今季初完走の小林可夢偉(ザウバー)、「うまくいかなかった」
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
拡大します
今季2度目となるトップ10グリッドからのスタートでポイント獲得を目指した小林可夢偉だったが、残念ながらオープニングラップでクビサ(ルノー)に充てられてコースオフ。
結局序盤の後れを取り戻すことができないまま12位でチェッカーフラッグを受けた。
「スタートはうまくいったんだけれど、3コーナーでクビサにぶつけられてしまったんだ。
やっとコースに戻った時には15今で順位を落としていて、今度は同じルノーのペトロフに詰まってしまい、ポジションを上げることができなかった。
ここはオーバーテイクがほんとうに難しいコースだからね。
それでも今年初めて完走することはできたので、希望はみえてきたよ」と、可夢偉。
またペーター・ザウバー代表は、「スペインGP前のインターバルでマシンを改良し、どちらもポイントが獲得できるポジションからスタートしたのだから、この結果は残念だ。
カムイもデ・ラ・ロサも他車にぶつけられてしまったんだからね。
それでもカムイが完走してくれたことはわれわれにとって重要な希望になったよ」と、語った。
| 固定リンク