ザウバー・チーム、2010年の新運営体制を発表
Peter Sauber (C)BMW Sauber F1
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まだ小林可夢偉に続くドライバーが確定していないザウバー・チームだが、ペーター・ザウバー代表は一足先に運営面での新体制を正式発表した。
それによれば再びチーム代表となったペーター氏がレースの現場でも自ら陣頭指揮にあたるが、経営面での運営にはすでに1998年からチームの法的部門で指揮を執っていたモニシャ・カルテンボーン氏が新たにマネージング・ディレクターのポジションに就いてあたるという。
またこれまでプロ・サッカー・チームで働いていたペーター氏の子息アレックス氏(36歳:スイス)がチームに加わり、チーム全体のマーケティング部門を司るという。
父親のペーター氏はすでに66歳ということもあり、将来の後継者含みという面があるのかも知れない。
なお技術部門ではこれまで数々の成功マシンを送り出し、ペーター氏の腹心とも言えるテクニカル・ディレクターのウィリー・ランプ氏が全体の責任者になる。
マシン製造面の全体的責任を負うオペレーション・ディレクターにはユルク・フラクが任命された。
ペーター・ザウバー代表は、「F1は常に変化していて、成功を収めるためにはわれわれも刻々変化に対応する必要がある。
われわれは今回任務を分割し、チームの雰囲気を一新することとした。
現場は現場の、また運営は運営面のエキスパートがそれぞれ力量を発揮することだろう」と、語った。
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