S.マイケル氏、「実績ミシュラン、コストはエイボン」
Sam Michael (C)Williams F1
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2010年シーズンでブリヂストンタイヤがF1から撤退するのを受け、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)では後継メーカーの調査を行っているが、ウィリアムズ・チームのサム・マイケル/テクニカル・ディレクターはその困難さを次のように語っている。
「実績からいったら、明らかにミシュランのほうに分があるのは明らかなことだ。
彼らはつい最近までF1に関わっていたのだし、ね。
しかし一方で、彼らが呈示した金額はエイボンに比べ相当に高い。
ザックリいって、3倍ほどにも差があるのだが、これはわれわれチームにとって大きな違いと言えよう」
またここに来て名前が上がったピレリについては、「まだ話を聞いたばかりで、正直われわれは検証していない」と、困惑気味の表情だった。
過去、F1でミシュランは通算102勝、ピレリは42勝、エイボンはF1無経験ではないが未勝利。
なお、これを上廻るのはグッドイヤーの368勝、そしてブリヂストンは139勝を更新中だが、両社はいずれも単独サプライヤー時期が長い。
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