T.グロック(ヴァージン)、弱小チームの悲哀
Timo Glock (C)Virgin Racing
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英国有数の多国籍企業であるヴァージン・グループが資本参加、満を持して参加した筈のヘレス合同テストだったが、初日の5ラップに続き、2日目の11日(木)もマシントラブルから赤旗中断の原因を作った挙げ句、わずか11ラップの周回に留まったヴァージン・レーシングでは、ステアリングを担当したティモ・グロック(27歳:ドイツ)が弱小チームの悲哀を味わっているようだ。
「走行中、何の前触れもなく突然フロントウィングが破損して散らばってしまったんだ。
チームの説明によれば取り付け部分の不具合ということだけど、代替のパーツがなくその後は走ることすらできなかった。
他チームのマシンが走るのを見ているだけというのはつらいね。
明日はなんとかテストに復帰したいと願っているんだけど……」と、心許ないコメント。
昨年まで在籍したメーカーチーム・トヨタでは考えられないトラブルの続出に、さすがにグロックも環境の違いを感じざるを得ないようだ。
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