ハンス・ストゥック氏、クラッシュ後に頭部緊急手術
Hans Stuck (C)Audi Motorsport
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元ブラバムなどのF1ドライバーで、現在はフォルクスワーゲン社のモータースポーツ部を率いるハンス・ヨアキム・ストゥック氏(59歳:ドイツ)が、頭部の緊急手術を受けたことがわかった。
ドイツの『ヴェルト』紙らが報じるところによれば、ストゥック氏は数週間前にニュルブルクリンクで行われたレースにアウディR87で参加。
その際大きなアクシデントに見舞われたが、その後頭部に血腫が確認されたとして緊急入院し手術を受けたというもの。
クリス・ニッセン/フォルクスワーゲン社モータースポーツ・ディレクターはこうした報道を事実として認めた上で、「現在ストゥックは容態も安定しており、集中治療室から一般病棟に移っている」と説明した。
1975年イギリスGPでマーチからF1デビューを果たしたストゥック氏は、その後ブラバム、シャドー、ATSといずれも非力なチームに所属、全81戦に出走(決勝は74戦)し、最高位は2ドライバーの3位というものだった。
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