バリチェッロ、シューマッハのお陰で『命拾い』
Rubens Barrichello (C)Williams F1
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モナコGP決勝レースで、スピン・クラッシュしたあとマシンから脱出する際にレギュレーションに反してステアリングを投げ捨てたことが問題になっているが、同グランプリのレーススチュワードからこれについて意外な見解が明らかにされた。
今回のモナコGPでレーススチュワード(競技審査委員)を務めたのはジョゼ・アベッド(モータースポーツ評議会副代表)、クリスチャン・カルメス(モナコ自動車クラブ会長)、ポール・グートヤー(FIAヒルクライム委員会代表)、そして元ドライバー枠で参加しているデイモン・ヒルの4氏だが、今回事情を明らかにしたのはグートヤー氏。
それによればバリチェッロの行為は直ちにペナルティのリストに挙げられていたものの、その後に起きたシューマッハのペナルティについての対応に追われたため、結局こちらは結果的に放免となってしまったという。
グートヤー氏はバリチェッロにも本来何らかのペナルティが科せられるべきだったと述懐している。
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