バリチェッロ(ウィリアムズ)の「不法行為」に非難の声
Rubens Barrichello (C)Williams F1
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モナコGP決勝レース中にスピン・クラッシュしたウィットマーシュのルーベンス・バリチェッロが、脱出の際にステアリングホイールを投げ捨てたことに対し、他チームから非難の声が挙がっている。
これは、本来ステアリングシャフトに戻さなくてはならないという規定があるにもかかわらず、腹を立てた(?)バリチェッロがマシンの外の路面に投げ捨ててしまったもの。
しかもその直後に通過したヒスパニアのカルン・チャンドクが避けきれずにこれを踏むという事件が起きたが、この件についてレーススチュワード(競技審査委員)が何らかの処分を下すことはなかった。
関係者は「元F1ドライバーだったデイモン・ヒルなら、その危険性は充分に理解できた筈。
チャンドクに重大な事故が起きてもおかしくはなかったのだから。
こんな行為を見逃すならば、シューマッハへの処分だって不当なものということになる」と、これを非難した。
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