、そして最後の韓国GPでしたが、ここ霊岩の週末を通して、われわれの全てのタイヤが素晴らしいパフォーマンスを発揮したことを誇りに思います」

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2010/10/24

連続入賞の小林可夢偉(ザウバー)、「ラッキーだった」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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鈴鹿に続いて連続入賞を果たしたザウバー・チームの小林可夢偉は、今回の韓国GPを「ラッキーだった」と振り返った。

「レース開始は遅れるし、セーフティカーが先導してレースがスタートするなんて、ほんとうに今日は奇妙な体験をしたよ。
とにかくレースが始まっても前のクルマのスプレーで全然前が見えなかったからね。
序盤のイエローコーションでタイヤをいち早くインターミディエイトに代えたんだけれど、そしたらとてもスリッピーでドライブが難しくなっちゃって。
スーティルとのバトルは今日のハイライトだったね。
ミラーを見て彼の挙動はわかっていたので僕はインサイドに留まってラインを変えなかったんだ。
彼のブレーキングには無理があると思っていたし、案の定ヒットされてしまった。
それでもマシンのダメージは小さく、なんとかレースを続けることができたのはほんとうにラッキーだったね。
レースの最後は再び視界が良くなかったんだけれど、でもそれは(序盤の)スプレーのためじゃなく、暗がりのせいだったのさ」

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ベッテル(レッドブル)、「まだタイトル争い終わってない」

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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痛恨のエンジンブローによりほぼ手中にしていた韓国GPの勝利を逃がしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルだが、レース後の表情は明るく「まだタイトル争い終わってない」とギブアップしていないところを示した。

「確かに今日は勝てると思っていただけにリタイヤ・ノーポイントは悔しいけれど、これもレース。
誰がタイトルを獲得するにせよ、今年のレギュレーションではまだあと50ポイントが必要なんだと思う。
それは、連勝すれば僕だってチャンスがあるということだよ。
今日だってエンジンが逝くまでは完璧なレースをしていたと思うし、レッドブルのスピードが他に劣っている訳じゃないんだから」

確かにここまで17戦して9回のポールポジションというスピードはベッテル最大の武器と言える。

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アロンソ(フェラーリ)、大逆転で韓国GP初代覇者に

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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初開催の韓国GPは、まさに大波乱の展開でその結末を迎えた。
初代覇者の座に就いたのは、予選3番手からスタートしたフェラーリのアロンソ。
シンガポールGP以来の優勝で、今季5勝目、自身通算26回目の勝利。
さらにこの優勝でドライバーズ・ランキングの首位に躍り出る快挙となった。

2位はマクラーレンのハミルトン、3位フェラーリのマッサ、4位メルセデスGPのシューマッハ、5位ルノーのクビサ、6位フォース・インディアのリウッツィ、7位ウィリアムズのバリチェッロ、そしてザウバーの小林可夢偉が8位、僚友ハイドフェルドも9位で鈴鹿に次ぐうれしいW入賞、10位はウィリアムズのヒュルケンバーグでここまでがポイント獲得となった。

11位はアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、12位バトン(マクラーレン)、13位コバライネン(ロータス)、14-15位にヒスパニアのセナ&山本左近でこの15台が完走。
リタイヤとなったのはスーティル(フォース・インディア)、ベッテル(レッドブル)、ペトロフ(ルノー)、グロック(ヴァージン)、ブエミ(トロ・ロッソ)、ディ・グラッシ(ヴァージン)、トゥルーリ(ロータス)、ウェバー(レッドブル)、そしてロズベルグ(メルセデスGP)。

レースは雨のため予定より1時間以上遅れた4時5分に18周目から再スタート。
トップを走っていたポイントリーダーのウェバーがコントロールミスでクラッシュ。
これにロズベルグが避けきれずにクラッシュする悲運。
またその後レースを支配したベッテルは突然のエンジンブローで派手なストップ劇を演じた。

この結果、ポイントリーダーはアロンソ。
2番手に11ポイント差でウェバーということになった。

韓国GP決勝レースの結果はこちら
韓国GP画像はこちら

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レースは赤旗中断に

韓国GP決勝レースは10分遅れでセーフティカー・リードのままスタートしたが、路面が一向に良くならないまま3ラップを消化したところで赤旗中断に。
マシンはすべてグリッドに戻って待機となった。

再スタートの時刻は未定。

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韓国GP決勝レースは雨

予報通り、韓国GP決勝レースはウェット路面となった。
レースはウェット宣言されたため、タイヤはフリーに。
スタート時刻は10分遅れ。
フォーメーションラップは行われず、セーフティカーの先導によるスタートになる。

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山本左近(ヒスパニア)の予選パフォーマンスに高評価

山本 左近/ヒスパニア (C)Hispania Racing F1 Team
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ヒスパニア・レーシングにシーズン途中から搭乗の山本左近は、今回の韓国GP公式予選で実質初めてチームメイトを上回ったが、当人は次のように語っている。

「誰もが初体験になる韓国GPの予選結果に満足しているよ。
昨日、そして今朝のデータをエンジニアと分析して、予選では最高の走りをすることができたんだ。
他チームと渡り合えるまでにしてくれたチームに感謝しているよ。
明日のレースがドライであるにせよウェットになるにせよ、いつものように精一杯の戦いをするつもりさ」

山本は僚友セナを上回っただけでなく、これまで水を開けられていたライバル(ヴァージンやロータス)に対し、わずか0.119秒差にまで肉薄。
予選終了後はスタッフから讃えられていた。

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ロータス・レーシング、ルノー・エンジン供給契約完了?

Lotus F1 Factory (C)Lotus Racing
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すでに来季レッドブル・レーシングからギヤボックス等のシステム供与を受ける契約を締結、あとは肝心のルノー・エンジン搭載を果たすだけと伝えられたロータス・レーシングだが、韓国GPの会場で契約を結んだという報道がパドックで流れ注目されている。

ただこれについて来季も同チームで走ることが確実なヘイキ・コバライネンは、「残念ながら僕たちはまだ契約が結ばれたとは聞いていないよ」と、不安気だ。

伝えられるところでは、本家ロータス・カーズとの名称使用問題がこじれていて、ルノー側(FIA?)はこの解決をエンジン供給の条件としていることから、場合によっては来季同チームの名称変更が不可欠との見方もされている。
ただ名称変更には全チームの了承が必要になるなど、こちらも容易なことではない。

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小林可夢偉(ザウバー)、「全体には満足すべき予選結果」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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惜しくも韓国GP公式予選で最終ピリオド進出を逃がしたザウバー・チームの小林可夢偉だが、「全体には満足すべき予選結果」と、予選後振り返った。

「確かにQ3進出が果たせていれば良かっただろうけど、全体的にはいい予選だったと思っている。
午前のフリー走行では、昨日とずいぶんトラックの感触が異なっていることに気づいたんだ。
だからセットアップをやり直す羽目になっちゃった。
Q1では戦略もうまくいったと思うけれど、Q2は厳しいものになったと思う。
肝心な時にコースはトラフィックでうまくいかなかったけれど、まあ予選なんてそんなものだからね。
その分をまた明日の決勝レースで取り戻すよ」

これについてチームのジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターも、「Q3に行けなかったことは残念だが、われわれのマシンはレースペースのほうが予選よりいいのがわかっているので、明日が楽しみ。
必ずや2台共がポイント圏でのフィニッシュをしてみせる」と、宣言している。

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ヒスパニア、ウィリアムズに対しギヤボックス供給交渉

Image (C)Hispania Racing F1 Team
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今季ここまで苦戦を続けるヒスパニア・レーシングだが、来シーズンに向け同じくコスワース・エンジンを搭載するウィリアムズ・チームからギヤボックスやこれに関連するコントロール・システムの供給を受けるべく交渉を始めたことがわかった。

これは、フィンランドの『ツルン・サノマット』紙が報じたもの。
それによれば今季現在ほとんどの新規参戦チームが『コスワース・エンジン』と『Xトラック』社製のシステムを使っているものの、極めて信頼性が低いことから不評を買っているのだという。
(新規参戦チームのうち、すでにロータス・レーシングはルノー・エンジンを想定にレッドブル・レーシングから技術供与を受けることが伝えられている)

ただ、まだこれについてヒスパニア、ウィリアムズ両チーム共に公式なコメントは発していない。

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2010/10/23

ブリヂストン 韓国GP公式予選の模様

Korea GP (C)Mercedes Motorsports
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2010 FIA Formula One World Championship 第17戦 韓国GP [予選]
2010年F1世界選手権 韓国GP 予選
開催場所:全羅南道 開催日:10月22日~10月24日

韓国インターナショナル・サーキットで開催された予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドのポテンザタイヤで1分35秒585の輝かしいタイムを記録したセバスチャン・ベッテル選手が韓国GP初のポールポジションを獲得した。

ベッテル選手に0.1秒以下の差で続いたのは、チームメイトのマーク・ウェバー選手。
日曜日の決勝は、今季8回目のレッドブル・レーシングのフロントロー独占となる。
2列目はスクーデリア・フェラーリ・マルボロのフェルナンド・アロンソ選手とボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン選手。
午前のプラクティスでは、ルノーF1チームのロバート・クビサ選手が同じくソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤで最速ラップタイムを記録した。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェローとのQ&A

今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日は、路面が向上し続けるサーキットで、非常に接近したエキサイティングなポールポジションのバトルを見ることができ、誰にとってもとても見応えのある予選でした。
今日一日で路面は絶えず向上しましたので、タイヤのグレイニングは未だ見られるものの、かなり少なくなりました」

レースではどのようなタイヤ戦略が考えられますか?
「路面コンディションは通常のレース前の状況とはまだ同じではありませんし、ここは初めてのサーキットですので、誰もが変化する状況にうまく対応していくことが求められるでしょう。
明日の午後にどのように路面が変化するのかとても興味があります。
トップ10のドライバーは予選タイヤでスタートしますが、ソフト寄りのオプションタイヤに燃料満タンでスタートしますので、今日、彼らが走った周回数もひとつの要因となります。
おそらく、彼らは比較的早くピットストップすることになると思います。
今週末の状況を考えると、2ストップ戦略が現実的な戦略と思います。
雨の予報もありますが、もし本当に雨が降れば、何が起きる誰にも分かりませんので、本当におもしろいことになるでしょう」

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韓国GP最初のポールシッターはセバスチャン・ベッテルに!

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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韓国GPの公式予選が終了。
記念すべき第1回のポールシッターはレッドブルのセバスチャン・ベッテルがその名を刻むこととなった。
タイムもさらに短縮、1'35.585と大幅に更新してみせた。
ベッテルのポールポジションは自身通算14回目。
今シーズンだけでここまで17戦で9回目の快挙ということになる。

2番手もチームメイトであるウェバーが1'35.659のタイムで入り、明日の決勝レースでフロントロウをタイトル争いするレッドブル勢が独占ということになった。
3番手は最後に逆転されたフェラーリのアロンソで、こちらもベストタイムは1'35.766でこの上位3台だけが1分35秒台。
以下、4番手にハミルトン(マクラーレン)、5番手ロズベルグ(メルセデスGP)、6番手マッサ(フェラーリ)、7番手バトン(マクラーレン)、8番手クビサ(ルノー)、9番手シューマッハ(メルセデスGP)、10番手がバリチェッロ(ウィリアムズ)というトップ10グリッドになった。
明日の決勝レースは午後3時(日本時間も同じ)にスタートするが、いまのところ雨になる可能性が高いとみられている。

韓国GP公式予選の結果はこちら
韓国GP画像はこちら

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公式予選Q2、レッドブル2台が最速、ザウバー勢は涙飲む

予選Q2はさらにタイム短縮。
上位はいずれも1分36秒台にベストタイムを入れた。
最速タイムを記録したのはレッドブルのウェバーで、1'36.039の好タイム。
2番手も僚友ベッテルでこちらは1'36.074だった。

以下3番手マッサ(フェラーリ)、4番手ハミルトン(マクラーレン)、5番手アロンソ(フェラーリ)、6番手ロズベルグ(メルセデスGP)、7番手バトン(マクラーレン)、8番手シューマッハ(メルセデスGP)、9番手クビサ(ルノー)、そして10番手にバリチェッロ(ウィリアムズ)が入りこの10台がQ3進出を果たした。

15分のQ2セッションを8分過ぎまで走らなかったザウバー・チームの2台は他のマシンが1度目の走行を終えたあとに出走。
しかし功を奏さずQ2進出は共にならなかった。

ここで脱落したのはヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)、ザウバーの小林可夢偉&ハイドフェルド、スーティル(フォース・インディア)、ペトロフ(ルノー)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、そしてブエミ(トロ・ロッソ)の7台だった。

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公式予選Q1はハミルトンが最速、ザウバー勢もQ2に進出

韓国GPの公式予選がスタート。
Q1はマクラーレンのハミルトンが1'37.113のトップタイムで通過した。
2番手はベッテル(レッドブル)、3番手アロンソ(フェラーリ)も4番手ウェバー(レッドブル)、5番手マッサ(フェラーリ)、6番手クビサ(ルノー)、7-8番手メルセデスGPのロズベルグ&シューマッハ、9番手ヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)、10番手がバトン(マクラーレン)。
ザウバー・チームはハイドフェルドが11番手、小林可夢偉は14番手で通過。

ここで脱落したのはリウッツィ(フォース・インディア)、トゥルーリ(ロータス)、グロック(ヴァージン)、コバライネン(ロータス)、ディ・グラッシ(ヴァージン)、そしてヒスパニアの山本左近&セナの7台。
なお公式予選で山本左近が僚友セナを上回ったのはこれが初ということになる。

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韓国GPフリー走行3回目はクビサ(ルノー)がトップタイム

Robert Kubica (C)Renault F1
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韓国GPのフリー走行3回目セッションは、前日の好調を維持したルノーのロバート・クビサが席巻、再三のトップタイム書き換えで終了した。
クビザのベストタイムは前日のウェバーのものをさらに短縮、1'37.354というものだった。

2番手にはマクラーレンのハミルトンが0.048秒差で続き、さらに3番手アロンソ(フェラーリ)、4番手ウェバー(レッドブル)、5番手ロズベルグ(メルセデスGP)、6番手マッサ(フェラーリ)、7番手バトン(マクラーレン)、8番手ヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)、9番手シューマッハ(メルセデスGP)、そして10番手がスーティル(フォース・インディア)。

クビサの僚友ルノーのペトロフは11番手、ザウバー・チームは小林可夢偉が14番手、ハイドフェルドは17番手。
ヒスパニアはセナが23番手、山本左近は24番手だった。
この後注目の公式予選が午後2時(日本時間も同じ)から行われる。

韓国GPフリー走行3回目の結果はこちら
韓国GP画像はこちら

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ヒスパニア・レーシングに罰金

山本 左近 (C)Hispania Racing F1 Team
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韓国GPのレーススチュワード(競技審査委員)は、ヒスパニア・レーシングに対して安全規則を守らなかったとして5千ドル(約40万5千円)の罰金を科したことを明らかにした。

これは、初日のフリー走行セッション中、山本左近に対してタイヤウォーマーを外さない状態で発進させたため、これがピットレーン出口部分に取り残され、クルーが回収に走ったもの。

しかしそこがクルーが作業を許可されたエリアを越えた部分だったため、規則違反に問われたという。

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ヨンナム・サーキット、ピットレーン進入部分を変更

Image (C)BMW Sauber F1
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ドライバーから要望が出ていた最終コーナーからピットレーンへの進入部分について、FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターはエントリー部の路面に描かれた白線について、ラインを守らなくても構わないことを決めた。

これによりピットインするクルマはこれまでより円滑に減速、ターンができると期待される。

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フリー走行初日の小林可夢偉(ザウバー)、「タイヤの傷みひどい」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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や他のドライバー同様、韓国GPの舞台地であるヨンナム・サーキットを初めて走ったザウバー・チームの小林可夢偉は、タイムはともかくタイヤの傷みを気にしているようだ。

「トラックの印象はかなりいい。
変化に富んでいて、全体にチャレンジング。
とりわけ第3セクターは難しくて面白いね。
でも、路面のせいかウチのマシンはタイヤのグレーニング(ささくれ摩耗)がひどいんだ。
午前のセッションで早々の走行を切り上げたのはそのせい。
早めのタイミングで走り始めたためか、予定していたタイヤを時間満了の前に使い切ってしまったんだよ」

それでも午後のセッションでは堂々のトップ10入り。
まだタイムを比較するのは意味がないとはいえ、初サーキットでまずは好調な滑り出しが切れたと言えそうだ。

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M.ウェバー(レッドブル)、8基目のエンジン投入で勝負へ

Renault F1 Engine (C)Renault F1 UK
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2010年のF1シーズンもいよいよこの韓国GPを入れて残り3戦。
レッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(34歳:オーストラリア)が初のタイトル獲得に向け、いよいよ勝負に出たようだ。
(ウェバーは現在2位のアロンソ&ベッテルに14ポイントの差をつけてランキング首位に立っている)

チームによればウェバーは第14戦のイタリアGPから前回の第16戦・日本GPまで同一のエンジンを使用してきたが、今回の韓国GPから新たにフレッシュ・エンジンを投入することが明らかになったもの。

なお現在のF1レギュレーションでは、チームに対しては年間20基まで、レギュラードライバーに対しては年間1人あたり8基まで認められていて、これによるウェバーへのペナルティなどはない。

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ドライバーら、コースについて一様に「大人のコメント」

Image (C)BMW Sauber F1
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やっとグランプリ開催にこぎ着けた韓国国際サーキットについて、初日の走行を終え感想を求められたドライバーらは、みな変化に富んだコース・レイアウトに好印象を持ったことを明らかにすると共に開催に間に合わせた困難な作業を讃えるなど一様に「大人のコメント」で対応した。

ただ最終舗装が終わったばかりの路面のグリップ不足は覆うべくもなく、最初のチェックではセーフティカーがコースオフする場面もみられて関係者をあわてさせた。
路面のグリップはセッションの進行と共に改善されつつあるが、今度は壁に覆われた最終コーナー部分の安全性が指摘され始めた。

16から18コーナーに掛けてのこのサーキットの最終部分は、強い右カーブを維持したままで本コース・ストレートへの道とピットロードへの分岐があり、とりわけ決勝レース時には混乱やアクシデントが想定されそうだ。
またその後のピットロードへの左カーブはスピンを誘発しかねない形状でもあり、実際に金曜日にはそうした姿がみられている。

ドライバーらはこうした状況をFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏に申し入れるとしている。

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2010/10/22

韓国GPフリー走行2回目は群雄割拠

マーク・ウェバー (C)Redbull Racing
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韓国GPのフリー走行2回目セッションは、路面コンディションの改善と共にさらにタイムアップ。
午前1分40秒台だったベストタイムは、レッドブルのウェバーにより1分37秒台にまで改善された。

しかし2番手タイムはフェラーリのアロンソ、3番手はマクラーレンのハミルトン、そして4番手にルノーのクビサという順で、4チームの4台がベスト4。
さらに5番手バトン(マクラーレン)、6番手マッサ(フェラーリ)、7番手ベッテル(レッドブル)、8番手ペトロフ(ルノー)とここまでで4チームの8台がベスト8という群雄割拠状態が演じられた。
そして9番手はメルセデスGPのロズベルグ、そして10番手にザウバーの小林可夢偉というトップ10となった。

可夢偉の僚友ハイドフェルドも11番手とまずは順調。
シューマッハ(メルセデスGP)は12番手。
午前好調だったウィリアムズ勢はバリチェッロ13番手、ヒュルケンバーグ16番手。
午前のセッションでマシンを痛めたセナ(ヒスパニア)はセッションの最後にやっと走り出してなんとか3ラップのみ消化の24番手。。
山本左近も30分ほどのところでスピンしてエンジンストール、赤旗中断の原因を作って23番手だった。

韓国GPフリー走行2回目の結果はこちら
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韓国GP、フリー走行が始まる

ヨンナム・サーキット (C)Lotus Racing
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開催までのスケジュールが遅れ、開催が疑問視された韓国GPだが、22日(金)無事フリー走行の1回目セッションがスタートした。

最終舗装が終わったばかりということで、走り始めはグリップがなく滑るシーンがみられたが、次第にタイムが上昇、このセッションのトップタイムはマクラーレンのハミルトンが記録した1'40.887というものだった。

これに続いたのはルノーのクビサでハミルトンからは0.081秒差。
3番手メルセデスGPのロズベルグ、4番手レッドブルのベッテル、5番手マクラーレンのバトン、6番手メルセデスGPのシューマッハ、7番手レッドブルのウェバー、8番手ザウバーのハイドフェルド、9-10番手がウィリアムズのヒュルケンバーグ&バリチェッロというトップ10だった。

なおフェラーリはマッサ12番手、アロンソ15番手、ザウバーの小林可夢偉は13番手、ヒスパニアの山本左近は22番手。
僚友のセナはセッション途中でコースアウトしてマシンを止めている。

韓国GPフリー走行1回目の結果はこちら
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パストール・マルドナド、ウィリアムズと来季契約完了か

Pastor Maldonado (C)GP2 Media
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かねてウィリアムズ・チームの来季シートを窺っていると伝えられたGP2ドライバー、パストール・マルドナド(25歳:ベネズエラ)が、すでに来季の契約を済ませたとの報道が流れ、韓国GPのパドックを賑わせている。

これはブラジル紙の一部電子版が伝えたもの。
それによればマルドナドはベネズエラの国営石油会社『PDVSA』のスポンサーを持ち込むとされ、これが来季多くのスポンサーが撤退するチームにとって決定的になったということだ。

これが事実であれば、ニコ・ヒュルケンバーグがシートを失い、来季の同チームはルーベンス・バリチェッロ&パストール・マルドナドというドライバー・ラインナップになるとみられる。

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韓国GP、決勝レースの日曜日は雨の可能性も

Image (C)Lotus Racing
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今週、いよいよF1は初開催、韓国のヨンナム・サーキットで行われる。
しかし現地気象台の予報によればフリー走行の金曜日と公式予選の土曜日は晴れであるものの、決勝レースが行われる日曜日には雨になる可能性があるということだ。
工事が終わったばかりの新設サーキット故、できれば好天で行われて欲しいものだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 湿 度
10月22日(金) フリー走行 晴れ 15-25度 56%
10月23日(土) 公式予選 晴れ 14-25度 62%
10月24日(日) 決勝レース 晴れのち雨 16-22度 90%

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デ・ラ・ロサ、ピレリ製F1タイヤに「感銘」

Pirelli F1 Test (C)Pirelli Motorsports
今週、スペインのバルセロナを舞台に2日間に渡ってピレリのF1タイヤをテストしたペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)は、その性能に「感銘を受けた」と印象を語った。

英『オートスポーツ』が伝えるところによれば、デ・ラ・ロサは2日間で延べ262ラップを周回、ハードとミディアムのコンパウンド2種類のタイヤを体験したという。

デ・ラ・ロサは「気温が低くて路面温度が期待したほど上がらなかったが、ピレリのタイヤは自分が想定した以上の高い性能で感銘を受けた。
開発をスタートしてからの時間を考えたら、彼らが果たした仕事は素晴らしいというしかない。
F1の未来のために、これはまさに喜ぶべきことだね」と、持ち上げた。

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2010/10/21

ライコネン、「まだ来季については考えてない」

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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来シーズン、再びF1に復帰するのか注目が集まるキミ・ライコネン(前フェラーリ)だが、当人は「まだ来季については考えてない」と、計画が白紙であることを強調した。

これはアメリカのスポーツ専用チャンネル『フォックス・スポーツ』で語ったもの。
この中でこの元F1チャンピオンは、「現状ではまだ来季について具体的な計画は決まっていない。
ただいくつかの異なるオブションを持っていて、これからその中からベストな選択をしていくことになるだろう。
それがF1になるのか、またラリーになるのか。
今はまだ何とも言えないな」と、語っている。

しかし一時候補とされたルノー・チームでは、ヴィタリー・ペトロフの残留が有力になっていて、現在は来年もシトロエンでラリーを継続するという可能性が高いとみられている。

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韓国GP、開催決定もチケット販売は超・低調

Korea Circuit (C)Korea Auto Valley Operation
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幾多の変遷の末にやっと開催が確定した韓国GPだが、そうした事情もあってかチケット販売は今のところすこぶる低調であることがわかった。

これはタイの『バンコク・ポスト』紙が報じたもので、それによればすでにグランプリ開催週となった今週・月曜日の時点でも販売された枚数はまだ3日間合わせて7万枚に届かない状況という。
全体で12万人の収容人数を誇る韓国GPの開催地ヨンナム・サーキットだが、このままだと中国同様閑散としたスタンドが世界に放映されかねない模様だ。

韓国GPは来たる10月24日(日)に決勝レースが予定されている。

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韓国GPのレーススチュワードにアラン・ジョーンズ氏

A.Jones & F.Williams/1980 (C)Williams F1
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いよいよ今週初開催となる韓国GPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、オーストラリア出身のアラン・ジョーンズ氏(63歳)が指名されたことがわかった。

1975年のスペインGPにヘスケス・フォードでF1デビューを果たしたジョーンズ氏は、その後サーティーズやシャドーを経てウィリアムズに移籍。
自身通算12勝を記録、1980年にはオーストラリア人として二人目となる世界チャンピオンに輝いた。
(一人目は1959-1960、1966年のジャック・ブラバム氏)
息子のクリスチャン・ジョーンズもA1GPなどのレーシングドライバーだ。

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2010/10/20

エクレストン氏、伝統のヨーロッパ大陸グランプリ牽制

Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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アブダビ、そして韓国GPと毎年新たなグランプリが行われる中、バーニー・エクレストン氏がまたヨーロッパ大陸でのF1開催地を牽制する発言を繰り返している。

今度は英『ガーディアン』に語ったもので、その中でこのFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のボスは、「いまや時代はアジアや中東にある。
いつまでもヨーロッパがその歴史的な背景で安穏としている時代じゃないんだ。
スパ(ベルギーGP)やシルバーストーン(イギリスGP)が生き残っているのはいずれも政府の支援があるからだが、こうした所はいつそれが終焉を迎えても不思議ではないよ」と牽制している。

また、近年の新設GPサーキットがことごとくエクレストン氏の息が掛かったヘルマン・ティルケの手になることについて、「グランプリ・サーキットにおける第一のプライオリティは、ただ『安全』ということに尽きる。それだけのこと。
そもそも何か新しいことをやる時には、民主主義なんてお題目を唱えてはいられないんだ。
私のしたことが正しかったかどうか、それは歴史が証明してくれるだろう」と、斬って捨てた。

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デ・ラ・ロサ、狙いはヒスパニア・レーシング入り?

Ex.Sauber Duo (C)BMW Sauber F1
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今シーズン、2006年(マクラーレン)以来のF1シートをゲットしたペドロ・デ・ラ・ロサだったが、そのザウバーから放出された今もなおフルタイムのレースシート獲得を窺っているようだ。

これはスペインのラジオ局『オンダ・セロ』で語ったもので、「現在行なっているピレリタイヤのテストが決定的な要素になるとは考えていないけれど、こうした経験の積み重ねは有益だと思っているよ。
今は若い、これから成長するチームに関心を持っている。
ヒスパニア・レーシングと連絡を取っているのは事実だよ。
彼らのプロジェクトが意欲的なものであるなら、その一員として働くのは楽しいことだろう」と話している。

1971年生まれのデ・ラ・ロサは、バリチェッロを抜いてシューマッハに次ぐ最高齢F1ドライバーということになるが、まだまだ意欲は失われていない。

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リュ・シウォン、韓国GPサポートレースに出場

 Ryu Siwon
韓国の人気俳優リュ・シウォンさんが、今週末韓国・霊岩で行われるF1韓国GPのサポートレース『ヒュンダイ・シリーズ』に参戦することがわかった。

韓国GPの広報大使も務めるリュ・シウォンさんは、1997年から国内自動車レースに参戦するばかりでなく自身のチームも持つなどモータースポーツにはかねて深い関わりを持っている。

なおヒュンダイ・シリーズは、現代自動車の『ジェネシスクーペ』をベースにチューンナップされたマシンで戦われるワンメイクレース。
今回は全部で25人がエントリーしているという。

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2010/10/19

シンガポール政府、グランプリ開催契約延長に逡巡

Singapore Nightrace Image (C)Redbull Racing
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F1で初のナイトレースとして2008年から行われているシンガポールGPだが、ここも他のグランプリの例に漏れず経済的な問題を抱えているようだ。

これはシンガポール政府のイスワラン上級国務大臣が地元『ストレーツ・タイムス』紙に語ったもので、それによれば2012年までとされる現在の開催契約を更新するかどうか、経済的効果の評価を慎重に見極めているとしている。

ただし、もしシンガポール政府が契約更新しないとしても、契約ではFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)側にオブション権があって、これが行使された場合には最低でも2014年までは開催の義務が生じるのだという。

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バーニー・エクレストン氏、「80歳になっても第一線!」

Bernie Ecclestone (C)Renault F1 UK
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1930年10月28日に生まれたというFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、来週迎える誕生日が80回目ということになる。

1978年から現在のようにF1興業に大きな影響力を持って以来、実に32年という長きに渡ってこの世界的イベントをコントロールしてきたカリスマだが、本人はまだなお現役から引退するつもりはないようだ。

同氏は独『ビルト・サンタグ』紙のインタビューに対し、「まだまだ引退なんて考えていないね。
この仕事を辞めたら私という人間が終わってしまうよ。
私が引退するのは、そう私自身という人間が終わる時さ」と、相変わらず意気軒昂なところをみせている。

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F・インディア、グリーン氏をテクニカル・ディレクターに

『VJM03』(C)Force India F1
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フォース・インディア・チームは、このほど離脱が決まったマーク・スミス氏に代え、これまでエンジニアリング・ディレクターだったアンディ・グリーン氏を同ポジションに昇格させることを明らかにした。
スミス氏はロータス・レーシングへ移籍することになる。

同チームでは、躍進の立役者とされたジェームズ・キー氏が今シーズン当初ザウバー・チームに移籍。
その後戦力低下が指摘されていて、技術部門へのテコ入れの必要性がかねて論じられていたもの。

これについてオトマー・サフナウアー代表は、「グリーンは決してビッグネームではないが、このチームを一番知り尽くした男の一人で、パフォーマンス改善には最適な人間だ」と、自身をみせている。

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ディ・レスタ(F・インディア)、韓国GPでも出番なし

Paul Di Resta (C)Force India F1
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シンガポール、そして日本GPと金曜日のフリー走行セッションでの出番がなかったフォース・インディアのポール・ディ・レスタ(24歳:イギリス)だが、今週の韓国GPでも同様に搭乗機会が与えられることはなさそうだ。

日本GPの時は新しいコンポーネンツの確認のため、レーシングドライバーの走行する時間を優先させるとしていたが、今回の韓国GPではサーキット自体がいずれのドライバーにとっても初体験となることから決められたようだ。

しかしディ・レスタは「新しいサーキットでのドライブは元々シーズン当初から期待していなかった。
それでも僕はチームがどのようにこの新しいコースに対応していくのか勉強したいから、すべてに帯同するつもりだよ」と、語っている。

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2010/10/18

マクラーレン・チーム代表、ハミルトンのノーペナルティ確認

Martin Whitmarsh (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームのルイス・ハミルトンが、先の日本GPでギヤボックスを交換したために予選グリッド5番降格のペナルティを受けたにもかかわらず、決勝レースで再び同じギヤボックスのトラブルに見舞われたが、先に報じられた通りこれによって次戦・韓国GPで再びペナルティを科されることはないことがあらためて確認された。

これは同チームのマーティン・ウィットマーシュ代表が明らかにしたもので、「ペナルティに当たらないことは確信していたとはいえ、彼自身とチームのためにあらためてホッとしている。
これでハミルトンは堂々とタイトル争いに挑むことができるだろう」と、胸をなで下ろしている。

このところのトラブルでランキング4位に後退したとはいえ、ハミルトンはまだ首位のウェバーとは28ポイント差。
現在のポイント・システムなら残り3戦で十分逆転の可能性は残されている。

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ザウバー代表、「もう小林可夢偉は『若手』じゃない」

小林可夢偉&ペーター・ザウバー (C)BMW Sauber F1
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過去、フェリッペ・マッサやキミ・ライコネンらを発掘するなど若手を見い出すことで定評のあるペーター・ザウバー代表だが、さすがに来シーズンのザウバー・チームのドライバー・ラインナップが小林可夢偉(24歳)とセルジオ・ペレス(20歳)という若者どうしになったことの不安を、スイスの『ブリック』紙が代表自身に問い質している。

しかしこれについてザウバー代表は、「確かにこれまでの実績ということから考えれば、これが冒険だという指摘は当然だろう。
経験のない若手のチームメイトには、ベテランを組むというのが常道だ。
だから、もちろんこの選択に保証はないよ。
しかし可夢偉はもう『若手』じゃない。
すでに成熟しつつあり、来シーズンは立派にチームを引っ張っていく存在になると確信しているよ」と、受け流した。

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FIA会長、アフリカでのF1グランプリ復活に否定的

1993 South Africa GP (C)Williams F1
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が近くアフリカ大陸でのF1グランプリ復活を示唆したことに対し、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長はさっそくこれに否定的な立場を明確にした。

エクレストン氏は現在唯一F1が開催されていない大陸アフリカについて、「ここ5年、早ければ3年のうちにグランプリが復活することだろう。
現在すでに候補は3か国ほどある」と、語った。

しかしトッド会長は、「アフリカでF1というのは単なる噂であって、私は承知していない。
したがってここ数年で開催というのは到底無理なこと。
アフリカはサーキット・レースよりもむしろロードイベントに向いていて、例えばWRC(世界ラリー選手権)であるとかクロスカントリーがふさわしいのではないか」と、論評している。

先にサッカーW杯を成功させた南アフリカ共和国だが、1993年(キャラミ)を最後にF1開催からは遠ざかっている。

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韓国GP、関係者の懸念は舗装路面の定着

Ho-pin Tung/Seoul (C)Renault F1K
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最終的にゴーサインが出され、F1サーカスはいよいよ初開催の韓国GPに向けて動き出しているが、それでも関係者に懸念を呼んでいるのが行われたばかりという、サーキット路面の最終舗装なのだという。

F1マシンのもたらすグリップ力はコーナー、ストレートを問わず想像を絶するものだが、それはタイヤの能力であると同時にこれに応える路面の能力ということになる。
最後に行われた舗装が、万一下の部分から剥がれるようなことがあった場合、事実上レースは行えなくなる可能性があるという。

関係者の関心は周辺施設の完成より、今はサーキット路面に向いている。

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2010/10/17

ヴァージン・レーシング、『アーミン時計』とスポンサー契約

Virgin Racing & Armin Strom (C)Virgin Racing
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ヴァージン・レーシングは、スイスの大手時計メーカーである『アーミン・シュトローム』とスポンサー契約を結んだことを明らかにした。
期間や金額は明言されていないが、チームによれば長期に渡る安定したものという。

これにより同社は2011年シーズンからチームの公式イミングパートナーを務める他、チームとコラボレーションした限定の特注コレクションを販売することになるという。

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それでもホーナー/レッドブル代表、チームオーダー否定

Christian Horner (C)RedBull Racing
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2010年のF1シーズンもあと残すこと3戦。
タイトル争いもいよいよい佳境に掛かっているが、ドライバーズ・チャンピオンシップについてはほぼレッドブルの二人とフェラーリのアロンソ、この3人に絞られた感がある。

しかしそうなるとアロンソ一人だけにチームの精力を集中できるフェラーリに対し、二人に対し表立ってチームオーダーを発揮できないレッドブルのほうが不利ではないかという思惑が各方面で伝えられ始めている。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「これだけははっきり言っておく。
われわれチームの側がチームオーダーなどドライバーのタイトル争いに何らかの口出しをすることは絶対にない。
ただタイトルを争う彼ら自身がスポーツマンとしてお互いにフェアに戦い抜くこと。
これだけをわれわれは願っているんだ」と、語っている。

しかし過去F1では、行き過ぎた壮絶なチームメイト同士のバトルを抑えるためチームオーダーが発揮された事例に枚挙の暇がないのが事実だ。

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FOTA、グランプリウィークの充実に向け改善案模策

Image (C)Force India F1
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F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、グランプリウィークをより充実したものにするため、改善案を模策している。

先に日本GPが行われた鈴鹿サーキットでは、異例の2度目となる日曜日・午前の公式予選で実質2日間というハードスケジュールをこなした。
しかしチーム側ではイベント全体の収入が減少することから現行の3日間は変更せずに、とりわけフリー走行だけの金曜日を充実させたい考えだ。

日本では金曜日からかなりの人手があるものの、他のグランプリでは極端に金曜日の観客数が少なく、対策が必要と考えているようだ。
とはいえまだ有効な改善案が示された、という話は聞かれていない。

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2010/10/16

J.トゥルーリも、ロータス・レーシング残留へ

Jarno Trulli (C)Lotus Racing
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まだ正式発表には至っていないものの、ヤルノ・トゥルーリ(36歳:イタリア)が2011年も現在のロータス・レーシングに残留するのが確実になったようだ。

これはトゥルーリのチームメイトであるヘイキ・コバライネンの地元フィンランド『ツルン・サノマット』紙が報じたもので、韓国GP前とされる契約更新の時期が来るトゥルーリについて、契約金の額を除き基本的には残留でチームと合意したとのこと。

なおコバライネン自身はすでに日本GP前に契約更新したと伝えられている。
これにより、ロータス・レーシングは来季も同じドライバー・ラインナップになるとみられるが、ルノーと報じられる搭載エンジンについては依然として発表されていない。
(コスワース・エンジンとはすでに契約解消している)

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ロバート・クビサ(ルノー)、再びラリーで肩慣らし

Robert Kubica (C)Renault Sport
前フェラーリのキミ・ライコネン同様、ラリーにも関心を持つルノー・チームのロバート・クビサが、韓国GPまでのインターバルを利用し、再びラリーに参戦することがわかった。

クビサが今回挑むのは今週末ターマック(舗装路)で行われるFIAヨーロッパ・ラリー選手権の第10戦『ラリー・ド・アンティーブ』(フランス)。
コ・ドライバーは同じくポーランドのヤコブ・ジェルベール選手、マシンはもちろんルノーだが、今回はクリオS1600になるということだ。
(前回はクリオ R3 だった)

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デ・ラ・ロサ(前ザウバー)、中途放出にうらみ節

Rosa & P.Sauber (C)Sauber Motorsport AG
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シーズン途中でザウバー・チームから放出されたペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)が、「シーズンが終わったらチームと話し合う必要がある」と、いまだに『円満退社』ではなかったことを窺わせる発言をしている。

これはデ・ラ・ロサ(ザウバー)の地元スペインのラジオ局で語ったもの。
その中でこのカタルーニャ人は、「チームは僕のパフォーマンスに一貫性がなかったというが、その説明には納得できていない。
なぜならハイドフェルドに交代しても、飛躍的にチームの成績が良くなった訳ではないだろう。
チームとはもう一度話し合わなければならないね」と、チームの説明を否定。

それでもチームメイトだった小林可夢偉については「彼はみんなが思っていたよりも優れたドライバーだよ」と、讃えた。

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2010/10/15

カシオ、特別仕様『レッドブル・リミテッドエディション』発売

Image (C)Redbull Racing
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かねてレッドブル・レーシングのスポンサーを務めているカシオ計算機では、このほどメタル・ウォッチ『EDIFICE』の特別仕様製品『レッドブル・レーシング・リミテッドエディション』を発売することを明らかにした。

発売日は11月30日(火)、日本での価格は税込み31,500円ということだ。

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ボブ・ベル氏(前ルノー)、移籍先はフォース・インディアか

Bob Bell (C)Renault F1 UK
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ルノー・チームで長く技術部門の責任者として務め、先の『クラッシュ・ゲート』スキャンダルではチーム立て直しの切り札として采配を振るい、その後離脱したボブ・ベル氏(52歳:イギリス)だが、どうやらフォース・インディアに移籍する可能性が高くなったようだ。

これは独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が伝えたもので、それによればフォース・インディアはジェームズ・キー氏(現ザウバー)が去った後の体制立て直しの筆頭にリストアップしているということだ。

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ソチの『ロシアGP』契約、地元当局も認める

Renault Sochi Demo (C)Renault F1 UK
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ロシアのウラジーミル・プーチン首相が電撃発表したソチでのロシアGP開催について、地元クラスノダール・クライの当局者もこれを認めている。

それによれば、現在FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が来露中で、このリゾート地ソチにも飛来、現地で総額2億ドル(約164億円)もの資金を掛けて建設されるサーキット予定地も視察、契約に合意したものという。

ただロシアは同じくこのソチで同年に冬季オリンピックを開催することから、2014年の開催自体はまだ流動的。
また地元紙の報道では、今回の開催契約は5年ではなく7年という長期に渡るとの説もある。

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2014年から『ロシアGP』開催が確定

Redbull Moscow Demo (C)RedBull Racing
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かねて開催の準備が進められてきた『ロシアGP』だが、14日(木)同国のウラジーミル・プーチン首相は2014年から5年間の開催契約がまとまったことを明らかにした。

場所はこれまで伝えられてきた首都モスクワではなく、冬季五輪の開催地になったことで知られる黒海近くの保養地であるソチということだ。
コースは市街地ではなく、専用のサーキットが建設される。

バーニー・エクレストン氏側からの正式発表は近く行われる見通しだが、冬季五輪との兼ね合いによっては1年開催がずれる可能性もあるという。

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2010/10/14

グループ・ロータス首脳、「F1やるならトップレベルで」

Team Lotus logo (C)Team Lotus
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F1レジェンド『チーム・ロータス』の名称を巡っては、現在F1に参戦するロータス・レーシングと市販車ロータスを販売するグループ・ロータスとの間で訴訟問題にまで発展しているが、グループ・ロータスでモータースポーツ部門を束ねるクラウディオ・ベッロ氏は、「もしもロータスの名前でF1に参戦するならば、低レベルでは戦わない」と、きついコメントで現在のF1チームを牽制している。

「彼らはデビット・ハント氏からチーム・ロータスの名称使用権を譲り受けたと主張しているが、そもそもハント氏はそんな権利を持っていないのだからまったくの無効。
巨大な資金を必要とするF1に、『ロータス』はいま参戦する計画など持っていない。
もしもほんとうにロータスがその名前で再びF1に打って出るならば、こんな低レベルでは恥ずかしくて戦えないよ」と、辛辣だ。

ベッロ氏は、当初ロータス・レーシングのF1参戦計画・主要メンバーに挙げられていた一人でもある。

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ザウバー・チーム、「パナソニックと交渉」の噂に沈黙守る

Panasonic Toyota (C)Panasonic Toyota Racing
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急速に期待が高まっている『パナソニック』によるザウバー・チームへのスポンサー契約だが、同チームではこの件について慎重な姿勢を崩していない。
同チームの地元スイスの『スラー・ツァイトゥング』紙によれば、この件についての取材に対し、同チームでは肯定も否定もせず依然として沈黙を守ったままということだ。

今シーズン、ほとんどノー・スポンサーでの戦いを余儀なくされたザウバー・チームだが、来季についてはすでにメキシコの大手通信会社『テルメックス』が主要スポンサーに就くことが発表されていて、もし『パナソニック』との契約がまとまれば小林可夢偉にとってこの上ない後押しになることは間違いない。

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タイトル争いの行方はマッサ(フェラーリ)次第?

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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2010年のF1もあと残り3戦。
注目のタイトル争いはほぼレッドブルのウェバー&ベッテルとアロンソ(フェラーリ)ら3人に絞られてきたとみられている。
そうした中、両チームの関係者が一致して口にしているのがマッサ(フェラーリ)のパフォーマンスについてだ。

目下首位のウェバーから14ポイント差のランキング2位に位置するアロンソにとって、タイトル獲得のためにはとにかく攻めて優勝するしかないが、その一方で僚友マッサがレッドブル勢を押さえてくれることも必至の条件だ。
「とりわけウェバーにマッサがプレッシャーを掛けて欲しいね」と、アロンソ。

そのレッドブル勢には表立ってチームオーダーが発揮できないこともあり、場合によってはつぶし合いというケースも考えられる。
まずは全てのドライバー・チームにとって初体験となる韓国GPで今年のタイトル争いの行方が見えてきそうだ。

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韓国GP主催者、「まだサーキット工事完成していない」

Korea Circuit (C)Korea Auto Valley Operation
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幾多の心配論をよそに、ついにゴーサインが出された韓国GPだが、主催者はまだすべての工事が完成していないことを認めているという。

これはKAVO(韓国オート・バレー・オペレーション)のスポークスマンが地元『コリア・ヘラルド紙』に語ったもので、それによればまだ周辺地域や駐車場の工事がまだ終わっていないものの、それでもこれらはグランプリウィークまでにすべて終わらせることが可能という。

しかし関係者が最も気に掛けているのはサーキット路面の最終舗装が行われたばかりであることで、万一表面のアスファルトが剥離した場合には走行そのものに支障が出ることになるためだ。

実際、過去ベルギーGPの舞台であるスパフランコルシャンでやはり表面のアスファルトが剥がれてレースが大幅に延期されたことがある。

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2010/10/13

ベッテル(レッドブル)、危うくジャンピングスタート?

Japanese GP Image
日本GPではポールポジションからスタートしたレッドブルのセバスチャン・ベッテルがみごとなポールTOウィンを飾って終了したが、レース後そのベッテル(レッドブル)にジャンピングスタート(フライングスタート)の疑いがささやかれて波紋を呼んでいる。

観客が撮影したとされる当日のビデオを分析すると、スタートのシグナルである5つのレッドシグナルが消える直前、わずかにベッテルのマシンが動き出したように感じられるようだ。
このオープニングラップでは4番グリッドから好スタートを切ったクビサ(ルノー)がポジションを2番手まで上げているが、ベッテルには届かなかった。

ただF1レースではジャンピングスタートを検知する装置も設けられている上に、すでにレース結果は確定しているのでこれからベッテルがルール違反を問われることは考えられない。

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アルガルブ・サーキット、再びオフテストの開催地に

Algarve Circuit (C)Ferrari S.p.A
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日本GP終了後、オフテストについて検討する場を設けたF1各チームは、今シーズン終了後のオフテスト開催地としてポルトガル・ポルティマオのアルガルブ・サーキットを加えることを決めた。

これにより次回オフテストはこれまでのバーレーン、スペインのバルセロナ&ヘレスに加えてアルガルブでも行われることになる。
このところスペインはしばしば天候不順に見舞われていて、ポルトガルに新たなテスト地が加わることは有益とみられる。

なお、2008年シーズン終了後のオフテストはここアルガルブでも行われていた。

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韓国GP、予定通りの開催に『GOサイン!』

Korea Circuit (C)Korea Auto Valley Operation
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再三の予定変更を余儀なくされた韓国GP開催問題だが、11日(月)・12日(火)と異例の2日間に渡って行われたFIA(国際自動車連盟)の最終査察により、予定通り24日(日)に開催されることが確実となった。
まだFIAからの正式発表はないが、これは査察を行ったチャーリー・ホワイティング/レースディレクターの言葉として主催者であるKAVO(韓国オート・バレー・オペレーション)の関係者が明らかにしたもの。

同ディレクターは「完全な仕事が行われた」と、高い評価を与えたとKAVOは主張するが、その一方でチーム関係者からは「最終仕上げは行われたばかり。先週までの状態だったら開催は不能だった」と、揶揄されている。

いずれにせよ名古屋に留め置かれたF1マシンと機材等は、これで一斉に韓国に向けて輸送が開始されることだろう。

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『パナソニック』、小林可夢偉支援の噂

小林 可夢偉 (C)Panasonic Toyota Racing
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日本GP決勝レースでの小林可夢偉(ザウバー)の快走は観客に深い印象を与えたが、これはスポーツ関係者にとっても同様。
そんな中、日本が誇る世界的電器メーカーである『パナソニック』が、小林可夢偉への支援に大きな関心を持っている、との噂が広がっている。

同社は、かつて米インディカー・シリーズではヒロ松下を始め大きな実績を残していて、F1でもトヨタ・チームの参戦と共にそのタイトル・スポンサーとしてその名を残した。
ただトヨタの突然のF1撤退と共に、F1への関わりを終えていた。
一方ジュニアの時代からトヨタのサポートを受けていた小林可夢偉は、同時にヨーロッパF3やGP2などでパナソニックにより支援を受けた経緯がある。

ザウバー・チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは、「日本がいま厳しい経済状況にあるのは承知しているが、私はそれでも日本企業からの支援を切望している」と、語っている。

小林可夢偉はもちろんペイ・ドライバーではないが、来季の同僚に決まっているセルジオ・ペレスが大きなメキシコ・スポンサーを実現していることを考えれば、パナソニックとの契約実現には期待が掛かるというものだ。

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2010/10/12

ホーナー代表(レッドブル)、三つ巴のタイトル争いを警戒

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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ここに来てマクラーレンのハミルトンが後退したことで、今年のタイトル争いの有力候補はレッドブルの二人、ウェバー&ベッテルとフェラーリのアロンソという3人に絞られてきた感がある。
しかしレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、こうした状態をある意味警戒しているようだ。

「われわれレッドブルは、冷静なそして二人のハイレベルで強固なドライバーを擁してほんとうに幸せに思っている。
その二人が共にチャンピオンシップでタイトル争いをしているというのは、ぜいたくなことだとも考えているよ。
しかしライバル(フェラーリ)が、ただ一人だけのドライバーに全精力を集中するとしたら、それはある意味われわれの脅威になるかも知れないね」

タイトル争いでいえば、この鈴鹿で(首位の)ウェバーがさらにベッテルとのポイント差を拡大したほうが有利だったが、現実は逆に21点差だったものが14点差に縮小することとなった。

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クビサ(ルノー)、小林可夢偉のオーバーテイクを絶賛!

Robert Kubica (C)Renault F1
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日本GP決勝レースでは、スタート直後になんとベッテルに続く2番手まで順位を上げ、結果が期待されたルノー・チームのロバート・クビサだったが、残念ながらまもなくリヤタイヤが脱落するというトラブルで早々に戦列を去った。

しかしレース後、クビサは次のように取材に答えている。
「リタイヤした時はドライブシャフトだと思ったけれど、タイヤだったようだね。
せっかく2番手までポジションを上げたんだから、それは残念だよ。
でも、リタイヤしてからテレビで見た日本GPはほんとうに面白かったね。
(地元のヒーローである)小林可夢偉のオーバーテイクには、観客だけでなくここにいたすべての人が興奮しただろう。
おかげで今日のレースはまったく退屈しなかった。
彼が僕の一日を救ってくれたんだよ」

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ハミルトン(マクラーレン)、韓国GPでのペナルティなし?

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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10日(日)行われた日本GPで、ギヤボックスを交換したために決勝レースではグリッド5番降格のペナルティを受けたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンだが、レース中再びギヤボックスにトラブルが発生、韓国GPに向けて再度交換を余儀なくされる見通しだ。

しかしこれについてチームでは、「日本GPの決勝レースでは実際には金曜日に使ったギヤボックスに交換していて、このため韓国GPではペナルティなしで新しいギヤボックスを使用することができる」と、説明している。

このところ続いたアンラッキーにより、前戦までのランキング3位(首位と20ポイント差)から日本GP終了時にはランキング4位(同28ポイント差)にまで後退してしまったハミルトンにとって、韓国GPで挽回できればなんとかタイトル争いに望みを繋げそうな様相だ。

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FIA、注目の韓国GPの開催可否は13日(水)に判断

Korea International Circuit (C)KAVO
果たして予定通りに行うことができるのか、開催まで2週間を切った現在もなお明確でない韓国GPだが、最終的な開催の可否は13日(水)に明らかにされることがわかった。

これは、11日(月)に最終査察を終えたFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターが語ったもの。
査察の内容や結果についてはまだ何も発表されていない。

このため日本GPを終えた各チームの資材やマシンはまだ国内に留め置かれたままで、ゴーサインが出され次第に韓国に向けて発送されることになっているが、万一中止となった場合には直接第18戦の舞台であるブラジル(11月7日決勝)に行き先を変えて輸送されることになる。

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2010/10/11

パストール・マルドナド、ウィリアムズのシート窺う?

Pastor Maldonado (C)GP2 Media
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先にはUSF1やヒスパニアでも有力候補として名前が挙げられたベネズエラのGP2ドライバー、パストール・マルドナド(25歳)だが、今度は来季ウィリアムズ・チームのヒュルケンバーグのシートを窺っているとイタリアの『アウトスプリント』誌が報じて再び注目を集めている。

このところ確実に戦闘力をアップし、メルセデスGPを凌いで新たな4強に入りつつあると評価が高いウィリアムズ・チームだが、しかし『RBS』や『フィリップス』など複数のスポンサーが来季は離脱するとの報道がされている。
そこでドライバー交代の噂が聞かれるわけだが、ただ内部では「チームが好調ないま、現在のラインナップを変更する理由はない」と、否定的。

なお、ヒュルケンバーグのマネージャーがウィリ・ウェバー氏で、マルドナドのマネージャーがニコラス・トッド氏であるというところも興味深い。

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開戦前に白旗のディ・グラッシ(ヴァージン)、「ガッカリ」

Lucas di Grassi (C)Virgin Racing
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10日(日)行われた日本GP決勝で、なんとスタート前にクラッシュしてレースを終えるというマンセルばりの逆パフォーマンスを演じてしまったヴァージン・レーシングのルーカス・ディ・グラッシは、次のようにその背景について釈明した。

「ほんとうに面目ない。
僕はこの難コースと言われる鈴鹿が初めてで、土曜日がこんな天候だったから今回レースまでにまだ全部合わせても25周位しか走っていなかったんだ。
調子は悪くないと思っていたので、だからなんとかグリッドに着く前にいい感触を得ていたいと考えちゃったんだね。
問題の130Rでいきなり飛び出してしまい、それで僕の日本GPは終わりさ。
レースではかなりやれると思っていただけにほんとにガッカリだよ。
あれだけのクラッシュで身体に何も問題がなかったことはラッキーだったけど、チームにはほんとうに申し訳ないと思ってる。
それでもアグレッシブというのが僕の持ち味だから、この姿勢はこれからも変わらないけどね」

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ペナルティのペトロフ(ルノー)、「行き場がなかった」

Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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日本GP決勝レース、スタート直後にクラッシュ劇を演じたルノー・チームのヴィタリー・ペトロフ(25歳:ロシア)は、「行き場がなかった」とその時の状況を釈明した。

「スタートがとても良くて、まず前のマッサ(フェラーリ)を抜くことができたんだ。
その後さらにヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)をオーバーテイクしようとしたら、右にいたハイドフェルド(ザウバー)が寄ってきたので、行き場をなくして結局ヒュルケンバーグの横っ腹に接触してしまった。
止むを得ないこととはいえ、ぶつかったのは僕だからしかたないよね……」

かつてのルノー(日産?)を彷彿させるように、このレースではペトロフのチームメイトであるクビサもスタートで大ジャンプ。
際立つスタートで予選4番グリッドから一気に2番手への躍進をみせていた。

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日本GP決勝日の入場者数は前年比5千人減

2010 Image (C)Redbull Racing
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2010年のF1日本GPはレッドブル勢の活躍、そしてホームとなる日本人ドライバー小林可夢偉の大健闘もあって記憶に残る素晴らしいレースとなったが、主催者が発表したデータによれば決勝日の入場者数は昨年より5000人減少したということだ。

それによれば昨年の日曜日が10万1000人だったのに対し、今年は9万6000人。
かつて富士スピードウェイに開催権が移った際、鈴鹿サーキット最後のF1と言われた2006年の日本GPでは、決勝日だけで16万1000人、3日間トータルで36万人を越える盛況だった。(昨年は21万人、今年は不明)
リーマンショック以来、残念ながら日本ではF1人気がいまひとつ盛り上がらない状況が続いている。

なお現在のF1開催契約は2011年までと伝えられる。
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドでは、2007年以来約200億円をかけてグランドスタンドの改修やコントロールタワーの新設などを行っている。

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2010/10/10

ブリヂストン 日本GP決勝レースの模様

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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2010 FIA Formula One World Championship 第16戦 日本GP
2010年F1世界選手権 日本GP 決勝
開催場所:鈴鹿サーキット 開催日:10月8日~10月10日

日本GP決勝は、高速且つ接戦でエキサイティングなレースをソフト-ハードのタイヤ戦略で戦ったレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル選手が今季3度目の優勝を飾った。

ポールポジションからスタートしたベッテル選手に1秒以下の差でフィニッシュラインを越えたのは、チームメイトのマーク・ウェバー選手。
レッドブル・レーシングにとっては今シーズン3度目の1-2フィニッシュだった。
スクーデリア・フェラーリ・マルボロのフェルナンド・アロンソ選手が3位でフィニッシュした。

(株)ブリヂストン 代表取締役社長 荒川 詔四
「見事優勝を飾ったレッドブルとベッテル選手に心からお祝い申し上げます。
昨日は残念ながら予選延期となってしまいましたが、本日は快晴のもと、無事に、そして素晴らしいレースを見ることができました。
私もファンの皆様とともに心からうれしく思っています。
当社にとって、最後の母国グランプリとなりましたが、14年間の長きにわたり世界最高峰のモータースポーツであるF1を足元から支えることが出来たことを大変誇りに思っています。
これまでにご支援いただきましたチーム、ドライバーをはじめ関係者の皆様、ご声援いただきましたF1ファンの皆様に、あらためて、厚く御礼を申し上げます。
そして今後のF1のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げます。
今シーズンも、残り3戦となりますが、全チーム・全ドライバーを全力でサポートしてまいります。」

(株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長 安川ひろし
「ここ鈴鹿で開催された素晴らしいレースで、今季3度目の1-2フィニッシュを飾ったレッドブルと3位入賞を果たしたフェラーリとアロンソ選手にお祝いを申し上げます。
今回のレースを大勢の観客の皆さんに楽しんでいただけたことをうれしく思います。
このタイヤのパフォーマンスによって、また、サーキットの至る所のブリヂストンロゴによって世界中の皆さんにブリヂストンの名前を知っていただくことができました。
F1はブリヂストンの素晴らしい財産だと思っています。
このエキサイティングなチャンピオンシップ・バトルの最後の3戦を楽しみにしています」

(株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー 浜島裕英
「今日は異なるタイヤ戦略が用いられたスリリングなレースを楽しむことができました。
コース路面がまだラバーがのっていないスタート時から、どちらのコンパウンドも非常に力強いパフォーマンスを発揮しました。
暖かい素晴らしい天気の助けもあり、コース路面にラバーがのったレース半ばから路面コンディションは大きく向上しました。
一番難しいレースのスタートからソフト・タイヤは安定したパフォーマンスを見せました。
安全性の問題もなく、接戦のレースを可能にした優れたタイヤでわれわれに対する情熱を見せることができ、非常に誇りに感じています。
また、今日も数多くのオーバーテイクを見せてくれた小林可夢偉選手という力強い存在がF1にあることをとてもうれしく思っています」


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ザウバー・チームCEO、「驚くべきレースだった」

レースバトル (C)BMW Sauber F1
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今回の日本GPについて、ザウバー・チームのモニシャ・カルテンボーン/CEO(最高経営責任者)は、「驚くべきレースだった」とチームの健闘を讃えた。

「驚くべきレースだったね。
ハイドフェルドはまだこれがこのチームで2レース目だというのに、驚異的なペースで多くのことを学んだ。
また可夢偉については、いくらこれが彼のホームレースだとはいえ、ただわれわれはそのパフォーマンスに驚くだけだ。
彼が何回もみせたオーバーテイクシーンは、まさに圧巻という他はない。
わたしが言うことはただ一つ。
この素晴らしいチームに『おめでとう』ということだけ」

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ハイドフェルド(ザウバー)、「可夢偉は速かった」

Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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日本GPを得意とし、これまであのロバート・クビサにすら後塵を浴びせてきたザウバー・チームのニック・ハイドフェルドが、今回の小林可夢偉の健闘に対しては素直にこれを讃えている。

「可夢偉と僕とでは元々タイヤ戦略が異なっていたんだけど、でも終盤の可夢偉は明らかに速かったね。
それがなければ僕ももう一つ上の順位でレースを得られたとは思うけれど、でもこの結果には十分満足しているよ。
チームはいい仕事をしてくれたし、シンガポールの時よりもさらにパフォーマンスを上げたと思っている。
このチームで僕に残されたのはあと3レースだけだけれど、精一杯頑張りたい。
楽しみにしているよ」

デ・ラ・ロサの放出を受けて獲得したザウバー・チームのシートだが、いまのところハイドフェルドに来季の仕事は決まっていない。

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7位入賞・小林可夢偉(ザウバー)、「ベストを尽くしたので満足」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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初のホームグランプリとなる日本GPを7位入賞というみごとなリザルトで戦いきったザウバー・チームの小林可夢偉は、「ベストを尽くしたので満足」とレース後、その感激を表した。

「とにかく全力を尽くしたので今日のレースには100%満足している。
僕自身にとっても、またチームにとっても素晴らしい、エキサイティングなレースだったね。
ザウバー・チームにとってW入賞というのは今年2回目のことだもの。
僕自身について言えば、日本の観客の前でレースをするというのは7年ぶり。
熱心な観客の前で走るというのはとてもすごいことだったよ。
スタートでいきなり大きなアクシデントがあったけど、これに巻き込まれなくてほんとうにラッキーだった。
終盤のバトルではオーバーテイクの際に接触なんかもあったけれど、マシンのダメージが深刻なものでなく完走できて良かった。
とにかく今日は最高の応援をしてくれた日本のファンと、素晴らしい仕事をしてくれたチームに心から感謝したい」

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マッサ(フェラーリ)には事故のお咎めなし

Vitantonio Liuzzi (C)Force India F1
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日本GP決勝レースに起きたアクシデントでルノーのペトロフがペナルティを科せられた一方で、同じくスタート時の事故で審議とされたフェラーリのフェリッペ・マッサに対し、レーススチュワード(競技審査委員)はその責任を問わないことを明らかにした。

これについてこの事故でリタイヤに追い込まれたフォース・インディアのリウッツィは、「僕は何もしていないのにマッサが一方的にぶつかってきたんだ。
それでリタイヤなんて……。
彼に何の責任もないとは到底思えないよ」と、不満を漏らしているとのことだ。

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ペトロフ(ルノー)、スタート時の事故でペナルティ

Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)は日本GP決勝レーススタート時に起きたアクシデントの原因を作ったとして、ルノー・チームのヴィタリー・ペトロフに対しペナルティを科すことを明らかにした。

それによればペトロフはスタート直後にウィリアムズのニコ・ヒュルケンバーグをオーバーテイクする際に接触、その責任を問われたもの。
これによりペトロフは、次戦韓国GPのスターティンググリッドで5番降格のペナルティを受けることとなった。

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日本GPはベッテルがポールTOウィン 小林可夢偉7位

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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日本GP決勝レースはスタート直後にストレートで大クラッシュが発生。
ウィリアムズのヒュルケンバーグ、フェラーリのマッサ、ルノーのペトロフ、そしてフォース・インディアの4台がいきなりリタイヤとなった。
さらに2位まで順位を上げていたクビサ(ルノー)もセーフティカー・ラップ中に右後輪を失ってストップを余儀なくされる波乱。

レースは結局レッドブルのセバスチャン・ベッテルが力強い走りでポールTOウィン。
自身通算8勝目、今季マレーシア、ヨーロッパGPに続く3勝目を記録した。
また2位にも僚友のウェバーが入り、レッドブルの1-2フィニッシュ。
レースではベッテルに追いつかなかったウェバーだが、最終ラツプにファステストラップを記録する意地をみせた。

3位にフェラーリのアロンソ、4-5位にマクラーレンのバトン&ハミルトン。
ハミルトンはレース中に3速を失うトラブルで、最後までツキに見離された週末となった。
6位メルセデスGPのシューマッハ、そして7位には14位スタートの小林可夢偉(ザウバー)がみごとなオーバーテイクを地元のファンに見せつけながら入ってみせた。
8位も鈴鹿得意のハイドフェルドが入り、ザウバー・チームにとってうれしいW入賞となった。
9位はウィリアムズのバリチェッロ、10位トロ・ロッソのブエミでここまでが入賞。

以下、11位アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、12-13位にロータスのコバライネン&トゥルーリ、14位グロック(ヴァージン)、15-16位にヒスパニアのセナ&山本左近、17位は走行中に突然タイヤ脱落でクラッシュ・リタイヤしたロズベルグ(メルセデスGP)が完走扱いで終えた。

リタイヤとなったのはエンジントラブル(?)のスーティル(フォース・インディア)、そして上記クビサ(ルノー)らの7台だった。

日本GP決勝レースの結果はこちら
日本GP画像はこちら

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ディ・グラッシ(ヴァージン)、クラッシュで不出走

ヴァージン・レーシングのルーカス・ディ・グラッシは、レース前のウォームアップ走行の際に130Rでコースアウト。
ガードレールに激しくクラッシュして決勝レース出走を断念に追い込まれた。

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ブリヂストン 日本GP公式予選(日曜日)の模様

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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2010 FIA Formula One World Championship 第16戦 日本GP [予選]
2010年F1世界選手権 日本GP 予選
開催場所:鈴鹿サーキット 開催日:10月8日~10月10日

鈴鹿で開催された日本GP予選は、ブリヂストンのソフトコンパウンド・ポテンザタイヤで他を圧倒する素晴らしいラップでレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル選手がポールポジションを獲得した。

ベッテル選手のタイムは1分30秒785。
昨日から延期され、決勝当日の午前中に開催された予選は快晴だった。
午後の決勝レースではチームメイトのマーク・ウェバー選手が隣のフロントローに並ぶ。


浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェローとのQ&A

今日の予選のポイントを教えて下さい。
「昨日の雨で路面のラバーがあまりのっていなかった為、前回のホームグランプリのラップレコードを更新できず、非常に残念でした。
コース路面は一部濡れていましたが、今朝からの素晴らしい天気で、すぐに乾き始めました。
セッションを通して路面コンディションは大きく向上しました。
ベッテル選手は素晴らしい予選ラップでポールポジションを獲得、ジェンソン・バトン選手はトップ10入りしたドライバーの中で唯一ハードコンパウンドで予選タイムを記録、他ドライバーと異なったアプローチを取っていました」

レースではどのような戦略が考えられますか。
「雨が降らないと仮定すると、金曜日のドライのデータしかありませんので、ピットストップのタイミングが興味深いです。
コース路面はレースを通してラバーがのってどんどん向上しますので、バトン選手の戦略は有利かも知れません。
路面コンディションが良くなったレース後半にソフトコンパウンドが使えますからね」

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日本GPポールポジションはセバスチャン・ベッテルの手に

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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日本GP公式予選が終了、ポールポジションは昨年に続き2年連続でレッドブルのセバスチャン・ベッテルが獲得。
ベッテルのポールはこれが自身通算13回目、今シーズンだけで8回目の快挙となった。

また2番手にもレッドブルのウェバーが付け、ベストタイム1分30秒台もこの2台だけだった。
3番手は残念ながらすでにグリッド5番降格のペナルティが決まっているマクラーレンのハミルトン。(8番グリッド)
4番手にはルノーのクビサ、5番手フェラーリのアロンソ、6番手マクラーレンのバトン、7番手メルセデスGPのロズベルグ、8-9番手はウィリアムズのバリチェッロ&ヒュルケンバーグ、そして10番手がメルセデスGPのシューマッハというトップ10になった。

日本GP決勝レースはこの後午後3時から行われる。

日本GP公式予選の結果はこちら
日本GP画像はこちら

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予選Q2、レッドブル勢が1-2、小林可夢偉は無念

予選Q2もベッテル(レッドブル)が最速タイムで通過。
2番手にも僚友ウェバーがつけてレッドブル勢が1-2で突破した。
3-4番手にマクラーレンのハミルトン&バトン、5番手アロンソ(フェラーリ)、6番手バリチェッロ(ウィリアムズ)、7番手ロズベルグ(メルセデスGP)、8番手ヒュルケンバーグ(ウィリアムズ)、9番手クビサ(ルノー)、そして10番手で辛くもシューマッハ(メルセデスGP)がQ2を通過した。

ここで涙を飲んだのはハイドフェルド(ザウバー)、マッサ(フェラーリ)、ペトロフ(ルノー)、小林可夢偉(ザウバー)、スーティル(フォース・インディア)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、そしてリウッツィ(フォース・インディア)の7台。
鈴鹿を得意とするハイドフェルドは、今回もチームメイトを凌駕してみせた。

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日本GP公式予選は晴れ 小林可夢偉Q2進出へ

決勝レース当日に延期された日本GP公式予選だが、幸い路面コンディションは劇的に回復、青空のもとでスタートした。

このセッションでトップタイムをマークしたのはまたもレッドブルのベッテルで、1'32.035のベストタイム。
2番手はこれが鈴鹿初体験となるウィリアムズのヒュルケンバーグ、僚友バリチェッロも4番手に続いて気を吐いた。
3番手はメルセデスGPのロズベルグ、5番手レッドブルのウェバー、6番手シューマッハ(メルセデスGP)、7番手アロンソ(フェラーリ)、8番手バトン(マクラーレン)、9番手マッサ(フェラーリ)、そして10番手に堂々ザウバーの小林可夢偉が食い込んでみせた。

小林のチームメイト、ハイドフェルドは14番手。
ルノーはクビサ11番手、ペトロフ13番手。
またグリッド5番降格のペナルティが決まっているハミルトン(マクラーレン)は12番手。
ヒスパニアの山本左近はまたもセナの後塵を拝し24番手に留まった。

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エクレストン氏、「ポルシェF1復帰なら応援する」

Porsche F1 (C)Porsche AG
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ここに来て急速に高まる名門ポルシェのF1復帰話について、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は「ポルシェがF1に復帰するというのであれば、全面的に応援する」と、エールを贈っている。

これは独『ビルト』紙のインタビューに語ったもので、その中でエクレストン氏は、「ポルシェがF1に復帰するとなれば、それは満を持してのもので単なるエンジン供給に留まらない本格的なものになるだろう。
言うまでもなくポルシェはモータースポーツの世界で確固たる実績を残していて、F1の隆盛に貢献するに違いない。
私は応援するよ」と、歓迎した。

F1の現在のエンジン規定は2012年まで。
2013年シーズンからは大きく変更されることが予想されていて、ポルシェの復帰は実現するとしてもこれに合わせてということになるだろう。
(1.6リッター4気筒ターボか)
なお、エクレストン氏がヨーロッパ・メーカーの参入を歓迎する裏には、トヨタ、ホンダと突然の撤退が相次いだ日本メーカーへの当てつけという声もある。

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フェラーリ・チーム、アフガン戦死で日曜日は喪章

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは10日(日)に行われる日本GP決勝レースで、アフガニスタンで死亡したイタリア軍兵士を偲び、マシンやドライバーのレーシングスーツに喪章を付けて臨むことを明らかにした。

これは現在国連主導の下、アフガニスタンで行われている平和維持活動でイタリア軍の兵士4人が死亡するというニュースを受けたもの。
イタリアを本拠地とするF1チームとして、ステファーノ・ドメニカリ代表は「われわれは兵士の遺族、そしてイタリア国民と悲しみを共にする」と、語っている。

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ハミルトン(マクラーレン)にグリッド5番降格ペナルティ

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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完全ウェットで行われた土曜日のフリー走行セッションではほとんどのクルマがガレージに留まる中、精力的にコースに出てファンの喝采を浴びたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンだったが、終了後チームが下したのはギヤボックスの交換だった。

原因はギヤボックスをコントロールする油圧に異常があるというもので、公式予選を前にギヤボックスの交換を決断、これによりハミルトン(マクラーレン)は予選グリッド5番降格のペナルティを受けることとなった。

金曜日のフリー走行ではデグナーでのコースアウト・クラッシュによりマシンを大破。
イギリスのファクトリーから急きょ新しいフロントウィングを取り寄せるなどチャンピオンシップ争いに全力を傾注するハミルトンだが、まだ不運は続いているようだ。

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ブリヂストン 日本GP公式予選(土曜日)の模様

Sauber Ship (C)BMW Sauber F1
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2010 FIA Formula One World Championship 第16戦 日本GP [予選]
2010年F1世界選手権 日本GP 土曜日
開催場所:鈴鹿サーキット 開催日:10月8日~10月10日

今日の鈴鹿サーキットはウェット・コンディションのために走行が制限されたが、スクーデリア・トロロッソのハイメ・アルグエルスアリ選手が最速ラップタイムを記録した。
予選セッションは3回の遅延の後に明日に延期となった。

午前のプラクティス・セッションではアルグエルスアリ選手が9周を走った。
彼の他に土砂降りのサーキットで計測ラップを記録したのはヴァージン・レーシングのティモ・グロック選手だけ。
現在、予選は日曜日の午前10時、決勝は午後3時に予定されている。

安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「今日、ひどい雨の中を鈴鹿に集まってくださったファンの皆さんに感謝します。
こんな天気ですが、グランプリスクエアのブリヂストンサポートステージには大勢のドライバーたちが登場し、大勢のファンの皆さんに楽しんでいただくことができました。
明日は、丸1日予選とレースを楽しんでいただける、エキサイティングな日になることを願っています」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェローとのQ&A

今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日はひどい天候で午前中は殆ど走行は出来ず、午後も大雨が続きました。
コースの水の量が多すぎたため、予選は遅延の後、延期となりました。
全員のドライバーが少なくとも1ラップを走りましたが、深い水たまりが多数あり、コースを大量の水が流れていたため、全員がハイドロプレーニング現象を報告していました。
ウェット天候用のF1タイヤにとっても過酷なウェット・コンディションでしたので、予選延期の決定は正しかったと思います」

明日のレースではどのような戦略が考えられますか?
「空模様を見なければならないでしょう。
雨が降らなければ、雨で綺麗になったコースを走ることになりますが、路面にはラバーが乗っていない状況からのスタートとなり、その後、路面コンディションは変化し続けることになるでしょう。
雨が降ったとしても、今日ほどの大雨ではないことを願います。
時速300㎞で走るF1カーに装着すると、われわれのウェットタイヤは1秒当たり61リットルの水を排水することができますが、このウェットタイヤでも今日の午後は水が多すぎました」


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2010/10/09

日本GP公式予選は雨のため日曜日に

9日(土)午後2時に予定されていた日本GP公式予選は、激しい雨のため再三延期された挙げ句、結局この日の実施は断念された。

修正されたタイムスケジュールは暫定だが、10日(日)の午前10時から公式予選、午後3時から決勝レースになる見通し。

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日本GP、フリー走行3回目は完全なウェット

心配された通り、土曜日の鈴鹿サーキットは完全なウェットコンディションとなった。
路面の各所でアクアプレーニングが起きるため、ほとんどのクルマはインストレーションラップだけでピットに戻り、様子見となった。

そんな中、昨日アクシデントでほとんど走れなかったマクラーレンのハミルトンが今朝到着したばかりというフロントウィングのテストのためか走行を繰り返していたのが印象的。

このセッション、ラップタイムを記録したのはアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の1'58.902とグロック(ヴァージン)の2'07.497だけだった。

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小林可夢偉(ザウバー)、「苦しいけど鈴鹿を楽しんでる」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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待望のF1で迎える日本GPを、初日12番手というタイムで終えたザウバー・チームの小林可夢偉は、苦しいながらも「鈴鹿のF1を楽しんでる」と余裕をみせた。

「とにかくこの日本GPにF1ドライバーとして来られてほんとうにうれしく思ってる。
今日は一日、鈴鹿でのドライビングを楽しんだよ。
でも、マシンはアンダーステアが強く、バランスが取れないで苦しんでいる。
タイヤの評価もしたけれど、(プライム&オブション)いずれのコンパウンドも1周しただけですぐにダメージを負ってしまうので難しかった。
明日は新しいエアロダイナミックスもトライするんだけど、なんとか正しいセットアップをみつけないと……」

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日本GP、初日の観客数は3万3000人

Image (C)BMW Sauber F1
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鈴鹿サーキットで始められた2010年日本GP初日・金曜日の観客数は、3万3000人であると伝えられた。
これは、昨年の同じ金曜日の3万1000人よりはわずかながら増大ということになる。
ただ昨年は、世界的な経済不況ということもあり過去の日本GPより低迷した年だった。

なお昨年3日間の観客数合計は21万人だった。
ちなみに前回2006年(2007・2008年は富士開催:金曜日は5万2000人)鈴鹿での日本GPでは36万1000人を記録している。

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ブリヂストン 日本GPフリー走行の模様

2010年F1世界選手権 日本GP 金曜日プラクティス

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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日本GP初日は、ブリヂストンのソフトタイヤを装着したセバスチャン・ベッテル選手が、鈴鹿の曲がりくねったコースで最速ラップタイムを記録した。
ベッテル選手は午前のセッションではハードタイヤで最速タイムを記録し、その後、午後のセッションで1分31秒465を記録した。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェローとのQ&A
今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日は、少しも気を抜くことができない鈴鹿に今年のクルマやドライバーたちが挑戦するエキサイティングな走行を見ることができました。
予想通り、コース路面は1日を通して向上しました。
特にサーキットがよりドライだった午前のセッションでは、デグナーカーブが問題となったドライバーが数名いました。
粗い古い路面からスムーズな新しい路面に変わる部分がありますが、これも良いチャレンジとなります。
われわれが初めてF1タイヤをテストした鈴鹿で、タイヤは全体的に力強いパフォーマンスを発揮しました」

今回のタイヤのアロケーションには、今週末、どんな性能を期待しますか?
「どちらのコンパウンドも今日はとても良かったと思います。
リヤよりもフロントに少し多く、いくらかのグレイニングがありましたが、特に心配するほどのことではありません。
それよりも、天気が心配です。雨になる可能性が高いので、そうなると今日よりも難しくなるでしょう。
ドライのままならば新しいラップレコードが記録される可能性もありますが、それも天気次第だと思います」

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ルノー、露スポンサー獲得でまたペトロフ有利に?

Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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日本GPの会場で、ルノー・チームは残りシーズンまた新たなロシア・スポンサーを獲得したことを明らかにした。

今回加わったのは『フラグマン』というロシアのウォッチ・メーカーとのことで、これによりロシア人ドライバーであるヴィタリー・ペトロフ残留がまた有力になったものとみられている。

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2010/10/08

日本GPはフリー走行2回目もレッドブル勢が席巻

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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日本GPはフリー走行初日が終了。
午後行われた2回目セッションも完全ドライで終始、ここでもタイミングモニターの最上位は午前と同じレッドブルのベッテル&ウェバーが占めた。
二人のタイムは共に1分31秒台で、これはこの2台だけだった。

3番手はルノーのクビサ、4-5番手にフェラーリのアロンソ&マッサ、5番手マクラーレンのバトン、7番手ルノーのペトロフ、8番手メルセデスGPのシューマッハ、9番手フォース・インディアのスーティル、10番手がウィリアムズのヒュルケンバーグだった。

メルセデスGPのロズベルグは11番手。
ザウバーの小林可夢偉は12番手と健闘、僚友のハイドフェルドは15番手。
午前のセッションでクラッシュしたマクラーレンのハミルトンはマシン修復に手間取り、90分のセッションのうち走れたのは最後10分ほどで、タイムは13番手。
またヒスパニアの山本左近はここでも24台中の24番手だった。

日本GPフリー走行2回目の結果はこちら
日本GP画像はこちら

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フリー走行1回目はレッドブル勢が際立つ速さで1-2!

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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日本GPのフリー走行初日は好天に恵まれドライコンディションで行われた。
午前の1回目セッションではレッドブル勢が好調で、ベッテルで1'32.535のタイムでトップに。
僚友ウェバーも0.043秒という僅差で続き、この2台だけが1分32秒台に入れた。

3番手は0.544秒差でクビサ(ルノー)、4番手かつて日本で暴れたスーティル(フォース・インディア)、5番手はマクラーレンのハミルトンだが、当人はセッション中盤にデグナーの出口でコースアウト、ガードレールに左前部をヒットしてマシンを大破している。

6-7番手はウィリアムズのバリチェッロ&ヒュルケンバーグ、8番手はひさびさに鈴鹿を走ったシューマッハ(メルセデスGP)、9番手ザウバーのハイドフェルド、10番手はメルセデスGPのロズベルグだった。

フェラーリ勢はマッサ11番手、アロンソ13番手。
ザウバーの小林可夢偉は14番手、ヒスパニアの山本左近は24番手。
今回ディ・グラッシに代わって走ったダンブロジオは22番手だった。

日本GPフリー走行1回目の結果はこちら

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ダンブロジオ、日本GPフリー走行セッションに登場

Jerome d'Ambrosio (C)Renault F1 UK
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ヴァージン・レーシングは今回の日本GPフリー走行・金曜日のセッションにGP2ドライバーであるジェローム・ダンブロジオ(24歳:ベルギー)を起用。

英『オートスポーツ』が伝えるところでは、今シーズン残り4戦のすべてで金曜日のフリー走行をルーカス・ディ・グラッシに代わってダンブロジオが走るということだ。

今シーズン、ダンブロジオはルノー・チームのシートをヴィタリー・ペトロフと最後まで争ったとされる。

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ホームグランプリの小林可夢偉(ザウバー)にさらなる支援

プラネックス・グループ (C)BMW Sauber F1
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日本GPをホームグランプリとして戦うザウバー・チームの小林可夢偉に、また日本企業からのスポンサー契約が結ばれた。

今回支援が決まったのは『プラネックス・グループ』と『MJ』。
両社はいずれも同じ系統の金融サービス会社で、外国為替および資産管理等を行う企業ということだ。
プラネックスのロゴはマシン正面に、またMJのロゴはサイド部分とヘルメットに掲出される。
なお、これまでスポンサーである『スカルプ-D』も引き続き支援を続けている。

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ライコネン、ルノー・チームとの交渉拒絶

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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ここに来て有力とみられていたキミ・ライコネンとルノー・チームとの交渉だが、「ライコネン側がルノー入りを熱望している」とのエリック・ブイユ代表らの発言にライコネンが強く反発し、交渉する意思がないことを明らかにしたということだ。
ライコネンは、かつてルノー入りを検討したことは認めたものの、もしF1に復帰があったとしても現状でルノーはその選択肢にないことをフィンランド紙で強調しているという。

これについて同チームのロバート・クビサは、「個人的にはライコネンとチームメイトになるということには魅力を感じていたので破談は残念」と、語っている。

こうしたことから、結局ルノー・チームの来季ドライバー・ラインナップは今年と同じクビサ&ペトロフになるというのが有力とみられている。

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ロータス、レッドブルとギヤボックス供給契約

Lotus Cosworth『T127』(C)Lotus Racing
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7日(木)、ロータス・レーシングは2011年シーズンよりレッドブル・テクノロジーからギヤボックスとハイドロリック・システムの供給を受ける契約をかわしたと発表した。
契約は複数年という。

ただ、通常F1ではエンジンとギヤボックスは一体化して開発されるもので、当然これによりロータス・レーシングでもエンジンはルノーのものになる筈だが、しかしこちらについてまだ発表はない。

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日本GPのスチュワードはアレクサンドル・ブルツ

Alexander Wurz (C)Honda Racing
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いよいよ今日から始まる日本GPでは、元ウィリアムズなどのF1ドライバーであるアレクサンドル・ブルツ氏(36歳:オーストリア)がドライバー出身枠のレーススチュワード(競技審査委員)を務めることがわかった。

1997年のカナダGPにベネトン・ルノーでF1デビューを果たしたブルツは、その後マクラーレンやウィリアムズで活躍。
最高位は3位3回、2009年にはブラウンGPのアドバイザーも務めた。

これまでスチュワードに起用されたドライバーとしては格段に若いが、ブルツは2度もルマン24時間レースで優勝するなど経験は豊富だ。

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2010/10/07

日本GP、土・日は雨の可能性も

2009 Japanese GP (C)Williams F1
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今週、いよいよF1は日本の鈴鹿サーキットで行われる。
しかし現地気象台の予報によればフリー走行の金曜日はなんとか持ちそうなものの、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日にはいずれも雨の可能性があるということだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 湿 度
10月8日(金) フリー走行 晴れのち曇り 17-24度 58%
10月9日(土) 公式予選 曇り時々雨 18-23度 70%
10月10日(日) 決勝レース 曇り時々雨 18-25度 70%

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第1回日本GPの覇者・ピーター・ウォー氏死去

Peter Warr (C)Lotus Racing

イギリス出身のレーシングドライバー、そしてF1では名マネージャーとして知られたピーター・ウォー氏が、フランスで死去したことが確認された。
享年72。

ウォー氏は1970年代から80年代にかけて名門ロータスでマネージング・ディレクター、1982年からはチーム代表としてチームを率いた。
日本初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟氏がデビューを果たしたのもこのロータス・チームだった。

また1963年、建設されたばかりの鈴鹿サーキットで行われた『第1回日本GP』(F1とは別)でロータス23を駆り、みごと優勝したことでも知られる。
昨年春に同サーキットで行われた「オープニングデー」でも同車をドライブするなど日本のファンにも馴染み深い「往年の大スター」だった。

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ルノー・チーム、ボブ・ベル(前代表)の離脱を発表

Bob Bell (C)Renault F1 UK
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6日(水)、ルノー・チームは前チーム代表であるボブ・ベル氏(52歳:イギリス)の離脱を発表した。

ベル氏は昨年9月、いわゆる『クラッシュ・ゲート事件』でフラビオ・ブリアトーレ氏とパット・シモンズ氏が追放されたあとあと、緊急避難として技術者でありながらチーム代表のポジションに就いた。
その後今年の1月には現チーム代表であるエリック・ブイユ氏と交代、自身は以前と同じく技術部門を束ねる職に就いていた。

現在のチームオーナーであるジェラール・ロペス氏は、「ベルがこれまで果たしてくれたチームへの貢献に全員が感謝している。
また、チームの株主がジェニイ・キャピタルに変更されるというこの移行についても多大な尽力で協力してくれた。
今後のさらなる彼の活躍を期待している」と、送った。

1980年代に空力の専門家としてマクラーレンに加入、1997年にはベネトンに移籍、さらに1999年にジョーダン、2001年ベネトン(現ルノー)に復帰、2003年からはマイク・ガスコインの後任として念願のテクニカル・ディレクターに就任していた。

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2010/10/06

デ・ラ・ロサ(前ザウバー)、「世界が終わる訳じゃない」

Pedro de la Rosa (C)BMW Sauber F1
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2006年(マクラーレン)以来につかんだF1レースシートだったが、突然ザウバー・チームから放出されたペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)は、しかし「世界が終わる訳じゃない」と、ベテランらしい表現で現在の心境を独誌に語っている。

「もしもこれで僕のF1キャリアが終わるのだとしたら、とても後悔することだろう。
でも、だからといってそれで世界が終わる訳じゃないんだ。
今年はとりあえずピレリのテストドライバーをやることになる。
サーキットにまた戻るのはとてもうれしいことだけど、でも、来シーズンフルタイムのテストドライバーになることは考えていないんだ。
レーシングドライバーだもの、どんな位置でもやはりレースに出るのが一番なんだよ」

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小林可夢偉(ザウバー)、「日本GPは最高の挑戦」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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いよいよ自身初となるホームグランプリである日本GPを迎えるザウバー・チームの小林可夢偉(24歳)は、「僕にとってもっともエキサイティングなレースになる」と、強い意欲をみせている。

「最後に日本でレースをしたのはまだ僕が17歳のときのこと。
これまで7年という長い間、日本でレースはしてこなかった訳だけれど、でも日本人だもの日本GPは一番楽しみにしているレースだよ。
去年、トヨタ・チームのドライバーだった時に(フリー走行で)走ったことがあるので鈴鹿のコースは良く知っているつもり。
ここはほんとうにチャレンジングないいコースだよね。
僕のファンのために用意された2000人分の応援席は完売されたというし、ほんとうに鈴鹿のファンの前で走るのが楽しみさ。
そうそうレースの後には温泉にも入りたいね」

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ルノー・チーム、韓国でデモンストレーションラン

Ho-pin Tung (C)Renault F1K
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サーキット関連施設の建設大幅遅れから、その開催自体まで危ぶまれる韓国GPだが、ルノー・チームは恒例の『ワールド・ロードショー』の舞台を韓国に移して敢行した。

場所は首都・ソウルの市街地に設けられた特設コースで、同チームのリザーブ&テストドライバーであるトゥン・ホー・ピン(27歳:中国)。

今シーズン、参戦していたGP2シリーズ終盤で負傷・欠場を余儀なくされたトゥン・ホー・ピンだが、この日は元気に『R29』をドライブ。
意気軒昂であるところを披露した。

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2010/10/05

アメリカGP主催者、サーキット設計計画の提出遅れる

2006 USA GP Sene (C)Renault F1 UK
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2012年シーズンにテキサス州でF1グランプリ開催を計画する主催者は、9月に約束していたサーキット設計計画の提出が間に合わなかったことを明らかにした。

これは地元の『オースティン・ビジネス・ジャーナル』が報じたもので、9月14日(火)にFIA(国際自動車連盟)のサーキット委員会にトラック・デザインを手掛けるヘルマン・ティルケ事務所から計画書を提出する予定だったものの、結局なされなかったという。

主催者側は「たいした問題ではない」と、平静を装っているが、こうしたことにうるさいFIAのこと、何らかのペナルティがあるかも知れない。

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ルノー・チーム、選択肢はペトロフorライコネン

Eric Boullier (C)Renault F1 UK
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ロバート・クビサと並ぶ来季のドライバーについて、まだ結論が出ていないルノー・チームだが、エリック・ブイユ代表は事実上選択肢は「ペトロフかライコネン」であることを公式サイトで示唆している。

「基本的にはもうわれわれのチームのドアは開いていない。
ただ、ある特定な条件の下で状況が変わる可能性はある。
資金的な面からいえば、契約金が安い上に多額のスポンサー資金が期待できるヴィタリー・ペトロフがチームには有利だが、ドライバーの能力としての期待であれば明らかに(下チャンピオンである)キミ・ライコネンに分があるだろう。
ただ重要なのはブランクのあとまだライコネンに以前のような高いモチベーションがあるかということなんだ」

関係者の話では、近くブイユ代表はライコネンと話し合いの場を持つとみられる。

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ザウバー、2011年のレースドライバーにペレス指名

Sergio Perez(C)GP2 Series Media Service
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4日(月)、ザウバー・チームは2011年のレースドライバーとしてメキシコの新鋭ドライバーであるセルジオ・ペレス(20歳)を起用することを発表した。
これにより、来シーズンのザウバー・チームは小林可夢偉&ペレスがレースドライバー、そして先に発表されたエステバン・グティエレス(18歳:メキシコ)がリザーブ&テストドライバーという体制が確定したことになる。

またこうしてメキシコとの結び付きを強めたことにより、ザウバー・チームはメキシコの富豪であるカルロス・スリム氏が率いる大手通信会社『テルメックス』と大型のスポンサー契約を結ぶこととなった。

なおこれにより、現在小林のチームメイトとして戦っているニック・ハイドフェルドは今季限りで再びレースシートを失うことになる。

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2010/10/04

フィアットCEO、名門「フェラーリ」売却を示唆?

Sergio Marchionne (C)Ferrari S.p.A

F1に欠かせない名門であるフェラーリ・チームを運営するフェラーリS.p.Aは現在イタリアの自動車メーカー大手であるフィアット社がその株式のほとんどを所有しているが、同社首脳がその株式売却の可能性を示唆したとして、大きな話題を呼んでいる。

これは同社のセルジオ・マルキオーネ/CEOが明らかにしたというもので、それによれば現在81%を所有するフェラーリ社の株式を51%にまで減らし、その売却益で米クライスラー社の株式を増大させるというもの。
(売却額は約10億ドル:約833億円と推測される)

ただ当のマルキオーネ氏は「可能性としては考えられるものだが、われわれにいまそうした選択肢はない」と、報道を否定。
こうしたことから、フィアットはアラブからの資金をさらに増額するのではないか、ともみられている。

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小林可夢偉(ザウバー)、「いつもシューマッハが邪魔」

小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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3日(日)東京で行われた「モータースポーツジャパン2010フェスティバル・イン・お台場」で、今季注目される走りをみせるザウバー・チームの小林可夢偉が皇帝シューマッハへの「対決宣言」を力強く披露した。

昨年トヨタ・チームでのF1デビューは日本GP直後だったため、F1でのホームグランプリは小林にとってこれが初めて。

「日本でレースをするのは実に7年ぶり。
もちろん、鈴鹿は全レースの中で一番楽しみにしているレース。
なかでも、シューマッハには予選で打ち負かしたいね。
小さい頃から憧れだったシューマッハだけど、今年これまでのレースではいつも彼が邪魔になってポイント獲得を逃がしてきたんだ。
だから鈴鹿では必ず予選で彼より前に出てやるよ」

ここ2戦、小林はいずれもシューマッハの直後でのスタートを余儀なくされている。

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山本左近(ヒスパニア)、日本GP「セナと共に参戦」を言明

山本 左近 (C)Hispania Racing F1 Team

今シーズン残り全戦の出走を明言しながらも、前戦シンガポールGPでは「体調不良」を理由にクリスチャン・クリエンと交代したヒスパニア・レーシングの山本左近だが、今週末行われるホームレースの日本GPには再び参戦することを明言した。
これは、3日(日)東京で行われた「モータースポーツジャパン2010フェスティバル・イン・お台場」でのトークショーで明らかにしたもの。

「シンガポールで走れなかった分まで鈴鹿では思い切りやる」と、強い意欲をみせた山本だったが、シンガポールGP欠場の理由については「大人の事情だった」と、その詳細には触れないままだった。

ただこれまでの5戦、常にセナの後塵を拝してきた山本にとって、2006年以来というブランクで参戦したクリエンがいきなりセナを凌駕してみせたことは気になるところだ。

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2010/10/03

ポール・ディ・レスタ、日本GPでも搭乗機会なしか

Paul Di Resta (C)Force India F1
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先に行われたシンガポールGPフリー走行ではスーティル&リウッツィらレースドライバーの習熟を優先させ、搭乗機会がなかったフォース・インディアのリザーブ&テストドライバー、ポール・ディ・レスタ(24歳:イギリス)だが、どうやら次戦日本GPでもコクピットに収まるチャンスはなさそうだ。

これはディ・レスタ自身が語ったもので、「鈴鹿では新しいエアロダイナミックスを投入するので、チームはフィードバックを活かすためレースドライバーを優先させると言っていた」と説明している。
それでもディ・レスタはチームと帯同し、わずかなチャンスに期待を掛ける。

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ハイドフェルド(ザウバー)、「僕のほうが日本楽しみ」

Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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F1は来週末いよいよ小林可夢偉(ザウバー)のホームレースである日本GPを迎えるが、これを差し置いてチームメイトのニック・ハイドフェルドが「僕のほうが日本を楽しみにしている」と語っている。

「鈴鹿はF1で走るすべてのサーキットの中でも僕の最高のお気に入りなんだ。
とりわけ好きなのは、そう最初のS字コーナーだね。
ここをリズム良く走れれば、とてもドライブが楽しく感じられるよ。
シーズン途中からの参戦というのは難しいものだけど、それでも今回は2戦目だからね。
チームのこともクルマのこともだいぶ理解できたから大丈夫。
カムイよりも楽しみにしているよ」

だがこれまでの戦績ではハイドフェルドの鈴鹿は2009年の6位(BMWザウバー)が最高だ。

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小林可夢偉(ザウバー)、観光庁の「休暇改革国民会議」委員に

小林 可夢偉/尼崎 (C)観光庁
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F1ドライバーとして初めて迎える鈴鹿サーキットのホームグランプリを前に、また一つ小林可夢偉に新たな肩書きが加わった。

今回明らかとなったのは「国内旅行需要の平準化を図り、新たな観光需要の創出、観光産業におけるサービス向上や雇用の安定化」を図るという、観光庁主唱の「休暇改革国民会議」委員。

各界のそうそうたるメンバーと共に、モータースポーツ界を代表して小林可夢偉は10月6日(水)に行われる第1回の会議に臨む。

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2010/10/02

ロータス・レーシング、来季はルノー・エンジン搭載へ

Cosworth Engine (C)Cosworth Engineering
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今シーズン、他の新規参戦チームと同様コスワース社のF1エンジンを搭載して戦ったロータス・レーシングだが、来季はルノー・エンジンへのスイッチが確実となった。

これまで両者のエンジン供給は3年契約とされていたが、1日付けでこれが解消されたことが明らかとなったもの。

これにより同チームは来季、かねて噂通りルノー・エンジンを搭載するとみられるが、他の新規参戦であるヴァージン・レーシング、ヒスパニア・レーシング、及びウィリアムズの各チームはこれまで通りコスワース・エンジンで戦うことになる。

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韓国GP主催者、「検査までに完成すれば問題ない」

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施設工事が大幅に遅れ、グランプリまで3週間を切ったこの段階でもまだFIA(国際自動車連盟)による最終査察が行われていないという韓国GPだが、主催者は「検査までに完成すれば問題ない」と、依然強気だ。
これは、先に「8月には施設が完成する」と豪語していた同グランプリの主催者であるKAVO(韓国オート・バレー・オペレーション)のチョン・ユンチョ会長が明らかにしたもの。

工事はこれまでコントロールタワーやスタンド等が指摘されていたが、同会長によれば残っているのは「路面の最終的なコーティングと清掃だけ」という。
チャーリー・ホワイティング/レースディレクターによる施設の最終査察は10月11日(月)が予定されている。

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佐藤琢磨、F1日本GPでロータス78をドライブ

佐藤 琢磨 (C)モビリティランド
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鈴鹿サーキットの日本GPで絶大な人気を博した佐藤琢磨が、今年の日本GPで名車『ロータス78』をドライブすることがわかった。

これは同サーキットを運営するモビリティランドが発表したもので、現在IRL(インディ・レーシング・リーグ)で佐藤琢磨はロータスと関連があることから白羽の矢が立ったもの。
決勝レース当日に行われる『アイルトン・セナ生誕50年・レジェンドF1デモンストレーションラン』のイベントで、この著名なマシンを走らせることになる。

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エンジン規定変われば、ポルシェF1参戦も?

Porsche Michelin Supercup Race (C)Michelin Motorsport
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現在のF1エンジン規定は2012年までとされていて、2013年シーズンには規定が変更されるとみられるが、これを機にスポーツカーの名門ポルシェがF1に参戦するのではないか、との噂が広がっている。

これは今週行われているパリのモーターショーの会場で広まったもので、同社の新CEO(最高経営責任者)であるマティアス・ミュラー氏の会見から憶測を呼んだようだ。

同氏は現在同じフォルクスワーゲン傘下のポルシェとアウディが共にスポーツカーレースに参戦することの意義を問われ、どちらか一方はF1に参戦させる可能性を示唆した。
ただもちろん同氏の一存では決められず、今後首脳陣の検討課題になるだろう。

1958年に自らF1初参戦を果たしたポルシェは通算26勝を記録、1984年と1985年にはいずれもマクラーレンと組んでチャンピオンを獲得している。
(84年はニキ・ラウダ、85年はアラン・プロスト)

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2010/10/01

バトン(マクラーレン)、「ポイント・システムのせいもある」

Jenson Button (C)McLaren Group
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目下ランキング首位のウェバーから25ポイント差の5位に位置するマクラーレン・チームのジェンソン・バトンが、「大きなポイント差の原因は新しいポイント・システムにある」と、その背景を説明した。

「いま僕は首位のウェバーから25ポイント差のランキング5位ということになっているけれど、今年はポイント・システムが変更されたからこれまで以上に数字が大きく表されているんだ。
いまの25ポイントというのは、去年までの1位10ポイントと違ってたった1戦で獲得できるものなんだからね。
もしも去年までのポイント・システムに置き換えた場合、僕はウェバーからわずか10ポイントの差。
(チームメイトである)ハミルトンだって8ポイントか9ポイントといったものだろう。
残り4戦あることを考えれば、これは決して大きなものじゃないさ」

それでも大事なことは優勝よりも確実にポイントを重ねることだと、バトンは付け加えた。

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チームオーダーに関するF1チーム会議、韓国GPまで延期に

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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今年のドイツGPで再び発覚した『チームオーダー問題』について、FIA(国際自動車連盟)はF1各チームの代表を集め検討することを示唆していたが、結局先のシンガポールGPでは実現せず、10月24日(日)の韓国GP時まで延期されたことがわかった。

これは独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌がFIAのチャーリー・ホワイティング/レースディレクターに確認してわかったもので、これは図らずもまだチーム間の合意を形成する段階まで種々の難問があることを伺わせることとなった。

一般に、フェラーリやマクラーレン、レッドブルなどの上位チームではチームオーダーに理解があるものとみられている。

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ハミルトン(マクラーレン)、「まだタイトル争いしてる」

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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先に行われたシンガポールGPではマッサとの接触・クラッシュでリタイヤ、タイトル争いをする上で痛恨のノーポイントに終わってしまったマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンだが、まだ夢はあきらめていないことを自身のサイトで強調した。

「シンガポールのレースがリタイヤに終わった時はほんとうにガッカリした。
日曜日の晩はほんとうに真剣に落ち込んでいたんだ。
でも冷静になって考えたら、僕はまだ決してタイトル争いから脱落してはいないことに気づいたんだ。
もちろんこの段階でノーポイントというのは痛いことだけど、でもまだトップのウェバーとは20ポイント差。
これはたった1戦で追いつけるギャップなんだし、チャンピオンシップはまだ4戦もあるんだからね」

シンガポールGPを終えてトップ(ウェバー)とのポイント差は開いたが、まだシリーズ・ランキングは3位に踏みとどまっている。

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