バレンシア合同テスト最終日もフェラーリ最速(2/03)
Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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3日(水)、最終日を迎えたバレンシア合同テストはフェラーリ『F10』を駆ったフェルナンド・アロンソがトップタイムを記録。
これで3日間連続でフェラーリのマシンがタイミングモニターのトップを独占する結果となった。
この日アロンソは1'11.470とただ一人ベストタイムを1分11秒台にいれ、前日僚友のマッサが記録したものよりさらにタイム短縮を果たしてみせた。
しかもこのタイムは燃料を軽くしたクイックラップではないということで、現時点で跳ね馬マシンの速さをさらに際だたせている。
2番手にはこの日再びコクピットに収まったデ・ラ・ロサにがつけ、ザウバー『C29』の速さが確実なものであることを示した。
3番手にはメルセデスGPのシューマッハ、最後はハイドロリック系のトラブルに見舞われた上にアロンソとは約1秒ものタイム差があったものの、まだマシンには改善の余地があるということで表情は穏やかなものだった。
4番手はここまでトラブルに苦しめられていたギヤボックスの問題を解決したトロ・ロッソが躍進、初めてステアリングを握ったハイメ・アルグエルスアリがつけた。
今季から再びコスワース・エンジンに戻ったウィリアムズは、ニコ・ヒュルケンバーグのドライブでこの日最後尾となった。
No. | Driver | Nat. | Car | TestTime | Lap |
1 | F.アロンソ | ESP | Ferrari | 1'11.470 | 127 |
2 | P.デ・ラ・ロサ | ESP | Sauber Ferrari | 1'12.094 | 80 |
3 | M.シューマッハ | GER | Mercedes | 1'12.438 | 82 |
4 | J.アルグエルスアリ | ESP | Toro Rosso Ferrari | 1'12.576 | 97 |
5 | J.バトン | GBR | McLaren Mercedes | 1'12.951 | 82 |
6 | V.ペトロフ | RUS | Renault | 1'13.097 | 75 |
7 | N.ヒュルケンバーグ | GER | Williams Cosworth | 1'13.669 | 126 |
* 2008 Test Time : 1'11.000 H.Kovalainen/McLaren Mercedes MP4-23(1/23)
* 2010 Test Time : 1'11.722 F.Massa/Ferrari F10(2/02)
(訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)
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