バルセロナ最終日、ハミルトンがオフテスト締める(2/28)
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
拡大します
今オフ最後のテストとなった28日(日)のバルセロナ合同テスト最終日、トップタイムで締め括ったのはマクラーレンのルイス・ハミルトンだった。
最終的なエアロダイナミックスを試したというそのタイム1'20.472は今回のテスト全体を通じても最速となるものだったが、やはり今季の有力候補であるレッドブルのウェバーがわずか0.024秒の僅差でこれに続いてみせた。
ウェバーは午後のセッションをチームメイトであるベッテルに託したが、ハミルトンのほうは午後のセッション、レース・ディスタンス・シミュレーションにトライした。
3番手はフェラーリのマッサでトップからは0.067秒差、こちらも午前にクイックラップを、午後にロングランを行ったが、マシントラブルによりしばしば中断を余儀なくされていた。
4番手はフォース・インディアのスーティル、5番手レッドブルのベッテル、6番手メルセデスGPのシューマッハ、7番手ウィリアムズのバリチェッロ、そして8番手の小林可夢偉(ザウバー)までがいずれも1分20秒台に並び、戦闘力のあるところを示した。
以下、トロ・ロッソのブエミは1分22秒台、ルノーのクビサは1分23秒台、ロータスのコバライネンは1分25秒台、最後尾ヴァージンのディ・グラッシに至っては1分26秒台と、間近に迫った開幕戦に懸念を残して終えた。
Pos. | Driver | Nat. | Car | TestTime | Lap |
1 | L.ハミルトン | GBR | McLaren Mercedes | 1'20.472 | 134 |
2 | M.ウェバー | AUS | RedBull Renault | 1'20.496 | 59 |
3 | F.マッサ | BRA | Ferrari | 1'20.539 | 113 |
4 | A.スーティル | GER | Force India Mercedes | 1'20.611 | 99 |
5 | S.ベッテル | GER | RedBull Renault | 1'20.667 | 76 |
6 | M.シューマッハ | GER | Mercedes | 1'20.745 | 122 |
7 | R.バリチェッロ | BRA | Williams Cosworth | 1'20.870 | 83 |
8 | 小林 可夢偉 | JPN | Sauber Ferrari | 1'20.911 | 67 |
9 | S.ブエミ | SUI | Toro Rosso Ferrari | 1'22.135 | 87 |
10 | R.クビサ | POL | Renault | 1'23.175 | 106 |
11 | H.コバライネン | FIN | Lotus Cosworth | 1'25.251 | 65 |
12 | L.ディ・グラッシ | BRA | Virgin Cosworth | 1'26.160 | 47 |
* 2009 TestTime : 1'18.871 J.バトン/Brawn GP (3/12)
* 2010 TestTime : 1'20.614 N.ヒュルケンバーグ/Williams Cosworth (2/26)
* ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です
| 固定リンク
最近のコメント