ハミルトン(マクラーレン)、チームの戦略に不満漏らす
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(24歳:イギリス)が、珍しく今回のオーストラリアGPでのチーム戦略に不満を漏らしていることがわかった。
ハミルトンは今回優勝したチームメイトのバトンが1ストップでレースを走り終えたのに対し、レース中2回のピットストップを強いられ、結果も6位というものに甘んじることになっている。
これについてハミルトンは自身の2回目のピットストップが余分と考えていて、もしこれがなければフェラーリ勢(3-4位)に後塵を拝することはなかったし、もちろんウェバー(レッドブル)との「無駄なバトルやアクシデント」もなかったことになると思っているからだ。
これについてハミルトンはレース中無線で再三バトンの2回目のピットストップについて問い質していたことが確認されている。
しかしロン・デニス前代表の秘蔵っ子と言われ、これまでマクラーレン・チームに忠誠を尽くしてきた2008年のF1チャンピオンであるハミルトンがチームに不満を漏らすのは極めて珍しいこと。
関係者からは大きな関心を持って見つめられている。
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