マクラーレン、「パット・フライの移籍、影響なし」
McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームの技術部門で長期に渡り中枢を担ってきたパット・フライ氏(前チーフ・エンジニア)が、ライバルであるフェラーリ・チームに移籍したことについて、同チームのパディ・ロウ/エンジニアリング・ディレクターは「影響はない」と、表向き平静さを強調している。
「確かにフェラーリはわれわれにとって長年のライバルであり、お互いに開発には熾烈な闘いを繰り広げてきたものだ。
しかし、開発の流れの中で、すでにチームを離れて大きな時間が経ったフライが持つ知識はさほど重要なものではない。
彼にとっては聞きたくないことだとは思うが、つまり大きな影響はないということだよ」
フライ氏は7月1日付けでフェラーリ・チームのアシスタント・テクニカル・ディレクターのポジションに就くことになっている。
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