ウィリアムズ新代表、「あくまでもプライベート・チームで」
チームの創始者でオーナーでもあるフランク・ウィリアムズ氏に代わり、新たなF1チーム代表に就いたウィリアムズ・チームのアダム・パール氏は、「われわれはあくまでもプライベート・チーム」と、その変わらぬポリシーを強調した。
これはドイツの『モータースポーツ・アクチュエル』誌に語ったもの。
「確かにわれわれは長いこと勝利から遠ざかっているが、さりとてどこかの大手自動車メーカーに身売りをするなど考えたこともない。
搭載エンジンなどの問題もあるから、いずれかのメーカーとパートナーシップを組むことはあるかも知れないが、われわれはあくまでもプライベート・チーム。
長期的に考えた場合の理想的としては、エンジンといくらかのスポンサーシップを提供してくれる自動車メーカーと提携し、われわれが主体となってレーシングをするというものだ」としている。
噂では、今後の提携先としてドイツのもう一つの雄、フォルクスワーゲンの名前が挙げられている。
1996 British GP (C)Williams F1
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通算9回のチャンピオンに輝くウィリアムズ・チームだが、最後の勝利(2004年ブラジルGP:J.モントーヤ)からは5年、1997年のタイトル獲得(J.ビルニューブ)からは12年が過ぎている。
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