レースディレクター、フェラーリに再三指示を出していた
Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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先のイギリスGP決勝レースでは、ルノーのクビサと大バトルを演じていたフェラーリのフェルナンド・アロンソがコーナーをショートカット、結果的にこれにより順位を上げたことからドライブスルー・ペナルティーを受けたが、これについて新たな事情が判明した。
今回のケースでは一般に、FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)かせペナルティが出されるまでに時間が掛かったことが言われていたが、実はこの間レースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏から再三フェラーリに対して順位を戻すよう指示が出されていたことがわかったもの。
「私はフェラーリのピット・ギャントリーに無線で順位を戻すよう3回も指示したが、これに対し何の回答もないまま周回が続けられた。
止むを得ずわれわれは協議の結果オフィシャルにペナルティを通知したのだ」と、イタリア『アウトスプリント』誌の取材に語っている。
このレースでアロンソは14位に留まり、ノーポイントに終わっている。
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