FIA会長、アフリカでのF1グランプリ復活に否定的
1993 South Africa GP (C)Williams F1
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が近くアフリカ大陸でのF1グランプリ復活を示唆したことに対し、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長はさっそくこれに否定的な立場を明確にした。
エクレストン氏は現在唯一F1が開催されていない大陸アフリカについて、「ここ5年、早ければ3年のうちにグランプリが復活することだろう。
現在すでに候補は3か国ほどある」と、語った。
しかしトッド会長は、「アフリカでF1というのは単なる噂であって、私は承知していない。
したがってここ数年で開催というのは到底無理なこと。
アフリカはサーキット・レースよりもむしろロードイベントに向いていて、例えばWRC(世界ラリー選手権)であるとかクロスカントリーがふさわしいのではないか」と、論評している。
先にサッカーW杯を成功させた南アフリカ共和国だが、1993年(キャラミ)を最後にF1開催からは遠ざかっている。
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