小林可夢偉(ザウバー)、「ギヤシフトできなくなった」
Sauber Team Duo (C)BMW Sauber F1
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残念ながらマシントラブルによりレースの早い時期にリタイヤを余儀なくされたBMWザウバー・チームの小林可夢偉(23歳)は、「ギヤシフトができなくなった」と、その原因を語った。
「決勝レースのタイヤはデ・ラ・ロサがソフト、僕がハード側のほうでスタートしたんだけど、結果的にはソフトのほうが良かったようだ。
なぜなら重い重量でタイヤにはフラットスポットができたし、彼のほうがいいペースで走れていたからね。
リタイヤの原因になったのはハイドロリック系のトラブルだと思う。
12周目にはパワーステアリングが効かなくなり、それからはギヤシフトができなくなって走り続けることができなくなったんだ」
このレースではチームメイトのペドロ・デ・ラ・ロサも同じ理由でリタイヤ。
これについてチーム代表のペーター・ザウバー氏、そしてウィリー・ランプ/テクニカル・ディレクターらは揃って「いずれのマシンも同じハイドロリック系のトラブルによって戦列を離れることになったことは残念。
次のレースに向け、マシンの信頼性を高めなければならない」と、語っている。
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