シューマッハ(メルセデスGP)には事故のお咎めなし
Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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カナダGP決勝レース終盤に起きたシューマッハ(メルセデスGP)とマッサ(フェラーリ)の接触事故について、レース後の審議対象としていた同グランプリのレーススチュワード(競技審査委員)だったが、結局この件でのお咎めはなしということになったことがわかった。
当時シューマッハのマシンはタイヤの痛みからペースが急速に落ちていて、後方からはかつてのチームメイトで弟格であったマッサが猛烈に追い上げていたもの。
しかしシューマッハはオーバーテイクを許すことなく進路を塞いだため、マッサは結局接触してフロントノーズの交換を余儀なくされていた。
今回スチュワードの一人だった元F1チャンピオンのエマーソン・フィティパルディ氏は、「これは通常のレース・インシデント(事故)であるとわれわれは判断した。
したがっていずれのドライバーに対してもペナルティを科すのは適当ではない」と、語っている。
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