大成功シンガポールGP、しかし政府は継続に疑問視
Singapore GP Image (C)Ferrari S.p.A
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F1唯一のナイトレースとして今年もスペクタクルに満ちたバトルが展開されたシンガポールGPだが、同国の政府首脳は開催の継続に疑問を投げ掛けている。
これはシンガポール政府のエス・イスラワン産業相が語ったもので、それによれば同グランプリはこの3年間大幅な赤字が続いていて、これは当初の政府見通しをまったく裏切るものであるという。
同グランプリについてはFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション)のバーニー・エクレストン氏が先に「今後20年間は安定開催」と豪語していたが、実際にはここでも開催に掛かる費用がグランプリの継続を脅かしていることが露呈された感じだ。
なお同様の問題が指摘されているのはカナダ、オーストラリア、マレーシア、トルコなど枚挙に暇がない。
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