弱り目に祟り目(?)のトゥルーリ(ロータス)
Jarno Trulli (C)Lotus Racing
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非力なロータス・レーシングにありながら、今回のベルギーGP予選ではQ2進出のチャンスを掴みそうになりながら結局敗退となったベテラン、ヤルノ・トゥルーリは次のようにその様子を振り返った。
「まったく悔しいよ。
アンラッキーって、こうして重なるものなのかね。
Q1で再びアタックに出たとき、僕らがピットレーンに並んでいるとヴァージンの1台(ディ・グラッシ)が横から割って入ってきたんだ。
ところが彼は明らかに遅いのにブロックを続けて譲ることもしないから、ものすごくフラストレーションが溜まったよ。
やっとかわして出て行こうとしたときにウェット部分に差し掛かり、そこでみんながスピンを始めてしまったんだ。
巻き込まれた僕の予選はそれで終わりさ」
ところがトゥルーリにはさらなる「お仕置き」が。
ピットレーン制限速度を超過したということでレーススチュワードは4,400ユーロ(約48万円)もの罰金を科したからだ。
金額から計算すると、トゥルーリは60キロとされる制限速度を22キロ以上オーバーしたことになる。
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