フェリッペ・マッサ(フェラーリ)の父、「息子は犠牲者」
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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F1がブダペストにその舞台を移してもなおメディアの関心を集め続けるフェラーリ・チームの『チームオーダー問題』だが、その最大の当事者とみられるフェリッペ・マッサ親子の見解が分かれている。
ドイツGP決勝レースで僚友アロンソにレースの主導権を譲った当のマッサは、終始「スローダウンしたのは自分自身の意思」として、チームの指令による物という見方を否定し続けてきた。
ところが常に跳ね馬チームのピットにその姿がみられるマッサの父親ルイス・アントニオさんは、「良い従業員であるならば、誰だって上司の指示に従うだろう。
息子はその明白な例だったということ。
つまり、彼は犠牲者なんだよ。
私自身はチームオーダーを全面的に否定するものではないが、しかしそれはタイトル争いが佳境に達し、一人のドライバーに精力を集中すべき特殊な状況の時だけだ。
しかしながら、今はまだその時ではないね」と、地元ブラジル・メディアに語っている。
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