フィアットCEO、名門「フェラーリ」売却を示唆?
Sergio Marchionne (C)Ferrari S.p.A
F1に欠かせない名門であるフェラーリ・チームを運営するフェラーリS.p.Aは現在イタリアの自動車メーカー大手であるフィアット社がその株式のほとんどを所有しているが、同社首脳がその株式売却の可能性を示唆したとして、大きな話題を呼んでいる。
これは同社のセルジオ・マルキオーネ/CEOが明らかにしたというもので、それによれば現在81%を所有するフェラーリ社の株式を51%にまで減らし、その売却益で米クライスラー社の株式を増大させるというもの。
(売却額は約10億ドル:約833億円と推測される)
ただ当のマルキオーネ氏は「可能性としては考えられるものだが、われわれにいまそうした選択肢はない」と、報道を否定。
こうしたことから、フィアットはアラブからの資金をさらに増額するのではないか、ともみられている。
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