小林可夢偉(ザウバー)、「行き場所がなくなって……」
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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カナダGP決勝レース、18番手からのスタートながらオープニングラップでいきなり10番手辺りまで順位を上げたザウバー・チームの小林可夢偉だったが、あえなくクラッシュ・リタイヤ、次のようにその状況を語っている。
「こんなことが起きるなんて。
レースではいいスタートを切って、ヒュルケンバーグなんかと9番手争いをしながら走っていた。
僕らの前にはシューマッハがいたんだけれど、ブレーキに問題があったようでシケインで僕らの行き場がなくなってしまったんだ。
結局、縁石に当たってマシンが飛び、ひどいダメージを負って僕はレースを終えることになってしまったんだよ」
このレースでは僚友デ・ラ・ロサのほうもエンジントラブルから早々に戦列を去っていて、ペーター・ザウバー代表は「ここカナダのレースはしばしば混乱するのでポイント獲得のチャンスを期待していたが、今年は残念ながらそうならなかったということ」と、言葉少なだった。
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