小林可夢偉(ザウバー)、最後のテストはマシントラブル
小林 可夢偉 (C)BMW Sauber F1
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2010年シーズン、日本人唯一のF1ドライバーとして期待の掛かるBMWザウバー・チームの小林可夢偉だが、今オフ最後のテストはマシントラブルに見舞われ、計画していた距離を消化することはできなかった。
「今日は最後のテストだから集中していたんだけど、技術的な問題により予定した距離を走り切ることができなかった。
それでも他の部分ではプログラムをこなしたので、全体としてはまあいい一日になったと思うけどね。
開幕戦に向け、僕自身の準備はすっかり整っていると思う。
バーレーンに行くのが今から楽しみだよ」
またウィリー・ランプ/テクニカル・ディレクターは「午前のトラブルはギヤボックス、また午後には燃料系のトラブルで残念ながら計画通りには走ることができなかった。
それでも今の時期にトラブルが出たのはいいことで、開幕戦までには十分な対処ができると確信している。
ラップタイムを考えれば、マシンの全体的なパフォーマンスには満足しているよ」と、自信をみせた。
次にこの『C29』が現れるのは、いよいよ開幕の地中東バーレーンということになる。
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