エクレストン氏、「モナコGP消滅だってあり得る」
1980 Monaco GP (C)Williams F1
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現在全19戦で行われているF1グランプリだが、これを司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表はいまさらにロシアやインド、テキサスなど多くの国と開催交渉を繰り広げている。
しかし実際にマシンを走らせるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)のほうは、「年間最大でも20戦以内」と、こうした一方的な拡大路線に釘を刺しているのが実情。
これについてエクレストン氏は、「グランプリ開催数に総枠を決めるならば、当然現在の開催地の中から脱落する所が出るということになる。
それが例えモナコであっても、何の不思議はないんだ」と、高姿勢。
伝えられるところでは、「伝統のグランプリ」として別格扱いとされているモナコGPは、唯一王国開催のためFOMの支配力が十分に行き渡っておらず、開催権料の支払いなどでエクレストン氏がかねがね不満を持っているのだという。
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