ミシュラン、単一サプライヤーに警戒感
Michelin Tyre (C)McLaren Group
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ブリヂストンが2010年限りでのF1撤退を表明したことから、その後継サプライヤーとしてFIA(国際自動車連盟)から期待が掛けられるミシュランだが、単一サプライヤーとなることには警戒感を持っているようだ。
先週末行われたスポーツカーレースのイベントで、同社のスポークスマンは「F1にタイヤを供給することに関心は持っているが、そこには正当な競争がなくてはならない。
ただ単に全チームに同じタイヤを供給するだけでは技術的にも得るものが少ないからね。
またわれわれはスポーツカーレースで確固たるテクノロジーを持っているが、しかしそれを活かすには13インチという時代遅れのF1レギュレーションは合致しない。
18インチへの変更や、その他にもタイヤに関するレギュレーションの変更は不可欠だ」と、主張している。
ここ数年10チーム程度だったF1は来シーズン13チームまで拡大されることが決まっていて、ミシュランが単一サプライヤーを否定している裏にはコスト面での過剰な負担への警戒もあるものとみられる。
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