3戦連続リタイヤ小林可夢偉(ザウバー)、「突然で驚いた」
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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予選9番グリッドと、自己最高位からスタートしたザウバー・チームの小林可夢偉(23歳)だったが、残念ながら突然のマシントラブルにより今回もリタイヤという結果になった。
これについて小林は「1コーナーを過ぎてすぐ、突然パワーを失ってストップしてしまったんだ。
いいレースをしていたのに、ほんとに残念でもあり、また驚いたよ。
同じような位置で走っていたリウッツィとかシューマッハもリタイヤしたから、走りきっていればポイントも獲得できたと思うんだけどね。
今はとにかく、マシンに信頼性が増してくるのを期待するしかない」と、唇を噛んだ。
さらに、スタート前のトラブルからグリッドに着くことすらできなかったチームメイトのペドロ・デ・ラ・ロサ(39歳:スペイン)は、「マレーシアでのレースは暑くてとても体力的に厳しいものだから、以前から一生懸命このために準備をしてきたんだけどね。
まさかスタートする前にレースが終わるとは考えもしなかったよ」と、語っている。
チームのウィリー・ランプ/テクニカル・コーディネーターによれば、トラブルはいずれも搭載したフェラーリ・エンジンのニューマチック・システム(バルブ)とみられるということだ。
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