2011年、「標準マシン重量配分」の方向へ
重量測定 (C)RedBull Racing
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どうやら2011年シーズンから、F1マシンに「標準重量配分」が導入される方向だ。
これはドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が報じたもので、それによれば2011年のF1マシンはすべて重量配分が前46に対して後ろが54に規定されるというもの。
というのも、2011年にはF1タイヤの供給者がブリヂストンからピレリに変更されることが決まっていて、当然タイヤのスペックも異なることが予想されている。
もしここで重量配分がタイヤの求めるものと合致しなかった場合、シーズン中の改修には大きな手間が掛かることから、あらかじめ特定のチームに不利が向かないようそうした不安を取り除いておこうというものだ。
今シーズンにおいてはメルセデスGPのマシンが同じ理由で苦戦を強いられたとみられている。
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