ザウバー・チーム首脳、「好調さ維持したい」
James Key (C)BMW Sauber F1
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小林可夢偉が今季チームの最高位となる7位入賞したのを受け、ザウバー・チームのジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは「この好調さを維持したい」と、意欲をみせている。
「バレンシアでは、このトラックレイアウトにわれわれのマシンがうまくフィットした時に素晴らしいパフォーマンスを発揮できることを示した。
その意味で、次のシルバーストーン(イギリスGP)でもかなりやれるという手応えをいま感じ取っている。
われわれはさらにその次のホッケンハイム(ドイツGP)も含め、フロントウィングやディフューザーなどエアロダイナミックスの改善も考えていて風洞実験で確認しているところだ。
これらが功を奏せばしばらく好調さが維持できるのではないか」
それでもキー氏は「われわれはあくまでもプライベート・チームの一つ。
無制限のリソース(開発資源)がある訳ではなく、開発に掛ける金額も限られているよ」と、肩をすくめた。
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