3位フィニッシュのベッテル、「リタイヤ勧告されてた」
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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今季2勝目こさならなかったものの、スペインGPではみごと3位表彰台をゲットしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルだったが、レース中ピットからはリタイヤを勧告されていたことを独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌の取材で答えた。
「早くからブレーキに問題があることはわかっていたんだけれど、ピットストップを終えたあと状況を判断したチームからは無線で「リタイヤすべき」と言われたんだ。
なぜならそのまま走っていても決して良くはならないし、万一ブレーキが突然破損したら大きなアクシデントにもなりかねないからね。
それで僕はスピードを落としながら、絶対に走れないのか、せめてポイント獲得はできないのか、尋ねたんだ。
それに対して答えはなかったけれど、僕は自分で走り続けることを選択した。
バランスを大きくリヤに移して、そしてなんとかチェッカーフラッグを受けることができたんだ。
それにしてもピットウォールの彼らは、通過する度に心配そうな顔をしていたね」
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