小林可夢偉、2011年のザウバー残留が決定
ペーター・ザウバー代表&小林可夢偉
(C)BMW Sauber F1 拡大します
9月7日、BMWザウバーF1チームは、来シーズン小林可夢偉のチーム残留を発表した。9月13日に24歳の誕生日を迎える小林にとってはまたとないプレゼントとなった。
今シーズン、BMWザウバーF1チームに加わった小林は、シーズン序盤こそマシントラブルやドライビィングミスから完走もおぼつかなかったものの、第9戦バルセロナでのヨーロッパGPで7位と初入賞して以来調子を上げ、ドライバーズポイント21点を稼ぎ現在ランキング12位につけている。第10戦シルバーストーンでは自己最高の6位となり、予選Q3にもこれまで3回進出している。
「われわれはチームの一部としてルーキーがいることを楽しんでる」とピーター・ザウバーはいう。「われわれには2011年にまた彼とともに働くことに少しの疑問も持たなかった。可夢偉はそのスピードとファイティングスピリットに関してわれわれの予想を上回っている。さらにエンジニアとの仕事において彼の技術的な理解も非常に進歩してきている。彼がフォーミュラワンでの初めてのフルシーズンでの経験は、2011年に確実に彼の役に立つことだろう。われわれの狙いは、次のシーズン初めから速く信頼性のあるマシンを与えることである」
小林可夢偉は「われわれはシーズン初めにとても困難なスタートを切った。しかし、自分たちがその状況から抜け出すため一緒に働いた。わたしはホームのようなピーター・ザウバーのチームで2011年もまた一緒に働けることを喜んでいる。しかし、今のところは100%今年の残りのレースに集中している。まだ6つのグランプリが残っており、少しでも上位のグリッドを得ることを望んでいる」
2011年のチーム2人目のドライバーは近く発表される。
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