シューマッハ(メルセデスGP)の蛮行にペナルティ
Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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ハンガリーGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、決勝レース中ウィリアムズのバリチェッロに対するドライビングを巡り、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に対し次戦ベルギーGPでグリッド10番降格のペナルティを科したことを明らかにした。
両車は10位の1ポイントを巡りレース終盤激しいバトルを演じていたが、戦略の違いから当時フレッシュなオブションタイヤを装着していたバリチェッロのほうが明らかに速く、シューマッハは防戦に追われていた。
そしてバリチェッロがストレートエンドでオーバーテイクに掛かった際、シューマッハはしかし大きく進路を変更して幅寄せ、バリチェッロはあわやコンクリートウォールに接触という場面が発生した。
これについてスチュワードは「カーナンバー9(バリチェッロ)の進路を違法に妨害した」と認定、上記ペナルティを科したもの。
皮肉なことに、かつて両者はフェラーリ時代、長く緊密な関係を誇っていた。
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