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2010/06/01

レッドブルのアクシデント、原因はウェバーの燃費走行

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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トルコGP決勝レース中に起きたレッドブル勢による『同士討ち』はチーム内に後味の悪さを残したが、どうやらそもそもの原因はウェバーの燃費走行にあったようだ。

関係者によれば、レース終盤ウェバーのマシンは残り燃料の計算から担当エンジニアの指示により節約モードでの走行にスイッチ。
この時点で後方はチームメイト(ベッテル)であったため、よもやオーバーテイクを仕掛けられるとは考えていなかったとみられる。

一方ベッテルのほうはそれまでもストレートスピードに優っていて、さらに燃費の関係からウェバーのスピードが明らかに落ちた上に後方からはハミルトン(マクラーレン)に追いたてられていたこともあってすかさずオーバーテイクに掛かったものとみられる。

しかしエンジニア間の意思疎通もあり、結果は最悪のアクシデントに。
これを受け同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「2度と同じ過ちを繰り返してはならない」と陣営を引き締めた。

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» ベッテルとウェバーは高い授業料を払ったのだろう [F1 2010]
トルコGP決勝レース41周目の12コーナー手前での レッドブル同士討ち チーム側は、ウェバーに責任がありといい 他のドライバーたちはベッテルに責任があるとの事だが さてウェバーのオンボードカメラでは ベッテルが横に切ってきたように見えるが その前からウェバーは徐々にだが左に寄っているように見えるし ただウェバーとしては エンジニアからセーフティモードで走っている事で いきなり左に現れたベッテルとの... [続きを読む]

受信: 2010/06/01 16:38

» 魔の手がウェバーに [郷秋の独り言]
 先週土曜日(5月29日)に、トルコGPの予選結果を踏まえて魔の手が今度はウェバーに と云う小文を書いた。これまでベッテルのマシンにだけ出ていたトラブルが、今度はウェバーのマシンに出るのではないかと云う意味で書いたのだが、魔の手が同士討ちという最も酷い形で襲い掛かることとなったのはご存知の通り。 トップクラスのドライバーが同じマシンをドライブすれば、当然ランデブー走行となり、先行車に一瞬でも隙があれば後続車はインに付けて来る。しかし、1989年の鈴鹿における「教授」のように確信犯的なドライブをしな... [続きを読む]

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