クラッシュの小林可夢偉(ザウバー)、「マシンめちゃくちゃ」
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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難コースのシンガポールGP決勝レースを中盤まで入賞圏内を走っていながらも結局クラッシュで終えたザウバー・チームの小林可夢偉は、次戦ホームグランプリとなる日本GPを前に「マシンはめちゃくちゃ」と、頭を抱えた。
「クラッシュは完全に僕のミス。
長く僕の進路を塞いでいたシューマッハをオーバーテイクし、ここぞとばかりハードプッシュを続けていたんだけれど、その時点でもうタイヤは限界だったね。
あのコーナーではタイヤのグリップが失われて、成すことなくバリアにクラッシュしてしまったんだ。
そしたらその直後にセナが突っ込んできて、もうマシンはめちゃくちゃだよ……」
これについてペーター・ザウバー代表は、「今日はすべてがわれわれの希望に反する結果になってしまった。
スピードはあったたんだがね。
今はもう今日のことは忘れて、われわれのチームにとっても重要であるカムイのホームレース、スズカにすべての照準を合わせなくては」と、語っている。
同チームでは僚友ハイドフェルドもクラッシュでレースを終えていて、2週間後の同じくアジア遠征である日本GPに備え、メカニックはハードな作業を強いられるのが確実だ。
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