ブリヂストン 韓国GP決勝レースの模様
Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
2010 FIA Formula One World Championship 第17戦 韓国GP
2010年F1世界選手権 韓国GP決勝
開催場所:全羅南道 開催日:10月22日~10月24日
ドラマチックなレースとなった初の韓国GP決勝は、ウェット-ウェット-インターミディエイトの戦略を用いたスクーデリア・フェラーリ・マルボロのフェルナンド・アロンソ選手が、今季5度目の優勝を飾った。
レースは雨でスタートが遅延。さらにはセイフティーカーの先導でのスタート及び再スタートとなった。
全員がブリヂストンのウェット・タイヤでスタートしたが、その後はコンディションが向上し、インターミディエイト・タイヤへと交換することができた。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン選手が2位、アロンソのチームメイトのフィリペ・マッサ選手が3位でフィニッシュ。
ふたりはアロンソ選手と同じタイヤ戦略だった。タイトル争いを続けるレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー選手とセバスチャン・ベッテル選手はフィニッシュできなかった。
安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「今日は素晴らしい初の韓国GPを見ることができましたし、ブリヂストンが貢献できたことを誇りに思います。
優勝したフェルナンド・アロンソ選手とフェラーリにお祝いを申し上げます。
また、素晴らしい戦いで2位入賞を果たしたルイス・ハミルトン選手にもお祝いを申し上げます。
フィリペ・マッサ選手の表彰台フィニッシュ、ミハエル・シューマッハ選手の4位もうれしく思っています。
今回は難しいグランプリでしたが、チーム各位に加え、最後までプロ意識に徹したFIA、オーガナイザー、サーキットのオフィシャルやマーシャルの皆さんは素晴らしかったと思います。
この新しくエキサイティングな市場でのF1開催を成し遂げたオーガナイザーの皆さんは素晴らしい仕事をしてくれました。
ここに集まってくれたファンや世界中のファンの皆さんにも、今回の素晴らしいレースを楽しんでいただけたと思います」
浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー
「今日は期待やドラマが数多くあったレースでした。
何度も遅延になり苛立ちもあったと思いますが、安全性が第一ですし、視界も良くありませんでした。
インターミディエイトもウェット・タイヤも素晴らしいパフォーマンスを見せましたし、アロンソ選手は非常に優れたタイヤのマネージメントでフィニッシュラインまでペースをキープしました。
今回はブリヂストン初の、そして最後の韓国GPでしたが、ここ霊岩の週末を通して、われわれの全てのタイヤが素晴らしいパフォーマンスを発揮したことを誇りに思います」
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