初入賞逃がしたデ・ラ・ロサ(ザウバー)は、「失望のみ」
Pedro de la Rosa (C)BMW Sauber F1
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連続入賞を果たした小林可夢偉とは対照的に9番グリッドからスタートし、決勝レースでも入賞圏内を走り続けながら他車との接触で戦列余儀なくされたザウバー・チームのペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)は、レース後失意をあらわにした。
「この週末、マシンはとても調子が良くて確実にポイントが獲れると確信していたからね、この結果にはほんとうに失望させられている。
スタート直後の1コーナーでは、バリチェッロに追いやられてせっかくのポジションを失ってしまったんだ。
それでもいいペースで走っていたレース中盤、スーティル(フォース・インディア)に背後からヒットされ、マシンに大きなダメージを負ってしまった。
ピットインして再走しようと思ったけれど、レースを続けるにはあまりに大きな損害を被っていると言われて……」
これについて同チームのジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは、「リヤウィングのエンドプレートとディフューザーが損傷しているのは一目でわかったが、それ以上の構造的部分のダメージが予想されたので、残念ながらリタイヤさせることにした」と、説明している。
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